クラビット点眼液
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クラビット点眼薬は結膜炎やものもらいなどの細菌感染症の治療に効果が有る点眼薬(目薬)です。有効成分レボフロキサシンは細菌の増殖を抑え、細菌の死滅と抗菌作用を示します。
発送時期によりパッケージが異なる場合がございます。
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- 有効成分
- レボフロキサシン0.5%
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- メーカー
- 参天製薬
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- 適応症
クラビット点眼液 5ml
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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1本 | 2,700円 |
1本あたり 2,700円 |
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クラビット点眼液について詳しく見る
商品詳細
クラビット点眼液とは、抗生物質を含んだ目薬です。有効成分"レボフロキサシン"はクラミジアや淋病のような性感染症の治療薬として用いられるクラビットという薬と同じ成分になります。
レボフロキサシンは様々な細菌を退治してくれるため、クラビット点眼液を使うことで細菌感染が原因となる様々な目の病気を治療できます。
- 眼瞼炎(がんけんえん)
- 麦粒腫
- 結膜炎 … アレルギー性は除く
- 角膜炎
- 涙嚢炎(るいのうえん)
結膜炎治療薬として、あるいは角膜炎治療薬としてなど幅広く活躍してくれるのがクラビット点眼液となります。
クラビット点眼液の特徴
クラビット点眼液には、3つの特徴があります。
■様々な細菌に効果を発揮
■目の病気への治療効果が高い
■重い副作用が少ない
ブドウ球菌、肺炎球菌、レンサ球菌など人のからだに侵入して悪さをする細菌にはたくさんの種類があります。
クラビット点眼液は色々な細菌に効果を発揮する抗生物質なので、いざという時に頼れる目薬です。
また薬を開発する時には臨床試験により、その薬が「病気にどれだけの効果があるか」「安全に使えるのか」などを確かめることが普通です。
クラビット点眼液は目の感染症に対する治療効果が高く、副作用も少ない薬だということが確認されています。
クラビット点眼液の効果・効能
細菌による感染症を治療するには、その細菌をからだから取り除かなければなりません。
クラビット点眼液は、殺菌作用を発揮することで感染症を治療する目薬となります。
人のからだにはたくさんの細胞がありますが、これに対して細菌は1つの細胞だけで成り立っている生物です。
細菌は細胞分裂をおこなうことでその数を増やしていきますが、増殖する時には「DNAの複製」をしなければなりません。
"DNA"とは、生物が生きていく上で必要となる全ての情報が刻まれた遺伝子情報です。
しかしDNAは二重らせん構造になっていて、そのままでは情報を読み取りにくく細菌はDNAの複製をおこなうことができません。
そこで細菌は"DNAジャイレース"という酵素を利用します。
DNAジャイレースはDNAのねじれを解消するものであり、それによってDNAの情報が読み取りやすくなるため細菌はDNAの複製(=増殖)が可能になります。
クラビット点眼液には、このように細菌の増殖には欠かせないDNAジャイレースの働きを阻害する作用があります。
すると細菌は増殖ができなくなり、死滅してしまうのです。
服用方法・使用方法
クラビット点眼液の使用方法は、次のとおりになります。1回1滴、1日3回点眼する
なお症状により適宜増減します。
クラビット点眼液の注意点
■最小限の使用に留める
クラビット点眼液の使用にあたっては耐性菌の登場などを防ぐため、原則として感受性(薬が効くかどうか)を確かめ、病気の治療上必要となる最小限の期間の投与に留めるようにしてください。
■クラビット点眼液が効かない細菌
クラビット点眼液によるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に対する有効性は証明されていません。
MRSAによる感染症だということが明らかであり、症状が改善されない場合はすぐに抗MRSA作用の強い治療薬を使用してください。
副作用
クラビット点眼液による副作用症状は、次のとおりです。過敏症 | 頻度0.1%未満 | 蕁麻疹(じんましん)、眼瞼炎(まぶた発赤・浮腫など)、眼瞼皮膚炎、そう痒感 |
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頻度不明 | 発疹 |
眼 | 頻度0.1~5%未満 | 刺激感、びまん性表層角膜炎などの角膜障害 |
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頻度0.1%未満 | 結膜炎(結膜充血・浮腫など)、眼痛 |
※副作用が現れた場合、クラビット点眼液の使用を中止するなど適切な処置をおこなってください。
重い副作用症状
ショック、アナフィラキシー | 気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手や足の冷え・しびれ、蕁麻疹、全身の発赤、顔やノドの腫れ、ゼーゼーと息苦しい、めまい、血圧の低下、目の前が暗くなり意識が薄れる |
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注意点
クラビット点眼液との併用禁忌薬はありません。クラビット点眼液を使用できない方
■クラビット点眼液の成分レボフロキサシン、オフロキサシンおよびキノロン系抗菌剤に対し過敏症(アレルギー)の既往歴のある患者さん