ジェイゾロフト
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ジェイゾロフトはうつ病などを治療する抗うつ剤です。その他にも強迫性障害、パニック障害、PTSDの治療にも用いられます。抗うつ効果が強すぎず、副作用が少ないことから服用者の多い抗うつ剤です。
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- 有効成分
- 塩酸セルトラリン
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- メーカー
- ファイザー
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- 適応症
ジェイゾロフト 50mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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ジェイゾロフト 100mg
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ジェイゾロフトについて詳しく見る
商品詳細
ジェイゾロフトとは、2006年に国内で認可された抗うつ剤です。SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)の系統に含まれ、セロトニンにのみ作用し余計なところに作用しないことから副作用が少ない種類とされています。
同系統のパキシルやレクサプロにくらべると抗うつ効果は強くもなければ弱くもないといったところですが、「強すぎず、副作用が少ない」ということから世界中で幅広く支持を受けている抗うつ剤です。
ジェイゾロフトの特徴ジェイゾロフトの特徴は、2つあります。
■1日1回の服用で1日以上効果が持続
■うつ病以外にも、パニック障害やPTSD(外傷後ストレス障害)にも効果を発揮
少ない服用回数でうつ病治療を行うことができ、副作用も抑えられていることから安全性が高く、服用しやすい薬となっています。
ジェイゾロフトはアメリカで強迫性障害の治療薬としても認可されていて、その他にも摂食障害などさまざまな精神疾患に効果を発揮する薬として期待されています。
ジェイゾロフトの効果・効能ジェイゾロフトはSSRIと呼ばれる抗うつ剤に分類される薬です。
SSRIは「Selective Serotonin Reuptake Inhibitor」の略称で、簡単に言うと神経物質であるセロトニンを増やす薬になります。
人の神経と神経の間のことを神経間隙(かんげき:シナプス間隙とも)と呼びますが、ジェイゾロフトは神経間隙でのセロトニンの量を増やすはたらきがあります。
神経間隙に放出されたセロトニンが吸収(再取り込み)されるのをブロック(阻害)します。
放出されたセロトニンが吸収されなければ神経間隙に残るので、セロトニンの濃度が上昇していきます。
セロトニンの濃度が上昇することで憂鬱な気分を改善したり意欲を高めてくれ、抗うつ効果を発揮します。
服用方法・使用方法
ジェイゾロフトの服用方法は、次のようになっています。1日25mgを初期用量として、1日100mgまで漸増(徐々に増やす)し、1日1回の服用
ただし、年齢や症状によっては用量が適宜増減するとしています。
また1日100mgを超えない範囲での増減になります。
ジェイゾロフトの注意点■抗うつ効果を発揮する用量について
抗うつ効果が発揮される有効量には大きな個人差があります。
25mg(最小量)から服用を開始し、増量は良い効果が期待できる必要最小量だけ増量します。
人によっては、2~3週間ほど効果が発揮されるまでに時間がかかります。
■吐き気への対処方法
ジェイゾロフトは飲みはじめから2週間ほど吐き気が続くことがあります。
続くようであれば、吐き気止めや胃薬で対処することができます。
■ジェイゾロフト服用開始によって気分が不安定になる場合
ジェイゾロフトを飲みはじめた時や増量した時に、気分が不安定になることがあります。
家族の方や周囲の方もうつ病患者さんの行動の変化や不穏な行為には注意して下さい。
理由は明確になっていませんが、攻撃性や敵意、衝動性などにもとづく犯罪行為に発展している報告もあります。
■自己判断によるジェイゾロフトの服用中止
ジェイゾロフトの服用を勝手な判断で中止してはいけません。
急な服用中止はその反動によって症状が悪化することや、からだの具合が悪くなることがあります。
服用中止の際は、徐々に減量していきます。
■ジェイゾロフトの服用期間
うつ病は症状が良くなってからも、しばらくの間は服用を続けていきます。
これは「揺りもどし」によって再発を予防するためになります。
症状の回復には個人差がありますが、6ヶ月~2年ほどがジェイゾロフトの服用期間になります。
副作用
ジェイゾロフトは比較的安全性が高い薬とされています。従来までの抗うつ剤に見られる「口の渇き」「便秘」「尿閉」などの抗コリン作用も少なくなっています。
安全性から考えても長期の服用に適した抗うつ剤とされています。
その他の症状としては、次のような症状があります。
精神系 | 頻度1%以上 | 睡眠障害(不眠等)、錯乱状態 |
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頻度1%未満 | 悪夢、易刺激性、易興奮性、うつ病、躁病、精神症、多幸症、リビドー減退、記憶障害、注意力障害 | |
頻度不明 | 攻撃的反応、不安、焦燥、興奮、幻覚 |
神経系 | 頻度1%以上 | 傾眠、頭痛、浮動性めまい、振戦、感覚減退 |
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頻度1%未満 | 起立性めまい、味覚異常、頭部不快感、運動障害(アカシジア、錐体外路症状、運動過多、歯ぎしり、歩行異常等)、錯感覚 | |
頻度不明 | 不随意性筋収縮、ジスキネジー、ジストニー、偏頭痛、失神 |
感覚器 | 頻度1%未満 | 調節障害、視覚異常(霧視、羞明、視力低下等)、耳鳴、耳閉感、回転性眩暈 |
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頻度不明 | 散瞳 |
循環器 | 頻度1%以上 | 動悸 |
---|---|---|
頻度1%未満 | 起立性低血圧、血圧低下、血圧上昇、頻脈 |
肝臓 | 頻度1%以上 | ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、γ-GTP増加 |
---|---|---|
頻度1%未満 | LDH増加、Al-P増加、総ビリルビン増加、直接ビリルビン増加 |
血液 | 頻度1%未満 | 白血球数増加又は減少、単球増加、血小板数減少、出血傾向(鼻出血、胃腸出血、血尿など) |
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頻度不明 | 血小板機能異常、紫斑、斑状出血、皮下出血 |
消化器 | 頻度1%以上 | 悪心・嘔吐、口内乾燥、下痢・軟便、便秘、腹部不快感、腹痛、腹部膨満、消化不良、食欲不振 |
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頻度1%未満 | 胃腸障害、食欲亢進 | |
頻度不明 | 膵炎(すいえん) |
過敏症 | 頻度1%以上 | 発疹 |
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頻度1%未満 | 蕁麻疹(じんましん)、そう痒症、顔面浮腫、眼窩周囲浮腫 | |
頻度不明 | 光線過敏性反応 | |
泌尿器・生殖器 | 頻度1%未満 | 排尿困難、尿閉、頻尿、性機能障害(射精遅延、持続勃起症等)、月経障害 |
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頻度不明 | 尿失禁・夜尿、乳汁漏出症、女性化乳房 |
筋・骨格 | 頻度1%未満 | 背部痛、関節痛、筋緊張異常(筋硬直、筋緊張亢進、筋痙攣等) |
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代謝・内分泌 | 頻度1%未満 | 総蛋白減少、総コレステロール増加、尿糖、尿蛋白 |
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頻度不明 | 甲状腺機能低下症、低ナトリウム血症、高プロラクチン血症、血糖異常 |
その他 | 頻度1%以上 | 倦怠感、多汗(発汗、寝汗など) |
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頻度1%未満 | 無力症、熱感、異常感、胸痛、胸部圧迫感、疲労、発熱、ほてり、悪寒、体重減少、体重増加、末梢性浮腫、あくび、脱毛症 | |
頻度不明 | 気管支痙攣(けいれん) |
重い副作用症状
セロトニン症候群 | 落ち着かない、不安、興奮・混乱、不眠、体の震え・ぴくつき、めまい、発熱、発汗、頻脈、下痢、血圧上昇 |
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悪性症候群(Syndrome malin) | 動かず黙り込む、体の硬直、飲み込みにくい、急激な体温上昇、発汗、頻脈、ふるえ、精神変調、意識障害 |
痙攣(けいれん)・昏睡 | 筋肉のぴくつき、筋肉の硬直、手足けいれん、全身けいれん(ふるえ、白目、硬直)、混乱・もうろう状態、意識がなくなる |
肝機能障害 | だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色 |
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH) | だるい、のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、気を失う |
重い皮膚・粘膜障害 | 発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感 |
アナフィラキシー | じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい |
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群) | 発疹・発赤、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感 |
注意点
ジェイゾロフトと併用できない薬は、次の2種類になります。併用禁止■エフピー
- 発汗
- 不穏
- 全身痙攣(けいれん)
- 異常な高熱
- 昏睡
エフピーを服用していた方がジェイゾロフトを服用する場合や、ジェイゾロフト服用後にエフピーを服用する場合には、14日間以上の間隔をおく必要があります。
■オーラップ
ジェイゾロフトとの併用によってオーラップの最高血中濃度が約1.4倍に増加したことが報告されています。
QT延長を引き起こす恐れがあることから、ジェイゾロフトと併用できません。
ジェイゾロフトを服用できない方■ジェイゾロフトの成分塩酸セルトラリンに過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■MAO阻害剤の服用中あるいは服用中止から14日以内の方
■オーラップ服用中の方
ジェイゾロフトとの併用に注意が必要な薬■オキサゾリジノン系合成抗菌剤
重い副作用であるセロトニン症候群が現れる恐れがあります。
- ザイボックス
相互作用によって作用が強まる恐れがあり、「脱力」「反射亢進」「協調運動障害」「錯乱」「不安」「焦燥」「興奮」などの症状が現れます。
■解熱鎮痛消炎剤・癌疼痛治療剤
セロトニン作用を強めてしまう恐れがあります。
- トラマール
- メサペイン
- ソセゴン
L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質のため、脳内のセロトニン濃度を上昇させる恐れがあります。
- セイヨウオトギリソウ含有食品
副作用が現れる確率を高める恐れがあります。
- リーマス
■三環系抗うつ剤
薬の血中濃度が上昇し、作用を強める恐れがあります。
- アナフラニール
- トフラニール
- トリプタノール
- ワーファリン
「鼻血」「胃腸出血」「血尿」などの異常出血が現れる恐れがあります。
など
■血糖降下薬
ジェイゾロフトが血糖降下薬の代謝を阻害する恐れがあります。
- ヘキストラスチノン
ジェイゾロフトのAUCや血中最高濃度、半減期などを延長する恐れがあります。
- タガメット
ジェイゾロフトとの相互作用は認められてはいないものの、他の抗うつ剤では作用が強まる恐れが報告されています。
ジェイゾロフトのレビュー・口コミ
匿名希望 さん31歳歳
5
2017-09-07
仕事もやめて、彼女とも別れて、自分に残ったのはうつ病だけ・・・
そんな毎日が嫌で、正直死にたいと思ったこともあります。
ただジェイゾロフトの服用をはじめてからそんな悲観的な気持ちが和らぐようになりました。
今では調子が良い時は外出もでき、時間をかけながらうつ病と向き合っています。
匿名希望 さん29歳歳
5
2017-09-07
もともと効き目がかなり強い三環系の抗うつ剤を服用していました。
ただ副作用も強くでてしまい、切り替えを検討していた時に見つけたのがジェイゾロフトでした。
ちょうどよい効き目で、長時間作用が期待できるので、ジェイゾロフトに切り替えてからは生活も楽になってきています。
うつ病の方で病院にいくのがキツイという方は、個人輸入で抗うつ剤を購入するのも1つですよ。
匿名希望 さん33歳歳
5
2017-09-07
職場でいろいろとあり悩んでおり、それがストレスになってうつ病になりました。
日中に症状がきつくなり仕事も辞めざるを得ず、今は自宅でジェイゾロフトを服用しながらからだを休めています。
抗うつ剤の中でもジェイゾロフトは世界的に人気なようで、強すぎず弱すぎない効果が気に入っています。
服用してから症状も楽になってきているので、これからも1日1回の服用を続けていこうと思います。
匿名希望 さん34歳歳
5
2017-09-07
まさか自分がうつ病になるとは思ってもみませんでした。
周囲が異変に気付いてくれ病院にいってみてはじめて自分が心の病であることを知りました。
通院するのも嫌になってしまい、今ではお薬110番でジェイゾロフトを購入しています。
1日1回の服用で済ませられ、副作用も少ないことから助かっています。
当分はジェイゾロフトの服用が必要となるかと思いますが、回復することを信じて治療を続けていこうと思います。