プロペシア
プロペシアは抜け毛を防ぐAGA治療薬です。国内では医師の処方が必要ですが、通販では格安のジェネリックを購入することが可能です。
プロペシアの一覧
プロペシアとは
プロペシアとは、世界60ヶ国以上にわたって使用されているAGA(男性型脱毛症)の治療薬になります。
世界的にも医師がはじめて処方する、飲むAGA治療薬になり、ヘアサイクルを整えることで薄毛の進行を抑制、あるいは発毛を期待することができます。
日本では2005年に厚生労働省から承認を得て、プロペシアの販売がスタートしています。
ある意味で男性の永遠のテーマでもある薄毛ですが、プロペシアを服用することで次のような有効性が示されています。
発毛 ・・・ 25%
現状維持 ・・・ 50%
効果なし ・・・ 25%
この数字からわかることはプロペシアが発毛薬というよりも、脱毛症状の進行を抑制させる薬であることが分かります。
有効性という意味では75%の方に効果を示しているので、脱毛に対して高い改善効果がありますが、発毛を実感できる方は全体でみると決して多い数字とは言えません。
あくまでも過度に発毛を期待する薬としてではなく、現状の髪の量を維持する薬と考えた方が良いはずです。
プロペシアで脱毛の進行を抑え育毛成分ミノキシジルとの併用により、相乗効果から健康的な髪の成長を促進しつつ脱毛の進行を抑えることができます。
AGAを専門的に取り扱っているクリニックや一部の病院でもプロペシを処方してもらうことはできますが、保険適用外となることから1錠あたりの価格は多少高くなります。
- プロペシア(1錠あたり) ・・・ およそ270円
1日1錠を少なくとも半年服用が必要になるので、プロペシアの処方費用だけで考えても治療費は高くなります。
またプロペシアは脱毛症状が抑えられた、または発毛したからといって服用を中止してしまうと再び脱毛は進行します。
つまり服用を続けることが大切な薬になるので、そういった意味でも治療費はかさむ一方です。
なんの病気でも同じだと思いますが、かかる治療費をできるだけ安く抑えたいというのが本音なところであり、高くなればなるほど断念せざる負えない方も増えてきます。
そこでお勧めするのが、プロペシア成分フィナステリドを同用量で含んでいる各種のプロペシアジェネリックです。
プロペシアのジェネリック医薬品
プロペシア成分フィナステリドを含んだプロペシアのジェネリック医薬品には、次のような種類があります。
これらの製品は品質が高いジェネリック医薬品であることはもちろんですが、その価格の安さも魅力の1つになります。
どの種類のプロペシアジェネリックも1錠あたりが数十円~百数十円になることから、長期にわたっての服用でも負担を抑えながらAGA治療することができます。
海外通販(個人輸入代行)を利用することで誰でも簡単に購入することができますが、成分フィナステリドは未成年の方や女性の方への安全性は確認されていないことから購入は控えるようにして下さい。
プロペシアの特徴
プロペシアの特徴は発毛や脱毛の進行遅滞だけに留まらず、髪の質まで改善できることです。
髪本来の太さや硬さを取り戻すことができ、細く弱々しくなった髪でも健康的になります。
健康になった髪は抜け落ちにくくなり、太さがでることでボリュームもでるので薄毛が目立たないようにもなります。
また男性によっては望ましくない特徴ですが、副作用の中には性欲の減退やED(勃起不全)があります。
プロペシアには男性ホルモンのはたらきを抑える作用があるので、人によっては性行為の質を低下させることがあります。
しかしその発生率は非常に低く、副作用として現れる確率は0.1%未満となっています。
繊細な男性は気にしすぎるところがありますが、気にしすぎは思い込みから心因性EDを招くことにもつながります。
プロペシアを服用する上で、性欲減退やEDなどの副作用は念のために知っておく必要がありますが、気にしすぎることは禁物となります。
プロペシアの効果・効能
プロペシアはAGA(男性型脱毛症や壮年性脱毛症とも呼ばれます)のみに効果をしめし、その他の脱毛症に対して効果はありません。
AGAに該当する症状は以下のようなものです。
【AGAの初期症状】
・抜け毛の量が増える
・髪質が細く柔らかくなる
・髪の毛のハリ、コシが感じられなくなる
【AGAのパターン】
・前頭部のみ
おでこの生え際が後退する
・頭頂部のみ
頭のてっぺんやつむじあたりから薄くなる
・前頭部と頭頂部の両方
以上のような初期症状、薄毛のパターンの場合、AGAの可能性が考えられます。
この場合にはプロペシアが効果をしめし改善がおおいに期待できます。
その他の脱毛症とは、以下が例に挙げられます。
・円形脱毛症
・女性男性型脱毛症(FAGA)
・脂漏性脱毛症
・粃糠性脱毛症
・分娩後脱毛症
・牽引性脱毛症
以上の脱毛症はプロペシアに治療する効果はありませんので注意が必要です。
プロペシアの作用
AGAの原因には男性ホルモンである「テストステロン」が大きく関わっています。
遺伝という説もありますが、実際のところ遺伝による薄毛は明確なことがわかっていません。
男性ホルモンであるテストステロンは「5α還元酵素」という酵素によって、悪玉性の男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)へと変化させられてしまいます。
このDHTが、脱毛を起こす元凶となります。
実際にAGAの男性の頭皮からは、多くのDHTが見つかっています。
正常なヘアサイクルを乱してしまい髪の成長期を大幅に短くしてしまうことで、毛髪が成長しきることなく抜け毛となったり薄毛となります。
テストステロン + 5α還元酵素(1・2型) = DHT(ジヒドロテストステロン)
プロペシア成分フィナステリドには、5α還元酵素を阻害する作用があります。
つまり、テストステロンがDHTに変化するのを抑えることができます。
頭皮内にDHTが少なくなることで乱れたヘアサイクルが元に戻り、発毛や髪の成長を促進し脱毛の症状を抑えることができるようになります。
プロペシアの飲み方
プロペシアの飲み方は有効成分のフィナステリドとして0.2mgを1日1回服用するところから始めます。
1日あたり1mgを上限として増量することができます。
プロペシアはAGA治療に効果がありますが、即効性がある薬ではありませんのでその効果を実感するには長期間にわたって使用する必要があります。
服用開始から早くて3ヶ月、平均して6ヶ月の服用期間が定められています。
効果があらわれるまでに時間を要する理由としては、毛周期(ヘアサイクル)にあります。
本来は成長期、退行期、休止期を繰り返す毛周期のAGAによる乱れを正常に戻し、AGAの症状を改善しますが新しい髪の毛が成長するスピードが早くなるわけではありません。
したがって6ヶ月以上の服用が推奨されています。
プロペシアの副作用
プロペシアには副作用が報告されています。
【主な副作用】
・性欲減退
・勃起不全(ED)
【重大な副作用】
・肝機能障害
【その他起こりうる副作用】
・過敏症
そう痒症、蕁麻疹、発疹、血管浮腫など
・生殖器
睾丸痛、男性不妊症、精液の質低下、リビドー減退、勃起不全、射精障害、精液量減少
・肝臓
AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ-GTP上昇
・その他
乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、眩暈
いずれの副作用も、症状や異常が現れた場合には投与を中止し医師に相談するなど適切な対応をしなければなりません。
プロペシアの併用禁忌薬
プロペシアは他の医薬品との併用による影響は認められていません。
したがって併用禁忌薬はありません。
プロペシアの併用注意薬
プロペシアは併用に注意すべき併用注意薬はありません。
プロペシアを服用できない方
・プロペシアの成分であるフィナステリドに対して過敏症の経験がある人(禁忌)
フィナステリドにアレルギーが有る人は服用できません。
・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人(禁忌)
プロペシアが持つDHT産出阻害作用によって胎児もしくは乳児が男子の場合、生殖器官等の正常発育に悪影響を及ぼすおそれがあります。
プロペシアの偽物に注意
プロペシアは非常に優れた医薬品ですが、残念ながら偽物が出回っています。
偽物のプロペシアはフィナステリドが規定の量よりも少なかったり、そもそも含まれていなかったりします。
劣悪な環境で不衛生な手法で製造されているケースも報告されており、最悪の場合健康被害が発生する可能性もあります。
日本国内の医院で処方されるプロペシアは当然ながら100%本物のプロペシアです。
お薬110番(以下当サイト)はお客様の信頼していただけるよう全て鑑定書付きのプロペシアを取り扱っており安心してお買い求めいただけるよう努力しております。
プロペシアの開発秘話
プロペシアの主成分であるフィナステリドはもともとは前立腺肥大治療の薬として研究開発されました。
前立腺肥大は男性ホルモンの変化によって発症すると考えられており、フィナステリドのDHT産出阻害作用が優位に働くことで治療することがアメリカ食品薬品局(FDA)によって前立腺治療薬として1992年に認可されました。
臨床試験で被験者に毛が生えるという副作用が報告され、この想定外の嬉しい副作用を効果効能とするべく改めて研究開発され、1997年にAGA治療薬プロペシアとしてアメリカ食品薬品局(FDA)から認可を受けた開発経緯があります。