禁煙治療薬
禁煙治療薬は、ストレスなく禁煙するのを助けてくれるお薬です。離脱症状なども起こりにくく、スムーズに禁煙することができます。チャンピックス、ガム、パッチなどがあります。
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禁煙治療薬とは
禁煙治療薬とは、タバコをやめるのをサポートしてくれる医薬品になります。
サポート薬を使うことによってニコチンが切れた時に起こる離脱症状を緩和することができ、禁煙を続けやすくしてくれます。
海外では、自力で禁煙するのに比べて成功率を3~4倍を高めてくれるとの報告もあります。
禁煙を成功に導く確率を高める禁煙治療薬ですが、その種類は全部で4つあります。
これらはニコチンを含む薬と含まない薬に分けることができます。
どの禁煙治療薬も医薬品になりますが、ニコチンを含んだ薬はドラッグストアなどでも購入できるメリットがあります。
一方で、ニコチンを含まない薬は病院(禁煙外来など)のみでの処方となり禁煙効果が高いものの、人によっては保険適用外となることもあります。
これから禁煙をはじめようと思っている方は、禁煙にかかる治療費や、自分にどの禁煙治療薬が合っているかなども悩むはずです。
ここでは4つの禁煙治療薬のメリットや、どの位の費用がかかるのかなど、それぞれの特徴について解説していきます。
チャンピックス
チャンピックスとは、ニコチンを含まない非ニコチン製剤と呼ばれる禁煙治療薬です。
ニコチンガムやニコチンパッチと大きく異るのは、成分にニコチンを含まなくても無理なく禁煙を続けられることです。
チャンピックスの成分には「バレニクリン酒石酸塩」と呼ばれるものが含まれ、脳にあるニコチン受容体を刺激することで快楽物質であるドーパミンを放出させます。
これにより離脱症状を緩和させることができ、さらに服用中、タバコを吸っても「おいしい」などの満足感を感じにくくし、タバコ離れを加速させてくれます。
服用期間は12週間となり、最後まで服用を続けた方の禁煙成功率は約49%となっています。
チャンピックスの服用によって2人に1人が禁煙に成功しているので、画期的な禁煙治療薬とされています。
ただし、チャンピックスは処方せん医薬品となることから、ドラッグストアなど市販の一般医薬品のように簡単には購入することができません。
禁煙外来に受診し、いくつかの条件を満たすことで保険適用で禁煙治療をスタートさせることができます。
ですが、いくつかの条件に満たない場合には保険適用外となることから、人によっては自費負担となります。
ニコチンガム
ニコチンガムとは、口の中からニコチンを摂取するタイプの薬です。
市販薬としても販売されていることから、手軽に購入することができます。
使用方法も簡単で、次の手順を繰り返し行います。
1.ピリッとした味を感じるまで、ゆっくりと15回程度を目安にガムを噛みます。
2.次に、1分ほどを目安に歯茎とほほの間にガムを置きます。
3.1と2を30~60分ほど繰り返し行い、最後はティッシュなどに包んで捨てます。
タバコに置き換えてガムでニコチンを摂取する禁煙治療方法になることから、「ニコチン置換療法」とも呼ばれています。
自分の意思のみで禁煙するのに比べ、ニコチンガムを使用することで禁煙の成功率は約2倍に膨らむとされています。
ニコチンパッチ
ニコチンパッチはニコチンガムと同様に、ニコチンを含んだパッチをからだに貼って皮膚から摂取するタイプの薬になります。
禁煙成功率も約2倍と変わることはないですが、ガムと異なり、時間と場所を選ばずに使用できるメリットがあります。
腕やお腹、背中など目立たないところに貼ります。
1日1回の使用で良く、就寝時には剥がすようにします。
皮膚に貼っておくだけで、1日中効果が持続し禁煙をサポートしてくれます。
ニコチンガムの場合、使用方法を誤ってしまうとタバコからガムにニコチン依存が移ってしまうことがあります。
ニコチンパッチの場合には、そう言った心配はないので安心して使用することができます。
ザイバン
ザイバンとは、日本では未承認の禁煙治療薬となります。
チャンピックスと同じく飲むタイプの医薬品になり、成分には「ブプロピオン」という医薬品成分が含まれています。
成分ブプロピオンはもともと抗うつ剤として使用が行われていましたが、禁煙効果が発見され10年以上にわたって禁煙治療の第一選択薬としてアメリカでは位置づけられています。
ザイバンの禁煙成功率は、ニコチンガムやニコチンパッチの約2倍になると言われています。
国内処方は行われていませんが、個人輸入の海外通販を利用することで購入することもできます。