むくみ(浮腫)
むくみは血液中の水分が、足、顔、全身などにたまってしまい、太って見えてしまうデメリットがあります。解消方法、症状、原因などをご紹介します。
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むくみとは
むくみとは・・・血液中にある水分が何らかの原因によって全身や顔や手足など、特定の部分に溜まってしまうことです。
立ちっぱなしや座りっぱなしなど長時間同じ姿勢、食生活の乱れ、女性特有の生理前のホルモンバランスの変化など、身近な生活習慣が原因で起こります。
ほとんどは一時的なむくみですが、むくみやすい方は太りやすく、逆に太っているとむくみやすくなるという悪循環に陥ることもあります。
また突然ひどいむくみが現れた場合には内臓の病気が原因の可能性もあるので、身近な症状でも油断はできません。
むくみの解消法としてよく知られる生活習慣の見直しやマッサージに併せて、利尿剤などで余分な水分を排出すると更に効果的です。
むくみの解消方法
多くのむくみは、日常生活の中に次のようなことを取り入れるだけでも解消することが可能です。
- 1日の食事内容の見直し
- 生活習慣の改善
- 適度な運動
- 血行改善のためのマッサージ
また、むくみ解消には利尿剤であるラシックスやそのジェネリック医薬品も効果的です。
尿量が増えて、余分な水分を排出することができます。
自分に合った解消法を見つけて、むくみとサヨナラしましょう。
むくみの症状
むくみの症状は出やすい箇所があり、主に顔、足、手に出やすい傾向があります。
血管からしみ出す水分量が増えることでむくみは発生するので、血液のめぐりが悪くなりやすい足、手のような身体の末端に発生しやすい症状です。
顔のむくみ
顔にむくみが発生すると、
- 全体的に顔が下がる
- 目が腫れぼったくなる
- フェイスラインが崩れ顔が普段よりも大きく見える
以上のような状態に繋がります。
顔の中でもまぶた、目の下、頬、こめかみに水分と老廃物が溜りやすい傾向があるのでこれらの部位を集中的にマッサージすることで改善がはかれます。
足のむくみ
足は最もむくみが発生しやすい部位です。
- 指で押すとへこんだようになる
- 腫れぼったくなって靴が履きにくい
などの分かりやすい自覚症状がはっきりとあらわれます。
脚の筋肉(特にふくらはぎ)が血液を心臓に戻すポンプの役割をしていますが、筋力が低下していたりすると血液中の水分が脚に停滞し、むくみの症状の発生に繋がります。
手のむくみ
手にむくみが発生すると、
- 指輪が抜けなくなる
- 手を握りしめる際に違和感を感じる
といった自覚症状が発生します。
腕はマッサージしやすい部位ですのでこまめにリンパに沿ってマッサージをすることで手軽に予防改善することができます。
むくみの原因
1日の過ごし方や食生活など、日常生活の中の様々な要素がむくみの原因となってしまいます。
むくみ解消のためには、原因を突き止めることも重要です。
ここでは、むくみの主な原因をご紹介します。
長時間同じ姿勢が続く
立ちっぱなしや座りっぱなしなど、ずっと同じ姿勢が続いていた日は足がむくんでしまい、履いていた靴がキツくなってしまうことがあります。
立ち仕事が続くと、重力の影響により血液中の水分が足に溜まってしまい、むくみの原因となります。
一方でデスクワークの場合、ずっと椅子に座っていることで太ももの裏側の血管が圧迫されてしまいます。
すると血流が滞ってしまい、これもむくみの原因となってしまいます。
食生活の乱れ
ラーメンやファストフードなど、塩分が多く含まれた食品を食べた後はノドが渇くことあります。
これは、体内の塩分濃度を下げるためにからだが水分を欲しがるために起こるものです。
塩分を摂り過ぎてしまうと、からだの余分な水分が排出されにくくなるので、むくんでしまいます。
ただし適度な塩分や水分は人のからだに欠かせない栄養素でもあり、不足してしまった場合もむくみやすくなることがあるので、過剰な食事制限も厳禁です。
また、アルコールもむくみの原因の1つとなります。
お酒を飲んだ後はからだが一時的な水分不足となり、必要以上の水分を摂ってしまうためです。
筋力不足
血液は、心臓から送り出されてから全身を巡り、再び心臓へと戻ってくるという流れで循環しています。
この時に足に流れた血液は、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を担い、足から心臓へと血液を押し返してくれています。
そのため加齢や運動不足により筋力が低下すると、筋肉のポンプ機能が弱まり、余分な水分が溜まりやすくなってむくみの原因となります。
女性特有の原因
生理や妊娠、閉経などの女性特有の現象、あるいは女性に起こりやすい冷え性もむくみの原因となります。
いずれも血流の低下を招くため、むくみを引き起こしてしまいます。
病気や薬の影響
大半のむくみは生活習慣によって引き起こされる一過性の症状です。
しかし薬の副作用や何らかの病気の影響によりむくみが生じることもあります。
不安な場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。
むくみのメカニズム
むくみは医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれ、からだの中に水分が溜まった状態となります。
そのメカニズムとして、血液の流れが大きく関係しています。
人の体内において血液は心臓から全身に送られ、血液中の水分が全身の細胞と栄養や老廃物の受け渡しをしています。
その後、血液は再び心臓に戻り、また全身へと送られていくという流れで循環しています。
しかし、この時に何らかの原因で血液中の水分がうまく循環されずに、足や顔などに蓄積してしまうとむくみが生じてしまうのです。
むくみと肥満の関係
むくみとは、手足や顔などからだの一部が張ってしまう状態です。
顔が丸くなる、普段は履けるはずのブーツやヒールが履けなくなるなど、悩んでいる女性も多いことでしょう。
むくんでいる時は体重が増えてしまうこともあり、同じく女性の悩みのタネとなる肥満と似ているところもありますが、両者には大きな違いがあります。
むくみの場合、時にはたった3日ほどで10kgも体重が増えてしまうこともあり、肥満と比べると短期間で見た目や数字に急激な変化が見られます。
また、むくみは"からだに余分な水分が蓄積した状態"であるため、体重は増えても体脂肪率は変わりません。
このようにむくみと肥満は全くの別物ですが、両者には密接な関わりがあります。
と言うのも、むくみやすい方は太りやすい体質となり、逆に肥満の方はむくみやすくなるという悪循環につながることもあるのです。
その他、両者を見分ける一般的な方法として、からだの気になる場所を指で10秒以上強く押して確かめる方法があります。
指を離した時にへこみが残っていればむくみ、すぐに元に戻るなら肥満となります。
理想の体型を手に入れるためにも、むくみの知識はきっと役に立ちます。