ベロデュアルインヘラー
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ベロデュアルインヘラーは喘息発作を緩和させる喘息治療薬です。2つの成分が配合されており、気管支の収縮を防ぎ、加えて拡げることによって喘息発作を改善していきます。
ベロデュアルインヘラー 10ml|200回分
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
ベロデュアルインヘラーとは、気管支を拡げる2つの成分が配合された喘息治療薬です。国内では未承認なものの、次のような成分の相乗効果による高い効果を期待できます。
- イプラトロピウム … 抗コリン薬
- フェノテロール … SABA(短時間作用型β2刺激薬)
これらの成分はどちらも素早く効果を発揮するため、ベロデュアルインヘラーは発作が起きた時に適した薬となります。
ベロデュアルインヘラーの特徴ベロデュアルインヘラーには、3つの特徴があります。
■2つの成分による相乗効果
■喘息発作を素早く抑える
■副作用が少ない
喘息の治療薬には"発作を予防する薬"と"起きた発作を抑える薬"の2種類に分かれます。
ベロデュアルインヘラーに含まれている2つの成分は、どちらにも後者の発作を抑える効果があります。
加えてそれらの成分による相乗効果も発揮されるので、より優れた治療効果を期待できる薬となっています。
またベロデュアルインヘラーは吸入薬となるので、薬の成分は気管支にのみ届けられます。
そのため薬が全身に回ることも少なく、副作用が起こりにくいという特徴もあります。
ベロデュアルインヘラーの効果・効能気管支喘息の患者さんは、空気の通り道である気管支が狭くなってしまうため呼吸が苦しくなるなどの症状が現れます。
そのため症状を和らげるためには、気管支を拡げなくてはなりません。
そこでベロデュアルインヘラーに含まれる2つの成分には、次のような効果があります。
- 気管支の収縮を防ぐ … イプラトロピウム
- 気管支を拡げる … フェノテロール
人のからだには「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経があります。
これらには正反対の働きがあり、シーソーのように交互に働くという特徴があります。
交感神経は例えば運動をする時などに活発化する神経となり、より多くの空気を取り入れるために気管支を拡げる働きがあります。
一方で副交感神経はリラックスしている時に働く神経なので、交感神経とは真逆に気管支を収縮させる働きがあります。
つまり喘息の症状を改善するためには、副交感神経の働きを抑えれば良いことが分かります。
副交感神経は、「アセチルコリン」という神経物質が「ムスカリン受容体」という器官と結びついた時に活発化します。
アセチルコリンが受容体と結びつく → 副交感神経が活発化 → 気管支が収縮
ここでベロデュアルインヘラーには、ムスカリン受容体にフタをする作用があります。
するとアセチルコリンは受容体と結びつくことができなくなり、気管支の収縮を防ぐことが可能になります。
これが成分イプラトロピウムの効果となります。
またもう1つの成分であるフェノテロールには、気管支の拡張に関わっている「β2受容体」を刺激する作用があります。
例えば運動をする時にはより多くの空気が必要になるため、β2受容体が刺激されて気管支が拡がります。
フェノテロールの効果はこれと同じく、β2受容体を刺激して気管支を拡げるというものになります。
このように"気管支の収縮を防ぐ"、"気管支を拡げる"という2つの効果を発揮して喘息の症状を改善するのがベロデュアルインヘラーとなります。
服用方法・使用方法
ベロデュアルインヘラーの使用方法は、次のようになります。1回1~2プッシュを、1日3回使用
1日の使用回数は最大で8プッシュまでとなります。
また国内では未承認薬のため、その他の注意点などは付属の添付文書でご確認下さい。