ザイザル
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ザイザルはアレルギー症状を抑え、アレルギー性鼻炎や花粉症を改善する治療薬です。従来の抗アレルギー薬に比べ、眠気の副作用が軽減されており、効き目が1回の服用で最大で32時間持続することが特徴です。
ザイザル 5mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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ザイザルについて詳しく見る
商品詳細
ザイザルとは、2010年から発売されている抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)になります。アレルギーによって起こるアレルギー性鼻炎や花粉症(季節性鼻炎)、蕁麻疹や皮膚のかゆみなどの治療に用いることができます。
従来までの薬にくらべ眠気などの副作用を起こしにくく、効き目が長く続くので1日1回の服用で1日以上効果が持続してくれます。
ザイザルの特徴ザイザルの特徴は、2つあります。
■従来の抗アレルギー薬にくらべ"眠気"が抑えられている
■効き目の持続は1日以上
初期に開発された抗ヒスタミン薬は、眠気が問題でした。
そこで眠くなりにくい薬として開発されたのが、第2世代抗ヒスタミン薬と呼ばれるザイザルです。
ザイザルが開発される元になったのが同じ抗ヒスタミン薬のジルテック(※リンク先はジェネリック)になり、ほぼ同じ効果があるとされています。
また、ザイザルはジルテックのアレルギーを和らげる成分のみを取り出してつくらています。
なので効果がほとんど変わることなく、より長い時間効き目が持続するようになっています。
臨床試験では最大で32時間効き目が持続したこともわかっており、1日1回の服用でくしゃみや鼻水などを和らげることができます。
ザイザルの効果・効能くしゃみや鼻水がでるのは、からだに入ってきた病原菌などを追い出すための正常な反応になります。
また鼻がつまるのは、からだに細菌が入れないようにするためにフタをしている状態です。
ただ、からだにとって有害なものだけをシャットアウトするのであれば問題はありませが、無害なものにまで反応することがあります。
良い例として花粉症があげられ、スギ花粉のような無害の物質に反応してしまうことで、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどに苦しめられます。
こういったアレルギー反応には"ヒスタミン"と呼ばれる物質が大きく関係しており、「ヒスタミン=アレルギーを起こす物質」という解釈で問題ありません。
ヒスタミン → ヒスタミン受容体(H1受容体) → アレルギー反応
ヒスタミンが受容体に結びついてしまうとアレルギー反応が起きるので、ザイザルはヒスタミン受容体のはたらきをブロックします。
その結果、ヒスタミンを抑えることにつながり、アレルギーの症状を抑えることができるようになります。
服用方法・使用方法
ザイザルの服用方法は、次のようになります。1回5mgを1日1回、寝る前に服用
なお、年齢や症状によって用量は適宜増減し、1日の最高用量は10mgまでとなります。
ザイザルの注意点■眠気に注意
ザイザルは眠気を催すことがあります。
服用してからの自動車の運転や、危険を伴うような作業は控えるようにしてください。
■花粉症の患者さん
花粉症の患者さんがザイザルを服用する際は、好発季節の直前から服用をはじめ、好発季節が終了するまで服用を続けるのが望ましいとされます。
■効き目の確認
ザイザルを服用しても効果が認められない場合、長期的に服用するのは控えるようにしてください。
副作用
ザイザルの副作用は、次のようになります。精神神経 | 頻度0.1~5%未満 | 眠気、倦怠感 |
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頻度0.1%未満 | 頭痛、頭重感、ふらふらする、しびれ感、めまい、浮遊感 | |
頻度不明 | 不眠、振戦、抑うつ、激越、攻撃性、傾眠、疲労、無力症、睡眠障害、錯覚感、幻覚、自殺念慮、湿疹、健忘、不随意運動、意識消失 |
消化器 | 頻度0.1~5%未満 | ノドが渇く、吐き気、食欲不振 |
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頻度0.1%未満 | 胃の不快感、下痢、消化不良、腹痛、腹部の不快感、胃痛、口唇炎、便秘、口唇の乾燥感、嘔吐、味覚異常、口内炎 | |
頻度不明 | 腹部膨満感、食欲亢進 |
循環器 | 頻度0.1%未満 | 動悸、血圧の上昇、不整脈、期外収縮、頻脈、発作性上室頻拍、心房細動 |
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血液 | 頻度0.1~5%未満 | 好酸球の増加 |
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頻度0.1%未満 | 好酸球の減少、リンパ球の増加、白血球の増加・減少、単球の増加、血小板の増加・減少 |
過敏症 | 頻度0.1%未満 | 発疹、蕁麻疹、むくみ(浮腫)、かぶれ、そう痒感、血管浮腫 |
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頻度不明 | 多形紅斑、薬疹 |
眼 | 頻度0.1%未満 | 結膜充血、霧視 |
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頻度不明 | 視覚障害、眼球回転発作 |
肝臓 | 頻度0.1~5%未満 | ALT(GPT)、AST(GOT)、総ビリルビンの上昇 |
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頻度0.1%未満 | AI-Pの上昇 |
腎臓・泌尿器 | 頻度0.1%未満 | 尿蛋白、BUNの上昇、尿糖、ウロビリノーゲンの異常、頻尿、血尿 |
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頻度不明 | 排尿困難、尿閉、遺尿 |
その他 | 頻度0.1%未満 | 耳鳴り、月経異常、胸痛、ほてり、息苦しさ |
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頻度不明 | 関節痛、手や足のこわばり、嗅覚異常、鼻出血、脱毛、咳嗽、体重の増加、筋肉痛、呼吸困難 |
重い副作用症状
ショック、アナフィラキシー | 呼吸困難、血圧の低下、蕁麻疹、発赤など |
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痙攣 | 痙攣が起きた際は、適切な処置を行うようにしてください。 |
肝機能障害、黄疸 | 全身の倦怠感、食欲不振、発熱、吐き気、肝機能数値の異常(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDH、AI-Pなどの上昇) |
血小板減少 | 鼻血、歯肉からの出血、血尿、皮下出血(青アザ、血豆)、血が止まりにくくなる |
注意点
ザイザルの併用禁忌薬は、特にありません。ザイザルを服用できない方■ザイザル成分レボセチリジン塩酸またはピペラジン誘導体(セチリジンやヒドロキシジンを含む)に対し過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■重い腎臓障害のある患者さん
ザイザルとの併用に注意が必要な薬■テオドール
ザイザルの排泄が遅れることがあります。
■ノービア
ノービアとの併用によりザイザルの曝露量が増加(40%)し、ノービアの曝露量がわずかに減少(-11%)するとの報告があります。
■アルコール
アルコールとの併用により中枢神経系に影響がある可能性があるので、十分注意してください。
■サンリズム
併用によりどちらの薬も血中濃度が上昇し、サンリズムの副作用が現れたとの報告があります。