グリソビンFP(ポンシルFP)
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グリソビンFPは古くから用いられている皮膚真菌症治療薬です。水虫やたむしなどの白癬菌が原因の症状に効果があり、飲み薬になることから塗り薬では治りにくい爪の水虫に効き目があります。
グリソビンFP(ポンシルFP) 250mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
グリソビンFP(ポンシルFP)は、古くからある皮膚真菌症治療薬になります。皮膚真菌症の代表的なものに、白癬菌があげられます。
白癬菌は、水虫・たむしなどの原因菌になります。
グリソビンFP(ポンシルFP)は飲み薬になることから、塗り薬では治りにくかったツメの水虫に良く効きます。
ラミシールなど皮膚真菌治療薬が登場してからは国内で処方される機会は減りましたが、海外では今でも治療に用いられています。
グリソビンFP(ポンシルFP)の効果・効能グリソビンFP(ポンシルFP)の作用は、2つあります。
■真菌の増殖を抑える作用
真菌は細胞を分裂させることで増殖をしますが、その際に紡錘糸(ぼうすいし)と呼ばれるタンパク質が現れます。
紡錘糸は「真菌の分裂装置」のようなものです。
グリソビンFP(ポンシルFP)の成分グリセオフルビンは、この紡錘糸を破壊する作用によって真菌が増殖するのを抑える効果を発揮します。
■真菌を殺菌する作用
水虫などの原因になる白癬菌は、タンパク質の一種であるケラチンを食べて生きています。
グリソビンFP(ポンシルFP)の成分グリセオフルビンは、白癬菌の餌となっているケラチンに結びつくことによって殺菌作用を発揮するとされています。
グリソビンFP(ポンシルFP)は、真菌の増殖を抑えながら殺菌してくれる皮膚真菌症治療薬になります。
服用方法・使用方法
グリソビンFP(ポンシルFP)の服用方法は、次のようになります。■成人
1日250~500mgを1回から数回に分けて服用
尚、年齢や症状によって服用量は適宜増減します。
■小児
1日の服用量を125~250mgとして、1回から数回に分けての服用
尚、年齢や症状によって服用量は適宜増減し、1日の服用量を375~500mgに増量しても良いとしています。
グリソビンFP(ポンシルFP)の注意点■グリソビンFP(ポンシルFP)の服用にあたって
グリソビンFP(ポンシルFP)の効果が認められない場合、服用を中止するようにして下さい。
また、水虫などの予防薬として服用はしないようにして下さい。
■定期的に検査を受ける
グリソビンFP(ポンシルFP)の服用によって、肝機能障害を起こすことがあります。
服用中は、定期的に肝機能検査を受けるようにして下さい。
■危険な作業は控える
グリソビンFP(ポンシルFP)の服用によって、眠気や集中力の低下がみられることがあります。
自動車の運転や危険を伴う作業は控える、あるいは十分に注意して行うようにして下さい。
副作用
グリソビンFP(ポンシルFP)の副作用症状は、次のようになります。過敏症 | 頻度不明 | 血管浮腫、光線過敏症 |
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皮膚 | 頻度不明 | 発疹、紅斑、蕁麻疹(じんましん)、色素沈着 |
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血液 | 頻度不明 | 顆粒球減少、白血球増多 |
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消化器 | 頻度不明 | 食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、心窩部痛、味覚異常、舌痛、口の渇き |
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精神神経 | 頻度不明 | めまい、頭痛、頭重、眠気、不眠症、耳鳴、抑うつ、視力障害 |
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腎臓 | 頻度不明 | 蛋白尿 |
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その他 | 頻度不明 | 倦怠感、発熱、関節痛、女性型乳房 |
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※赤文字の症状が現れた場合、グリソビンFP(ポンシルFP)の使用は中止して下さい。
※太文字の症状が現れた場合、症状を十分に観察し異常があればグリソビンFP(ポンシルFP)の使用を中止し、医師に相談するようにして下さい、
重い副作用症状
中毒性表皮壊死症 | 発疹、発赤、水ぶくれ、膿(うみ)、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、ノドの痛み、目の充血、発熱、全身の倦怠感 |
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SLE様症状 | 筋肉や関節が痛む、からだや顔が赤くなる、赤い斑点ができる、発熱、手や足、首の付け根のリンパ節が腫れる |
錯乱 | 混乱状態、もうろう状態、取り乱す、意味不明な言動 |
末梢神経炎 | 手や足のしびれ、感覚が鈍い、灼熱感、ピリピリと痛む、力が入らない |
ポルフィリン症 | 吐き気、腹痛、便秘、暗赤色の尿 |
肝機能障害、黄疸 | だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が茶褐色 |
注意点
グリソビンFP(ポンシルFP)の併用禁忌薬は、特にありません。グリソビンFP(ポンシルFP)を服用できない方■ポルフィリン症の患者さん
■肝障害の患者さん
■妊娠または妊娠している可能性がある方
■グリソビンFP(ポンシルFP)の成分グリセオフルビンに過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
グリソビンFP(ポンシルFP)との併用に注意が必要な薬■飲酒(アルコール)
グリソビンFP(ポンシルFP)とアルコールの併用によって、作用が強まる恐れがあります。
■クマリン系抗凝血剤
グリソビンFP(ポンシルFP)との併用によって、クマリン系抗凝血剤の作用を弱める恐れがあります。
- ワーファリン
■バルビツール酸誘導体
バルビツール酸誘導体との併用によって、グリソビンFP(ポンシルFP)の作用が弱まる恐れがあります。
- フェノバール
■避妊薬
グリソビンFP(ポンシルFP)との併用によって、避妊薬の作用を弱める恐れがあります。
など