アポミノサイクリンとは、クラミジア症・淋病などの性病治療やニキビの治療に効果を発揮してくれる抗生物質になります。
さまざまな細菌に対して有効なことから、慢性気管支炎や他の抗生物質が効かないマイコプラズマ肺炎などでも第2選択薬としても用いられます。
また適応症状には含まれず感染症とは関係はありませんが、リウマチの治療に応用して用いられることもあります。
古くからある歴史の長いテトラサイクリン系の抗生物質になることから、安全性なども問題なく使用することができます。

アポミノサイクリンの特徴アポミノサイクリンの特徴は、3つあります。

■幅広い細菌に関して効果を発揮
■抗菌力に優れている
■ニキビ治療に用いることもできる

古くから抗生物質として用いられているアポミノサイクリンですが、クラミジア症や淋病などには耐性菌の増加からジスロマックでの治療が行われることが多いです。
しかし、ニキビの治療を行う薬としても使用することができることから、市販薬では治療できないニキビに効果を発揮してくれます。

アポミノサイクリンの効果・効能感染症はからだの中で細菌が増殖した状態になっています。
細菌は1つの細胞からできているので、増殖を繰り返すためには分裂する必要があります。
分裂の原料となっているのがタンパク質です。
また、原料となるタンパク質を作りだすのが「リポゾーム」と呼ばれる器官になります。

アポミノサイクリンの成分であるミノサイクリンは、細菌のリポゾームの機能を阻害する作用があります。
すると合成に必要な原料をつくることができなくなり、細菌が分裂して増殖することができなくなります。
その結果、細菌の増殖を防ぎ細菌を死滅させる殺菌効果を発揮してくれます。

服用方法・使用方法

アポミノサイクリンの服用方法は、次のようになります。

初回の服用量を100～200mgとして、以後12時間あるいは24時間ごとに100mgの服用

尚、年齢や症状、体重などによって用量は適宜増減します。

アポミノサイクリンの注意点■アポミノサイクリンを服用してからの危険な作業は控える
アポミノサイクリンの副作用症状の中には、めまいがあります。
服用してから自動車の運転、高所での作業、危険の伴う作業などは控えるようにして下さい。
■服用期間終了後の注意
アポミノサイクリンの服用期間終了後、症状が完治しているかを性病検査キット等で確認するようにして下さい。

副作用

アポミノサイクリンの副作用症状で比較的多く見られるのは、胃腸症状になります。

腹痛
悪心
食欲不振

その他にも、次のような症状が現れることがあります。

過敏症	頻度0.1～5％未満	発疹
	頻度0.1％未満	発熱、手足や顔のむくみ(浮腫)
	頻度不明	蕁麻疹(じんましん)

皮膚	頻度0.1％未満	色素沈着(皮膚・ツメ・粘膜)
皮膚	頻度不明	光線過敏症、急性熱性好中球性皮膚症

精神神経	頻度0.1～0.5％未満	めまい、頭痛
精神神経	頻度0.1%未満	しびれ

肝臓	頻度0.1％未満	AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇などの肝機能検査値異常
肝臓	頻度不明	黄疸

消化器	頻度0.1～5％未満	嘔吐、下痢、舌炎
	頻度0.1％未満	便秘、口内炎、味覚異常
	頻度不明	肛門周囲炎、歯牙着色

血液	頻度不明	好酸球増多

腎臓	頻度0.1%未満	BUN上昇

菌交代症	頻度不明	新しい感染症に感染

ビタミン欠乏症	頻度不明	ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向など)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎など)

頭蓋内圧上昇	頻度不明	嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆など

感覚器	頻度不明	耳鳴り、聴覚障害

その他	頻度0.1～0.5％未満	倦怠感
その他	頻度不明	関節痛

※赤文字の症状が現れた場合には、服用を中止すること。
※太文字の症状は、長期服用によって現れます。

重い副作用症状

ショック、アナフィラキシー	蕁麻疹(じんましん)、全身の発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、冷汗、顔が白くなる、手足のしびれ、脈が弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる
全身性紅斑性狼瘡(SLE)様症状の増悪	筋肉や関節が痛む、体や顔が赤くなる、赤い斑点ができる、発熱、手足や首の付け根のリンパ節が腫れる
結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎	発熱、けん怠感、体重減少、関節痛、しびれ、皮膚の網状の模様
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis：TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、剥脱性皮膚炎	発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感
薬剤性過敏症症候群	発疹、発熱、だるい、吐き気、リンパ節の腫れ、皮膚や白目が黄色くなる
血液障害	発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向
重篤な肝機能障害	だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色※服用開始から1週間以内に現れることがある
急性腎不全、間質性腎炎	むくみ、尿の濁り、血尿、尿が少ない・出ない、だるい、吐き気、頭痛、のどが渇く、けいれん、血圧上昇
呼吸困難、間質性肺炎、PIE症候群	から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱
膵炎(すいえん)	息苦しい、起床時の頭痛・頭重感
痙攣、意識障害などの精神神経障害	意識低下
出血性腸炎、偽膜性大腸炎	激しい腹痛、下痢、発熱、血液便、下血

注意点

アポミノサイクリンの併用禁忌薬は、特にありません。

アポミノサイクリンを服用できない方■アポミノサイクリンと同系統のテトラサイクリン系の薬に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方

アポミノサイクリンとの併用に注意が必要な薬■カルシウム・マグネシウム・アルミニウム・ランタン・鉄剤
アポミノサイクリンの吸収を低下させてしまい、効果が弱まってしまう恐れがあります。
■スルホニル尿素薬(SU薬)
アポミノサイクリンとの併用によって、スルホニル尿素薬の血糖値を下げる作用が強まる恐れがあります。

オイグルコン（※リンク先はジェネリック）、ダニオール
ヘキストラスチノン
アマリール

など
■抗リウマチ剤
アポミノサイクリンとの併用によって、次の薬の作用が強まる恐れがあります。

リウマトレックス

■ポルフィマーナトリウム
ポルフィマーナトリウムと併用することによって、光線過敏症を起こす可能性が高まる恐れがあります。
■強心剤
アポミノサイクリンが強心剤の作用を強めることで、中毒症状を起こす恐れがあります。

ジゴシン

■黄体・卵胞ホルモン薬
アポミノサイクリンと黄体・卵胞ホルモン薬の併用によって、効果が弱まることや不正出血などが現れる可能性が高まる恐れがあります。

など
■外用剤を除いたビタミンA製剤、レチノイド製剤
頭蓋内圧の上昇が現れることがあります。

ビタミンA
レチノールパルミチン酸エステル
チガソン
トレチノイン

アポミノサイクリン（ミノマイシン）のレビュー・口コミ

匿名希望さん25歳

2017-12-06

ミノマイシンを飲んでいたらニキビが治りました。色々と手をつくしてもなかなか治らず、ほんとに悩んでたから助かりました。

匿名希望さん24歳

2017-11-20

市販のニキビ薬を使ったり生活習慣に気をつけたりしてみても全然ニキビが治らなくて、こちらのサイトでミノマイシンを購入しました。先日自宅に届いたので飲んでいますが、さすがは抗生物質というべきか今まで何をしてもダメだったニキビがやっと治ってきましたね。

匿名希望さん34歳

2017-11-07

ニキビに効く抗生物質を探していたらミノマイシンがヒットしたので購入しました。年をとってからニキビがなかなか治りにくくて悩んでいましたが、ミノマイシンを飲むと結構早めに治まってくれるので助かりますね。

匿名希望さん27歳

2017-10-24

薬を使ってもニキビが全く良くならず、抗生物質のミノマイシンを購入しました。飲んでる最中は少しお腹の調子が悪くなったりしたけど、それほど症状は重くならなくて。肝心のニキビもちゃんと治りました。病院に行かなくても薬が買えるのって、ホントにありがたいですね。

匿名希望さん23歳

2017-10-24

新しくできた彼氏と行為をしたらクラミジアに感染…。性病に感染するというのは私としては初めてのことで、アソコを見られたりするのかと思うと病院にも行けず。途方にくれていたらネットで抗生物質の通販を見つけたのでミノマイシンを購入しました。クラミジアも無事に完治し、本当によかったです！

匿名希望さん53歳

2017-08-01

リウマチに悩んでいましたが、色々調べている内にミノマイシンにたどり着きました。今のところ効いてます。

匿名希望さん20歳

2017-08-01

めっちゃ効きました！

匿名希望さん26歳

2017-08-01

市販の薬だと治らないニキビにうんざりしていましたが、ミノマイシンを試してみたらすっかり良くなりました。もっと早く試してたら良かった(笑)

アポミノサイクリン（ミノマイシン）

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