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セトシップ(ジルテック)について詳しく見る
商品詳細
セトシップ(ジルテック)はジルテックのジェネリックである抗アレルギー薬です。抗ヒスタミン薬という種類の薬で、次のようなアレルギー症状に効果があります。
ただしセトシップ(ジルテック)は対症療法となるため、これらのアレルギー症状を根治させる効果はないということに注意して下さい。
セトシップ(ジルテック)の特徴セトシップ(ジルテック)には、2つの特徴があります。
■眠気が生じにくい
■速く、長く効く
アレルギー症状を抑えてくれる抗ヒスタミン薬には、薬が効いてくると同時に眠くなってしまうという弱点もありました。
しかしセトシップ(ジルテック)は改良が加えられた第2世代の抗ヒスタミン薬のため、眠くなりにくいという特徴があります。
またセトシップ(ジルテック)は持続性・即効性にも優れる薬となり1日1回服用するだけで、つらいアレルギー症状を素早く、強く抑えてくれます。
セトシップ(ジルテック)の効果・効能人には、からだを守るための免疫機能が備わっています。
免疫機能とは人のからだに侵入した細菌やウィルスなどを退治してくれる働きのことです。
しかし免疫機能が働きすぎて、例えば花粉やホコリのように本来は無害なものにも反応してしまうと今度はアレルギー症状が現れてしまいます。
からだに花粉やホコリなどが侵入すると、それを排除するためにからだの中では「ヒスタミン」が放出されます。
体内で放出されたヒスタミンは「H1受容体(ヒスタミン受容体)」と呼ばれる器官に結びつき、くしゃみや鼻水などを引き起こして花粉やホコリを追い出そうとするのです。
そのため、アレルギー症状を抑えるためにはヒスタミンと受容体がくっつくことを防ぐ必要があります。
そこでセトシップ(ジルテック)には、H1受容体の働きを阻害する作用があります。
受容体の働きが阻害されるとヒスタミンがくっつくこともできなくなるため、アレルギー症状を抑えることも可能になるのです。
服用方法・使用方法
セトシップ(ジルテック)の服用方法は、次のようになります。■成人
1回10mgを1日1回、就寝前に服用
尚、年齢や症状によって用量は適宜増減し、1日20mgが最大量となります。
■7~15歳未満の小児
1回5mgを1日2回、朝食後と就寝前に服用
セトシップ(ジルテック)の注意点■眠気に注意
セトシップ(ジルテック)を服用すると眠気を催すことがあるので、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作は行わないように十分に注意して下さい。
■季節性の患者さんが服用する場合
セトシップ(ジルテック)を季節性の患者さん(花粉症など)が服用する際は、好発季節の直前から服用し好発季節が終わるまで続けることが良いとされています。
■セトシップ(ジルテック)の効果がない場合
セトシップ(ジルテック)を服用しても効果がない場合は、漫然と長期間に渡っての服用は控えるようにして下さい。
副作用
セトシップ(ジルテック)の副作用は、次の通りになります。精神神経 | 頻度0.1~5%未満 | 眠気、倦怠感 |
---|---|---|
頻度0.1%未満 | 頭痛、頭重感、ふらふら感、しびれ感、めまい、浮遊感 | |
頻度不明 | 不眠、振戦、抑うつ、激越、攻撃性、無力症、錯感覚、幻覚、不随意運動、意識消失、健忘、自殺念慮、悪夢 |
消化器 | 頻度0.1~5%未満 | 口の渇き、嘔気、食欲不振 |
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頻度0.1%未満 | 胃の不快感、下痢、消化不良、腹痛、腹部不快感、胃痛、口唇炎、便秘、口唇乾燥感、嘔吐、味覚異常、口内炎 | |
頻度不明 | 腹部膨満感、食欲亢進 |
循環器 | 頻度0.1%未満 | 動悸、血圧の上昇、不整脈(房室ブロック、期外収縮、頻脈、発作性上室性頻拍、心房細動) |
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血液 | 頻度0.1~5%未満 | 好酸球増多 |
---|---|---|
頻度0.1%未満 | 好中球減少、リンパ球増多、白血球増多、白血球減少、単球増多、血小板増加、血小板減少 |
過敏症 | 頻度0.1%未満 | 発疹、蕁麻疹(じんましん)、むくみ、かぶれ、そう痒感、血管浮腫 |
---|---|---|
頻度不明 | 多形紅斑 |
眼 | 頻度0.1%未満 | 結膜充血、霧視 |
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頻度不明 | 眼球回転発作 |
肝臓 | 頻度0.1~5%未満 | ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、総ビリルビン上昇 |
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頻度0.1%未満 | AI-P上昇 |
腎臓 | 頻度0.1%未満 | 尿蛋白、BUN上昇、尿糖、ウロビリノーゲンの異常、頻尿、血尿 |
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頻度不明 | 排尿困難、遺尿、尿閉 |
その他 | 頻度0.1%未満 | 耳鳴、月経異常、胸の痛み、ほてり、息苦しさ |
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頻度不明 | 関節痛、手足のこわばり、嗅覚異常、鼻出血、脱毛、せき、体重の増加、筋肉痛 |
※上記のような症状が現れた場合、必要に応じてセトシップ(ジルテック)を減量、もしくは服用を中止するなど、適切な処置を行って下さい。
重い副作用症状
ショック、アナフィラキシー | 気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手や足の冷え・しびれ、蕁麻疹(じんましん)、全身の発赤、顔やノドの腫れ、ゼーゼーと息苦しい、めまい、血圧の低下、目の前が暗くなり意識が薄れる |
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痙攣 | 筋肉がピクピクと動く、足がつる、筋肉が硬直する |
肝機能障害、黄疸 | からだがだるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が茶褐色 |
血小板減少 | あざや内出血の増加、皮膚の赤み・腫れ、出血傾向、口内炎 |
注意点
セトシップ(ジルテック)の併用禁忌薬は、特にありません。セトシップ(ジルテック)を服用できない方■セトシップ(ジルテック)成分セチリジンまたはピペラジン誘導体(レボセチリジン、ヒドロキシジンを含む)に過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■重い腎障害(クレアチニンクリアランス10ml/min未満)の患者さん
セトシップ(ジルテック)との併用に注意が必要な薬■テオドール
テオドールとの併用によて、セトシップ(ジルテック)の曝露量(薬にさらされている薬物量)が増加するとの報告があります。
■ノービア
ノービアとの併用によって、セトシップ(ジルテック)の曝露量が40%増加し、リトナビルの曝露量がわずかに低下するとの報告があります。
■中枢神経抑制剤やアルコール
中枢神経抑制剤やアルコールを併用してしまうと、中枢神経系に影響を与える可能性があるので併用には十分な注意が必要です。
■サンリズム
セトシップ(ジルテック)とサンリズムの併用によって、お互いの血中濃度が上昇しサンリズムの副作用が現れたとの報告があります。