シクロミューン点眼液(パピロック)
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シクロミューン点眼液はパピロックのジェネリック。小学生男児によくみられる春季カタルの治療に適した目薬です。春季カタルの症状である巨大乳頭というまぶたの裏側のブツブツによく効きます。
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- 有効成分
- シクロスポリン
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- メーカー
- サンファーマ
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- 適応症
シクロミューン点眼液(パピロック) 3ml
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
シクロミューン点眼液(パピロック)とは、春季カタルの治療に適した目薬です。春季カタルは小学生の男の子によく見られる、アレルギー性結膜炎が重症化した状態のことを言います。
普通はアレルギー治療薬が使われますが、しかし中には症状が改善されない場合もあるのです。
シクロミューン点眼液(パピロック)はそのような時に使われる結膜炎治療薬となります。
シクロミューン点眼液(パピロック)の特徴
シクロミューン点眼液(パピロック)には、2つの特徴があります。
■巨大乳頭という症状の改善に効果的
■抗アレルギー薬が効かない春季カタルの治療にも貢献
シクロミューン点眼液(パピロック)は"免疫抑制剤"と呼ばれる薬であり、一般的な抗アレルギー薬とは違った作用を持っています。
そのため抗アレルギー薬では治療できない春季カタルにも、十分に治療効果を期待できます。
また春季カタルの患者さんには、まぶたの裏側にブツブツ(眼瞼結膜巨大乳頭)ができてしまうことがあります。
まばたきをする度に眼球が傷つき、目の痛みを感じてしまうこともあるのです。
シクロミューン点眼液(パピロック)は、そのようなブツブツにもよく効く目薬だとされています。
シクロミューン点眼液(パピロック)の効果・効能
春季カタルはアレルギー性結膜炎が重症化した状態、つまり元をたどればアレルギーによって起こる目の病気です。
アレルギー反応は「免疫機能の働きすぎ」によって起こるので、春季カタルを治療するには免疫機能を弱めることが必要になります。
人のからだに細菌やウイルス、あるいは花粉などが侵入すると、自分の身を守るために体内で免疫機能が働きます。
具体的には"T細胞"と呼ばれる細胞から"IL-2(インターロイキン)"というシグナルが放出され、さらにIL-2が白血球など外敵と戦う細胞を活性化させるのです。
またIL-2は、からだに炎症を引き起こすこともあります。
体内に異物が侵入 → T細胞が反応 → IL-2を放出 → 炎症が起きる
そこでシクロミューン点眼液(パピロック)にはT細胞に働きかけて、IL-2など「炎症を引き起こすシグナル」の放出を阻害する作用があります。
すると免疫機能が弱まり、アレルギーにより起こっていた春季カタルの症状を改善することが可能となるのです。
服用方法・使用方法
シクロミューン点眼液(パピロック)の使用方法は、次のようになります。1回1滴、1日3回点眼する
シクロミューン点眼液(パピロック)の特徴
■医師のもとで使用すること
シクロミューン点眼液(パピロック)の使用は、春季カタルの治療法に精通している医師のもとでおこなってください。
■感染症に注意
シクロミューン点眼液(パピロック)の使用により感染症を発症、あるいは悪化する恐れがあります。
免疫抑制作用を持つ他の薬と併用した時には、その可能性がさらに高まる恐れがあるので十分注意してください。
■漫然と使い続けない
シクロミューン点眼液(パピロック)を長期にわたって使用する場合は観察を十分にして、漫然と使用しないように慎重におこなってください。
また異常が認められた場合は使用を中止し、適切な処置をおこなってください。
副作用
シクロミューン点眼液(パピロック)による副作用症状は、次のとおりになります。眼 | 頻度0.1~5%未満 | 眼瞼炎、刺激感、そう痒感、眼痛、流涙、角膜びらん・角膜潰瘍など、結膜充血 |
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頻度0.1%未満 | 乾燥感、角膜浮腫、前房のフレア、前房内細胞 |
感染症 | 頻度0.1~5%未満 | ヘルペス性角膜炎、麦粒腫、細菌性結膜炎、細菌性角膜潰瘍 |
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その他 | 頻度0.1%未満 | ALT(GPT)上昇、LDH上昇、BUN上昇、CK(CPK)上昇、尿ケトン体陽性、Mg上昇 |
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※副作用が起きた場合にはシクロミューン点眼液(パピロック)の使用を中止するなど適切な処置をおこなってください。
注意点
シクロミューン点眼液(パピロック)との併用禁忌薬は、ありません。シクロミューン点眼液(パピロック)を使用できない方
■シクロミューン点眼液(パピロック)の成分シクロスポリンに対し過敏症(アレルギー)の既往歴のある患者さん
■眼の感染症がある患者さん