グルコバイ
- 医薬品
- 先発薬
- 内服薬
※ご注文時期によりパッケージが異なる場合があります。
グルコバイは血糖値の上昇を抑える糖尿病の薬です。血糖値の上昇を穏やかにする効果を持っています。反対に血糖値を下げることができないため、血糖降下薬を併用する必要があるので注意が必要です。
グルコバイは血糖値の上昇を抑える糖尿病の薬です。血糖値の上昇を穏やかにする効果を持っています。反対に血糖値を下げることができないため、血糖降下薬を併用する必要があるので注意が必要です。
-
- 有効成分
- アカルボース
-
- メーカー
- バイエル
-
- 適応症
グルコバイ 50mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
---|---|---|---|---|
90錠 | 2,700円 |
1錠あたり 30円 |
81pt獲得 | 売り切れ |
180錠 | 4,860円 |
1錠あたり 27円 |
145pt獲得 | 売り切れ |
270錠 | 6,480円 |
1錠あたり 24円 |
194pt獲得 | 売り切れ |
グルコバイ 100mg
内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
---|---|---|---|---|
90錠 | 4,500円 |
1錠あたり 50円 |
135pt獲得 | 売り切れ |
よく一緒に購入される商品はこちら
グルコバイについて詳しく見る
商品詳細
グルコバイとは、食後に上昇してしまう血糖値の上昇を抑える薬になります。糖尿病治療薬として用いられ、その作用から「αグルコシダーゼ阻害薬」に分類されます。
またグルコバイの効果から「食後過血糖改善薬」と呼ばれることもあります。
グルコバイにはインスリンを介して、直接血糖値を低下させる効果はありません。
腸での糖分の吸収を遅らせることで膵臓に負担をかけることなく、血糖値を適切にコントロールすることができます。
グルコバイ単独での使用は効き目が弱いことから、スニホル尿素(SU)薬であるオイグルコン(※リンク先はジェネリック)などの血糖降下薬と併用することが多いです。
グルコバイの特徴グルコバイの特徴は、2つです。
■食後の血糖値の上昇を抑えるために、糖の吸収を緩やかにする
■グルコバイに直接血糖値を下げる効果はない
グルコバイは、インスリンの分泌を促して血糖値を下げる生活習慣病治療薬ではなく、小腸にある酵素を阻害することで、糖の吸収を緩やかにする特徴をもっています。
グルコバイの効果・効能食事によって摂取される"糖質"がそのままの形で吸収されることはありません。
食べ物はの中に含まれている糖質は「多糖類」となります。
多糖類が「単糖類」という形に変化することで、はじめてからだへ吸収されます。
小腸に存在している「αグルコシダーゼ」と呼ばれる酵素は、多糖類を単糖類にするはたらきをもっています。
グルコバイは、αグルコシダーゼを阻害する作用があり、単糖類になることを遅らせます。
結果、からだへの吸収を遅らせることになり、食後の血糖値の上昇を抑えることで糖尿病の治療ができるようになります。
服用方法・使用方法
グルコバイの服用方法は、次のようになっています。1回100mgを1日3回、食事の直前での服用
ただし、1回50mgからの服用もできるとしており、忍容性(副作用など)を確認した上で1回100mgに増量することもできます。
尚、年齢や症状に応じて用量は適宜増減するものとしています。
グルコバイの注意点■他の糖尿病治療薬とグルコバイを併用する場合
グルコバイと他の糖尿病治療薬を併用する場合に「低血糖」が現れることがあります。
併用する場合には、グルコバイを低用量から開始する、または他の糖尿病治療薬の用量を調整するようにして下さい。
■重い肝機能障害
グルコバイの服用開始から劇症肝炎などの重い肝機能障害が現れることがあります。
服用開始から6ヶ月以内にみられることが多いので、服用から6ヶ月以内は月に1回のペースでの定期的な検査を行うようにして下さい。
6ヶ月が経過しても、肝機能検査を行うようにして下さい。
■消化器系副作用の発現について
グルコバイの服用によって、次のような消化器系の副作用が現れることがあります。
- 腹部膨満、鼓腸
- 放屁増加(おならが増える)
もし副作用が強く出てしまうのであれば、服用を中止するようにして下さい。
■糖尿病の診断が確立された場合にのみグルコバイを服用
糖尿病以外にも、血糖値が上昇する病気はいくつもあります。
- 耐糖能異常
- 尿糖陽性
- 糖尿病に似ている症状(腎性糖尿、老人性糖代謝異常、甲状腺機能異常など)
■血糖値の検査
グルコバイを服用している期間中は、定期的に血糖値を検査するようにして下さい。
服用してから2~3ヶ月経過しても、食後の血糖値に十分な効果が見られない場合には、適切な治療方法を検討するようにして下さい。
グルコバイ服用2~3ヶ月(効果が不十分) ・・・ 食後血糖2時間値が200mg/dl以下にならない
グルコバイ服用2~3ヶ月(効果があり) ・・・ 生活習慣改善に加え、血糖降下薬やインスリン製剤のみと判断できる場合には、グルコバイの服用を中止
■車の運転など
低血糖を起こす恐れがあることから、車の運転や高所での作業を行う方は慎重に服用を行うようにして下さい。
副作用
グルコバイの副作用で多いとされるのが、次のような症状になります。- 放屁増加
- 腹部膨満、鼓腸
- ALT(肝臓数値)上昇
消化器系 | 頻度0.1~5%未満 | 排便回数増加、下痢、腹痛、便秘、嘔気、嘔吐、食欲不振、食欲亢進、軟便 |
---|---|---|
頻度0.1%未満 | 消化不良、口渇、腸管のう腫状気腫症 |
過敏症 | 頻度0.1~5%未満 | 発疹、そう痒 |
---|
精神神経系 | 頻度0.1~5%未満 | 頭痛、頭重感、めまい |
---|---|---|
頻度0.1%未満 | しびれ感 |
肝臓 | 頻度0.1~5%未満 | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇 |
---|
血液 | 頻度0.1%未満 | 貧血、白血球減少、血小板減少 |
---|
その他 | 頻度0.1%未満 | むくみ(浮腫)、ほてり、胸部圧迫感、味覚異常、頻尿 |
---|
※赤文字になっている副作用症状が現れた場合には、グルコバイの服用は中止するようにして下さい。
重い副作用症状
低血糖 | 力の抜けた感じ、ふるえ、さむけ、動悸、冷や汗、強い空腹感、頭痛、不安感、吐き気、目のちらつき、イライラ、眠気、ぼんやりする、さらに重くなると・・・異常な言動、けいれん、昏睡(意識がなくなる) |
---|---|
腸閉塞 | お腹の張り、ゴロゴロ、オナラが増える、繰り返す腹痛、持続する腹痛、嘔吐 |
肝機能障害 | だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色 |
重い肝硬変例における高アンモニア血症の悪化 | 便秘、眠気、もうろう、混乱、けいれん、意識がうすれる |
注意点
グルコバイに併用禁忌とされる薬はありません。グルコバイを服用できない方■重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の患者さん
■重症感染症、手術後、重い外傷がある患者さん
■グルコバイの成分アカルボースに過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
■妊娠または妊娠している可能性がある方
グルコバイとの併用に注意が必要な薬■グルコバイ(αグリコシターゼ阻害剤)以外の糖尿病治療薬
グルコバイの糖質の吸収を遅らせる作用と、血糖値を降下させる作用が加わることで低血糖が現れることがあります。
■スルホニル尿素(SU)薬
- オイグルコン・ダニオール
- グリミクロン
- グルデアーゼ
- メトホルミン塩酸塩
- ブホルミン塩酸塩
- メトグルコ・グリコラン
- ジベトス
■インスリン抵抗性改善剤
- アクトス
- スターシス・ファステック
- グルファスト
- β遮断剤
- サリチル酸剤
- モノアミン酸化酵素阻害剤
■上記糖尿病治療薬の血糖降下作用が弱まる薬
- アドレナリン
- 副腎皮質ホルモン
- 甲状腺ホルモン
■強心薬
グルコバイとの併用によって、強心薬の血中濃度を低下させることがあります。
- ジゴキシン
グルコバイの副作用にある消化器系の症状が現れやすくなります。
- ポルトラック原末
グルコバイと炭水化物消化酵素製剤のどちらもの効果に影響を及ぼす恐れがあります。
- ジアスターゼ