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ハイドロキノンとは

ハイドロキノン(Hydroquinone)とは

ニキビ(尋常性ざ瘡)や乾燥、炎症などによる肌のトラブルはさまざまですが、それらの肌トラブルがおさまった後や怪我が完治した後に残る「キズ跡」に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、ハイドロキノンと呼ばれる成分です。

ハイドロキノンはヒドロキノンとも呼ばれ、主に美白剤として医薬部外品や皮膚薬に配合されています。
ドラッグストアなどでもキズ跡を薄くする効果のあるクリームが販売されていますが、そういった肌の漂白を謳っている商品の主成分はほとんどハイドロキノンだと言っても過言ではありません。
つまり、それほどハイドロキノンには漂白効果があるということなのです。
ここではそんなハイドロキノンの効果について、詳しく紹介します。

ハイドロキノンの効果

ハイドロキノンは“肌の漂白剤”とも言われるほどの美白効果を持つ成分で、怪我の傷跡を目立たなくするほか、シミやそばかすなどの色素沈着にも効果を発揮します。
その美白効果は、日本国内だけではなくアメリカなど欧米諸国においても広く認知されています。
ここでは、その具体的な効果について紹介しましょう。

そもそも傷跡やシミなどは茶褐色のメラニン色素が生成されることで発生します。
つまりシミを薄くするためにはメラニン色素を減少させる必要があるのですが、ハイドロキノンにはメラニン色素を作るメラノサイト(細胞)のはたらきを停止・減少させる効果があります。
メラニン色素が減少すればすでにあるシミを薄くすることができる上に、これからできるはずのシミを予防する効果も期待できます。

ちなみに、ハイドロキノン単体でも高い漂白効果を期待できますが、トレチノインを併用することでさらに高い漂白効果を得られることがわかっています。

Wikipedia - ヒドロキノン

トレチノインとの併用治療

トレチノインはビタミンA誘導体の一種で、皮膚のターンオーバーを活性化させ、通常でおよそ4週間かかる皮膚細胞の生まれ変わりを早くする効果があります。
これはつまり、すでにあるシミを消す効果があるということです。

シミの原因となるメラニン色素は表皮の奥深くの層にありますが、トレチノインを使うことでターンオーバーが早くなればなるほど、短期間でメラニン色素が外に押し出されることになります。
こうして、シミのない肌を早く手に入れられるというわけです。

また、以上のトレチノインの効果にハイドロキノンの効果が合わさると、メラニン色素の減少によるさらなる美白効果が期待できます。
さらにはメラニン色素自体が生成されにくくなるので、まっさらな肌をキープすることが可能になります。
この併用療法は、特に短期間で集中的にシミを治療したい場合に効果的で、美容医学界ではポピュラーなシミ治療法のひとつとなっています。

トレチノイン配合の塗るニキビ治療薬の詳細はこちら

ハイドロキノンの副作用

ハイドロキノンは、誤った使用方法を続けることで以下の副作用が出る場合があります。

・赤みのある炎症
・白斑(皮膚の色が抜ける現象)


高い漂白効果があるということは、ひるがえっていえば肌への刺激が非常に強い成分であるということです。
規定の使用量を超えて使用すると、肌トラブルに繋がる可能性があります。
用法用量は必ず守るようにしましょう。

また、ラットでの動物実験において、ハイドロキノンには発がん性があることが確認されています。
日本の厚生労働省はその実験結果を踏まえ、ドラッグストアで購入できる一般用医薬品に関しては2%まで配合を許可するとしています。

Wikipedia - ヒドロキノン

ハイドロキノンを含む製品

ハイドロキノンが配合されたアイテムは数多く存在します。
ドラッグストアなどで販売されているアイテムの場合、前述のとおりハイドロキノンの配合量は2%までと法律で定められています。
一方、病院で処方される医療用医薬品の場合、2%を超えて配合することが認められています。
特に海外製の医薬品には2%以上配合しているものが少なくありません。

ここでは、そんな“ハイドロキノンアイテム”の中から特に以下の5つを紹介します。

・メラライトフォートクリーム
・ユーロマプラスクリーム
・BIHAKUENハイドロキノンソープ
・BIHAKUENハイドロキノンクリーム
・メラケアクリーム

それぞれ、どのような特徴を持つアイテムなのか把握し、自分に合いそうと思えるものをチェックしてみてください。

メラライトフォートクリーム

メラライトフォートクリームはシミ、ニキビ跡といった色素沈着の治療に効果的な美白クリームです。
文字通りクリームタイプのアイテムであり、肌トラブルが気になる部分に塗布することで有効成分ハイドロキノンが効果を発揮します。
開発元は、インドに本拠を置く製薬会社のニコラスピラマル社となります。
ハイドロキノンを4%配合する商品で、日本では未承認であるため病院や薬局で手に入れることはできませんが、通販で購入することは可能です。
1日2回、朝と夜に少量塗布するのが基本的な用法用量となります。
継続して毎日使用することができますが、3ヶ月連続で使用したあと約2ヶ月の休薬期間を設ける必要があるとされています。

メラライトフォートクリームの詳細はこちら

ユークロマプラスクリーム

ユークロマプラスクリームは、ハイドロキノンを2%、さらにトレチノインを0.025%含有する美白クリームです。
ハイドロキノンの美白効果にトレチノインのターンオーバー促進効果が加わり、スムーズに美肌を実現します。
さらに、皮膚をケアするモメタゾンフランカルボン酸エステルも0.1%配合しています。
製造・販売を手がけているメーカーはヤッシュファーマ社です。
日本では承認を受けていないため販売されていませんが、海外製の医薬品を扱う通販サイトを利用することで購入が可能です。

ユークロマプラスクリームの詳細はこちら

BIHAKUENハイドロキノンソープ

BIHAKUENハイドロキノンソープは、毎日使用することで徐々に美白効果を得られるという固形石鹸です。
普段の洗顔をこれに変えるだけで肌トーンを明るくすることができ、マメな手入れが苦手という方でも使用しやすいのがポイントとなります。
また主成分は『ハイドロキノン』ですが、高い保湿力を誇る『ヒアルロン酸』などを配合しているのも見逃せないところです。
よりナチュラルに、ツヤツヤの美肌を実現します。
通販では、三鳩化学工業が製造する製品を購入することができます。

BIHAKUENハイドロキノンソープの詳細はこちら

BIHAKUENハイドロキノンクリーム

BIHAKUENハイドロキノンクリームは、シミやニキビなどの色素沈着に効果を発揮する美白クリームです。
また、乳首や乳輪などの気になる黒ずみを改善する効果もあるとされています。
開発元はCa Botana International Inc.で主成分となる『ハイドロキノン』は4%配合しており、1本あたりの容量は20gとなっています。
綿棒などを使用して薄く塗り広げるというのが基本的な使用方法です。
1本あたりの容量は少なめですが、毎回必要最小限のみ使うので長持ちします。

BIHAKUENハイドロキノンクリームの詳細はこちら

メラケアクリーム

メラケアクリームはシミやシワ、ニキビの治療に効果を発揮する美白美容クリームです。
開発元はアジャンタファーマ社で、主成分となる『ハイドロキノン』を2%含有しているほか、ハイドロキノンと併用することで美白効果が高まる『トレチノイン』を0.025%、炎症を抑える「モメタゾンフランカルボン酸エステル」を0.1%配合しています。
内容量は1本あたり20gとなっています。

ハイドロキノンの作用機序

『ハイドロキノン』の作用機序は、まずチロシナーゼの阻害から始まります。
そもそもシミの原因となるメラニン色素は、チロシナーゼというメラニン合成酵素が活性化することによって生成されるものです。
『ハイドロキノン』はチロシナーゼのはたらきを阻害することで色素の沈着を防ぎます。

また、『ハイドロキノン』にはメラノサイトに対する細胞毒性があるというのもポイントです。
メラノサイトはメラニン色素を作る細胞そのもので、このメラノサイトのはたらきを阻害するとメラニン色素自体を減少させることが可能になります。
『ハイドロキノン』はメラノサイトに対して毒性を示す性質があり、メラニン色素を減少させることができます。
色素が減少することで、すでにできてしまったシミが薄くなる=美白が実現するということになるのです。

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