エバシル（エバステル）
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エバシルは、抗ヒスタミン剤であるエバステルのジェネリックです。花粉症などで起きるアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、かゆみを抑えてくれます。それぞれの症状における改善率も高いので実用性に優れています。
エバシルは、抗ヒスタミン剤であるエバステルのジェネリックです。花粉症などで起きるアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、かゆみを抑えてくれます。それぞれの症状における改善率も高いので実用性に優れています。
エバシル（エバステル） 10mg
| 内容量 | 販売価格 | 1錠単価 | ポイント | 購入する |
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商品詳細
エバシル(エバステル)とは、アレルギーによる症状を抑えるアレルギー治療薬になります。1996年より発売されている薬になり、ヒスタミンのはたらきをブロックすることから"抗ヒスタミン薬"とも呼ばれます。
主に花粉症などのアレルギー性鼻炎や、蕁麻疹、皮膚のかゆみに対して用いられます。
エバシル(エバステル)の症状ごとの改善率は、次のようになっています。
アレルギー性鼻炎 … 中等度以上の改善率が54%
花粉症(スギ) … 中等度以上の改善率が50%
慢性蕁麻疹 … 中等度以上の改善率75%
湿疹や皮膚炎、皮膚そう痒症 … 中等度以上の改善率71%
臨床試験のデータからは服用した半分以上の方の症状が改善されたことが確認されています。
エバシル(エバステル)の特徴エバシル(エバステル)の特徴は、2つあります。
■副作用が少なく抑えられている
■眠気には注意
エバシル(エバステル)は第2世代の抗ヒスタミン薬になります。
第1世代の抗ヒスタミン薬にくらべ、副作用を少なく抑えることができています。
この2つの違いは、次のようになります。
第1世代 … 脂に溶ける性質が高いことで、成分が脳に移行しやすい
第2世代 … 脂に溶ける性質が低いことで、ヒスタミンに集中的に作用する
エバシル(エバステル)は、脳など余計な部分に作用しないことから副作用の発生を少なくさせることができます。
こうした理由から、アレルギー治療は第2世代から服用するのが一般的となっています。
ただアレルギーを起こす物質であるヒスタミンは、脳を覚醒させる作用も持っています。
なので薬によってヒスタミンのはたらきをブロックすることで、"眠気"を催すことがあります。
第1世代ほど眠気を催すことはありませんが、それでも眠気を催してしまうことがあるので服用してからの運転などには十分に注意が必要です。
エバシル(エバステル)の効果・効能人はアレルギーを起こす物質であるアレルゲン(ホコリや花粉など)にさらされると、アレルギー反応細胞(肥満細胞)からアレルギーを誘発する物質が分泌されます。
アレルギーを誘発する物質の1つにヒスタミンがあります。
ヒスタミンが受容体に結びつくことで、さまざまなアレルギー症状が現れるようになります。
アレルゲン → 肥満細胞が反応 → ヒスタミンなどが分泌 → 受容体に結びつく → アレルギー症状
エバシル(エバステル)は抗ヒスタミン薬と呼ばれるように、ヒスタミンが受容体に結びつくのをブロックする作用があります。
ヒスタミンが受容体に結びつくことができなくなることで、アレルギー症状を抑えることができます。
服用方法・使用方法
エバシル(エバステル)の服用方法は、次のようになります。1回5～10mgを1日1回の服用
なお、年齢や症状などにより用量は適宜増減します。
エバシル(エバステル)の注意点■長期のステロイド療法を受けている患者さん
長期間のステロイド療法を受けている患者さんがエバシル(エバステル)の服用をするためにステロイドを減量する場合、医師の管理下で行うようにしてください。
■花粉症での服用時期
花粉症の患者さんがエバシル(エバステル)を服用する場合、花粉の時期に入る直前から服用を開始し、花粉の飛散が終わるまで服用を続けるのが望ましいとされています。
■眠気に注意
エバシル(エバステル)の服用により眠気を催すことがあります。
服用してからの自動車の運転や、危険を伴うような作業を行う場合は十分注意して行うようにしてください。
副作用
エバシル(エバステル)の副作用は、次のようになります。| 過敏症 | 頻度不明 | 発疹、むくみ(浮腫)、蕁麻疹 |
|---|
| 循環器 | 頻度0.1%未満 | 動悸 |
|---|---|---|
| 頻度不明 | 血圧の上昇 |
| 精神神経 | 頻度0.1～2%未満 | 眠気、倦怠感、頭痛、めまい |
|---|---|---|
| 頻度0.1%未満 | しびれ感、不眠 |
| 消化器 | 頻度0.1～2%未満 | 口の渇き、胃の不快感 |
|---|---|---|
| 頻度0.1%未満 | 吐き気、嘔吐、腹痛、鼻や口の中の乾燥、下痢、舌炎 |
| 肝臓 | 頻度0.1%未満 | 肝機能数値の上昇(AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、γ-GTP) |
|---|---|---|
| 頻度不明 | ALP、ビリルビンの上昇 |
| 泌尿器 | 頻度不明 | 排尿障害、頻尿 |
|---|
| その他 | 頻度0.1%未満 | 好酸球の増加、胸部圧迫感、ほてり、体重の増加 |
|---|---|---|
| 頻度不明 | 月経異常、脱毛、味覚の異常、BUNの上昇、尿糖 |
※赤文字の症状が現れた場合、エバシル(エバステル)の服用は中止するようにしてください。
重い副作用症状
| ショック、アナフィラキシー | 血圧の低下、呼吸困難、喉頭浮腫など |
|---|---|
| 肝機能障害、黄疸 | からだがだるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、白目の部分や皮膚が黄色くなる、尿の色が茶褐色 |
注意点
エバシル(エバステル)の併用禁忌薬は、特にありません。エバシル(エバステル)を服用できない方■エバシル(エバステル)成分エバスチンに対し過敏症(アレルギー)の既往歴がある方
エバシル(エバステル)との併用に注意が必要な薬■エリスロマイシン
エリスロマイシンとの併用により、エバシル(エバステル)の代謝物カレバスチンの血中濃度が約2倍に上昇するとの報告があります。
■イトリゾール
イトリゾールとの併用により、エバシル(エバステル)の代謝物カレバスチンの血中濃度が上昇するとの報告があります。
■リファジン
リファジンとの併用により、エバシル(エバステル)の代謝物カレバスチンの血中濃度が低下するとの報告があります。