頭痛薬
頭痛薬は、症状が慢性的なものであれば、市販薬では効果があまりありません。慢性的に頭痛がある方は、通販で処方薬を購入するのがオススメです。
頭痛薬の一覧
頭痛薬とは
頭痛薬とは、頭の痛みを抑えてくれる薬になります。
頭痛といってもその種類はさまざまで、3つにわけることができます。
■日常的な頭痛
風邪、二日酔い、体調不良など、原因が解消されると自然に治まる
■慢性頭痛
偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3つがあり、頭痛全体の約80%は慢性頭痛
■病気に伴う頭痛
くも膜下出血、脳出血など、命の危険に関わる頭痛
もし、日常的な頭痛だと思っていたものが、頭痛の多くの割合を占める慢性頭痛であれば市販薬では治療することはできません。
もちろん病気に関わる頭痛は、薬だけで治療が可能なものではなく、時に命の危険まである病気になるので医師への相談が必要になります。
慢性頭痛に効果を発揮してくれる頭痛薬の種類には、次のようなものがあります。
- トリプタン製剤
- エルゴタミン製剤
- 頭痛予防薬
- その他
4つの頭痛薬は服用のタイミングなど特徴が異なり、正しく使い分けることで高い頭痛改善効果を期待することができます。
ここでは慢性頭痛に効果を発揮してくれる頭痛薬について、それぞれ解説していきます。
トリプタン製剤の特徴
トリプタン製剤は、片頭痛が起きた時に服用する頭痛薬になります。
痛みが軽度の時が、もっとも良い服用のタイミングになります。
脳の血管の拡張を抑えたり、血管の周囲の炎症を抑えることで片頭痛の痛みを和らげることができます。
片頭痛を抑える薬の中では、第一選択薬となっています。
トリプタン製剤には、次の薬があります。
- イミグラン
- マクサルト
- レルパックス
- アマージ
- ゾーミック
また、イミグランとマクサルトにはジェネリック医薬品があります。
イミグランには、スマトリプタンとスミナット、マクサルトにはマクトリンやリザクトという製品があります。
どのジェネリック医薬品も先発薬と同じ成分が含まれていることから、低価格で同じ効果を期待することができます。
エルゴタミン製剤の特徴
エルゴタミン製剤とは、血管を収縮させる作用がある頭痛薬です。
脳の血管が拡張するのを防ぐことで、痛みを抑えることができます。
痛みを感じてからすぐの服用が良く、遅れてしまうと効果がでないこともあります。
また、吐き気やめまいなどの副作用が現れることがあり、吐き気止めと併用することもあります。
副作用が多いことから、エルゴタミン製剤はトリプタン製剤が効かなかった場合に用いられます。
エルゴタミン製剤には、次の薬があります。
- クリアミン
- ジヒデルゴッド(※副作用が少なく抑えられています)
頭痛予防薬の特徴
頭痛予防薬とは、頭痛の発生を抑える効果がある頭痛薬です。
トリプタン製剤やエルゴタミン製剤は片頭痛の症状が現れた時に服用しますが、予防的に服用することで片頭痛が起こりにくくなります。
頭痛予防薬は月に2回以上片頭痛が起きる方や、頭痛の前兆が頻発する方などに適した薬となっています。
頭痛予防薬には、次の薬があります。
- インデラル
- テラナス
- セレニカ
- デパケン
- ミグシス
- ワソラン
これらの中でインデラルには、ジェネリック医薬品があります。
製品名はプロプラノロールWZFになり、同一成分が含まれているので、同じように片頭痛の予防薬として使用することができます。
その他の頭痛薬の特徴
その他の頭痛薬とは、上記の薬に該当しないタイプの医薬品です。
主に、鎮痛剤や抗不安薬などがあります。
■デパス
不安や緊張を和らげる作用に加えて、筋弛緩作用があるので緊張型頭痛に応用して用いられます。
■ナイキサン
頭痛の痛みを和らげることができ、即効性があります。
■カロナール
痛みを起こす物質が作られるのを防いでくれますが、効果が弱いので他の頭痛薬と併用します。
■テルネリン
筋弛緩作用がある薬になり筋肉をほぐし血流の改善効果が期待され、緊張型頭痛に用いられます。
どれも頭の痛みなどを軽減するために用いられる薬になっています。
また、デパスやナイキサンにはジェネリック医薬品があります。
デパスはエチラーム、エチゾラム、ナイキサンにはナプロシンがあります。
デパスのジェネリック医薬品を海外通販で購入することは薬事法などによって、2016年の11月を持って販売を禁止されています。
ナイキサンのジェネリック医薬品を購入することは問題はないので、低価格で先発薬と同じ効果が期待できます。
ジェネリック医薬品の概要についてはこちらをご覧下さい。