肥満とは

肥満は体脂肪が多い人のことを表します。内臓脂肪や皮下脂肪などがたまる原因、肥満の基準や太るメカニズムについて解説します。

肥満とは

肥満とは・・・からだに脂肪が過剰に蓄積して体脂肪が多くなっている状態のことです。
肥満であるか知る目安として、BMIやインピーダンス方式の体脂肪計という方法があります。
体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があり、エネルギーとして消費しないと過剰に蓄えられて肥満となります。
肥満の原因は、食べ過ぎや欠食、運動不足、骨盤の歪みなので、食事の改善や運動、足を組むなどのクセを直すことも改善の一つです。
食事制限によるダイエットは挫折やリバウンドしやすいですが、サプリメントを使うと無理なく行えます。
肥満になる理由を知り、無理のないダイエットをすることが大切です。

肥満とは

自分の体型にコンプレックスを抱えていたり、モデルのような体型になりたいと願う女性は多いのではないでしょうか。
ネットで調べると「絶対やせる!」などと謳われたダイエット方法など、たくさんの情報がありますよね。

しかし、太る理由を知らなければダイエットに失敗する可能性は高くなります。
痩せるためにはまず、肥満とは何かを知ることが重要です。

一般的な肥満の認識としては「見た目が太っている人」「体重が重い人」のことを指すことが多いです。
しかし、医学的な面で見る肥満は少し異なります。

医学的には見た目が太っているだけではなく、からだの中の脂肪が過剰に蓄積した状態であることが肥満であると定義されています。
つまり、体脂肪が多い人のことを肥満といいます。
肥満に対する正しい知識を身に付け、ダイエット成功のためにお役立てください。

肥満の基準

肥満の基準

肥満かどうかを知るために、BMI(Body Mass Index)を計算する方法があります。
BMIは体格指数のことで、ケトレー指数(Quetlet Index)とも言われています。
BMIの計算方法はとても簡単です。

BMI値=体重[kg]÷(身長[m]×身長[m])
身長は「cm」ではなく「m」なので注意してください。

例)身長158cm、体重が55kg
BMI値=55[kg]÷(1.58[m]×(1.58[m])=22

BMIの判定基準
低体重 普通 肥満 高度肥満
18.5未満 18.5~24 25以上 35以上

もっとも適正なBMI値は22です。
18.5未満の低体重の方は健康に影響が出る可能性があるので、ダイエットは避けた方が良いでしょう。
このように、肥満の度合いを定義するBMI値ですが、その数値が25を超えていても肥満ではないこともあります。
なぜなら、BMIだけでは筋肉量や体脂肪率がわからないからです。

BMIが25を超えていても、それが脂肪でなく筋肉の可能性もあります。
反対にBMIがふつうでも、隠れ肥満だったということもあります。
冒頭に述べたように、からだの中の脂肪が過剰に蓄積した状態が肥満なので、BMIだけで判断することは適切ではありません。

しかしながら、BMIの計測は誰でもすぐに目安を知ることができて、測定に特別な道具もいりません。
そのため、肥満かどうかを判断するときに、もっとも使用される計算方法なのです。

体脂肪率と肥満の関係性

肥満と体脂肪率の関係

本当に肥満かを見極めるためには、体重に占める脂肪の割合(体脂肪率)を知ることが必要です。
体脂肪率を知るには、体脂肪の量を知らなければいけません。
しかし、普通の体重計では計ることができないので、体脂肪計を使います。

体脂肪計はインピーダンス(電気抵抗値)方式という方法で体脂肪を測ります。

インピーダンス方式とは「身長」「体重」「年齢」などのデータと、電気の流れやすさとを照らし合わせて体脂肪率を導き出す方法です。

  • 脂肪・・・電気抵抗が大きい=電流が流れにくい
  • 脂肪以外・・・電気抵抗が小さい=電流が流れやすい

この特性を活かして体内に微量の電流を流します。
しかし、電気の抵抗で測定しているだけなので、正確な体脂肪の量を測れるわけではありません。

水分は電気を流しやすいので、からだの中の水分量や胃などの内容物でも体脂肪率が変わったりします。
例えば、むくみによって朝より夜のほうが体脂肪率が低いなど、正確に測ることができません。
そのため、あくまでも目安として使うことをオススメします。

体脂肪率の指標は、「痩せ」「標準(-)」「標準(+)」「軽肥満」「肥満」の5つに分かれます。
性別や年齢などにより、細かく設定されています。

男女での年齢別体脂肪率
男性の体脂肪率
年齢/指標 痩せ 標準(-) 標準(+) 軽肥満 肥満
 ~14歳 ~6% 7~15% 16~24% 25~29% 30%~
15~17歳 ~7% 8~15% 16~23% 24~27% 28%~
18~39歳 ~10% 11~16% 17~21% 22~26% 27%~
40~59歳 ~11% 12~17% 18~22% 23~27% 28%~
60歳~  ~13% 14~19% 20~24% 25~29% 30%~
女性の体脂肪率
年齢/指標 痩せ 標準(-) 標準(+) 軽肥満 肥満
 ~14歳 ~14% 15~24% 25~33% 34~37% 38%~
15~17歳 ~17% 18~26% 27~35% 36~39% 40%~
18~39歳 ~20% 21~27% 28~34% 35~39% 40%~
40~59歳 ~21% 22~28% 29~35% 36~40% 41%~
60歳~  ~22% 23~29% 30~36% 37~41% 42%~

日本人の理想体脂肪率は、男性が15~20%女性が20~28%です。
男性と女性では筋肉や脂肪のつきやすさが違うので、体脂肪率の目安も変わってきます。

体脂肪率が高すぎる場合は、体脂肪率を落とすことが必要です。
しかし、低すぎる場合は不妊の恐れもあるので注意してください。
自分の体について知り、それに基づいたダイエットをすることが大事です。

肥満の改善方法

肥満の改善方法

ダイエットに重要なのは、「消費エネルギー  摂取エネルギー」になることです。
そのためには食事の改善や運動・ストレッチをする必要があります。
寝る前に軽くストレッチをするだけでも、ダイエットに繋がります。

骨盤の歪みはフラフープのように腰を回したり、お尻歩きをすると改善されます。
食事の改善方法の一つに、摂取カロリーを抑えた食事制限をする方法があります。

特に、糖質と脂質は制限しなければいけません。
ですが、食事制限は挫折しやすく、リバウンドもしやすいダイエット方法です。
しかし、サプリメントを有効的に使うことで、挫折しにくい食事制限ができます。
ご飯やパンなどの炭水化物が好きな方には、カーボブロッカーがオススメです。
カーボブロッカーは、炭水化物の吸収を抑えてくれるサプリメントです。

炭水化物をたくさん食べても吸収されにくく、脂肪になりません。
運動をすることで脂肪燃焼もしやすくなるので、ダイエットに有効的です。
脂質が多い(脂っこい)食事が好きな方には、オルリファストがオススメです。
脂質の吸収を抑えてくれるお薬「ゼニカル」ジェネリック医薬品です。
ゼニカルよりお得に手に入るので、多くの方に選ばれています。

そもそも食欲を抑えられない方には、リポドリンがオススメです。
食欲抑制効果に加え、脂肪燃焼効果が期待できます。
これらのサプリメントやお薬を使うと、無理な食事制限をしないで済むのでストレスがかかりません。
そのため、リバウンドもしにくいです。

また、栄養失調は美容に悪かったり、むくみの原因にもなります。
バランスの良い食事と適度な運動を心がけることで、健康美人になれますよ。

肥満の原因

肥満の原因

肥満になる原因は生活習慣の乱れにあります。

  • 食べ過ぎ
  • 欠食(1日2食など)
  • 運動不足

このような生活習慣が肥満につながります。
よくテレビや雑誌などでも言われていることですね。
しかし、太る原因はそれだけではありません。
以下に、肥満につながる各原因について解説します。

内臓脂肪と皮下脂肪

肥満の原因|内臓脂肪と皮下脂肪

体脂肪は「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2つに分かれます。
内臓脂肪と皮下脂肪には、いくつかの違いがあります。

  • 脂肪のつく場所
  • 役割
  • 脂肪の落ちやすさ
  • 性別ごとのつきやすさ
  • からだへの影響

内臓脂肪と皮下脂肪の特徴は以下のとおりです。

内臓脂肪の特徴

肥満の原因|内臓脂肪の特徴

内臓脂肪はお腹の内臓まわりにつく脂肪です。
お腹まわりが脂肪でふくらんで、"リンゴ型体型"になるのが特徴です。
また、お腹がふくらんでポッコリしていても、つまむことができません。

エネルギーを一時的に貯え、日常生活において、カロリーを消費するときに素早くエネルギーを供給する働きがあります。
また、外部からの内臓へかかる衝撃をかるくしたり、臓器を正しい位置に保ってくれる大事な役割があります。

内臓脂肪は燃焼しやすいので、比較的落としやすい脂肪です。
そのため、ダイエットをすると成果が目に見えて分かってくるので、やりがいを感じるでしょう。

男性につきやすい内臓脂肪 男性ホルモンの関係上、女性よりも男性のほうが内臓脂肪がつきやすい傾向にあります。
男性ホルモンは男らしいからだを作るホルモンのため、筋肉を増やします。
その筋肉にエネルギーを送る必要があるため、すぐに取り出せるエネルギー源として内臓脂肪をためこんでしまうのです。

内臓脂肪をエネルギーとしてきちんと使っていれば、過剰にためこまれることはありません。
ですが、エネルギーとして消費しきれないと、どんどん内臓脂肪はたまっていってしまいます。

病気のリスクを高める内臓脂肪

肥満の原因|内臓脂肪と病気のリスク

「万病のもと」ともいわれる内臓脂肪は、病気のリスクを高めます。

ある程度の量ならいい役割を果たしてくれますが、増えすぎるとからだに悪影響を及ぼします。

メタボリックシンドローム メタボリックシンドロームという病気は一時期話題になったので、聞いたことがある方も多いと思います。
「メタボ」「メタボ腹」とよく言われていました。

メタボリックシンドロームの診断基準は、2005年の4月にメタボリックシンドローム基準検討委員会によって、日本人に合わせた基準が制定されました。

~メタボリックシンドロームの診断基準~

内臓脂肪量を必須として、「高血圧」「高血糖」「脂質代謝異常」のうちの2つにあてはまると、メタボリックシンドロームと診断されます。

メタボリックシンドローム診断基準
内臓脂肪の量(内臓脂肪面積 100平方cm以上相当
病院でCTスキャンをすると正確に測れる)
ウエスト周囲 男性|85cm以上 女性|90cm以上

これらの項目と合わせて以下2つ以上の項目に当てはまる
血圧 最大血圧(収縮期)130mmHg以上
かつ/または
最小血圧(拡張期)85mmHg以上
血糖値(空腹時) 110mg/dl以上
血清脂質(中性脂肪) 150mg/dl以上
血清脂質(HDLコレステロール) 40mg/dl以上

ウエストを測るときは通常、へそに合わせて測ります。
しかし、おなかのせいでへそが垂れ下がってしまっている場合は、肋骨下線(肋骨の下のライン)と腰骨の中間で測ります。

メタボリックシンドロームになると、動脈硬化が進みやすくなります。
糖尿病のリスクは7~9倍心筋梗塞や脳卒中のリスクは約3倍です。
つまり、メタボリックシンドロームは、病気のリスクを高めてしまうのです。
メタボにより内臓脂肪がたまるということは、重大な病気になりやすくなるということを意味しています。

内臓脂肪と糖尿病 また、内臓脂肪は「腫瘍壊死因子(しゅようえしいんし)」という悪玉物質を作り出します。
この、腫瘍壊死因子というものは、インスリンの働きを邪魔してしまいます。
インスリンの働きは、血液の中の糖の濃度(血糖値)を下げることです。
インスリンの働きが弱まってしまうと、血糖値が上がります。
なので、血液の中に糖や脂肪がたまってしまうため糖尿病につながります。

内臓脂肪と血栓 さらに「PAI-1(プラスミノーゲン活性化因子)」という物質も、活発に作りだされることがわかっています。
PAI-1は血管の中にできる血液の塊(血栓)を溶かす働きを邪魔します。
そうすると・・・血栓が増えて、血管が狭くなったり完全にふさいでしまいます。
そのため、高血圧症動脈硬化、ひどくなると心筋梗塞脳梗塞につながります。

皮下脂肪の特徴

肥満の原因|皮下脂肪の特徴

内臓脂肪に対して皮下脂肪はどうでしょう。
皮下脂肪は中性脂肪を主成分とした、皮膚の下につく脂肪です。
下半身や腰回りなどに脂肪がついて、"洋ナシ型体型"になります。

特に腰回りやおしり、ふとももなどにつきやすく、しっかりつまむことができるのが特徴です。
エネルギーを長く保つので、いざというときのエネルギーとして使われます。
また、生命を維持するために大切な体温保持や、外からの衝撃をやわらげる役割があります。

皮下脂肪は内臓脂肪の後に燃焼されるので、燃焼されにくく、落としにくい脂肪です。
そのためダイエットをしても効果が見えにくく、挫折しやすくなります。

女性につきやすい皮下脂肪 皮下脂肪は男性よりも、女性につきやすい傾向があります。
女性は妊娠する性質をもっているので、皮下脂肪がつきやすいです。
これは妊娠したときに、赤ちゃんやお母さんを衝撃から守るためです。
また、はじめのころに母乳をつくる際に、皮下脂肪から血液の中に取り込まれます。
そのため、赤ちゃんを授かる女性には必要不可欠な脂肪です。

皮下脂肪と病気のリスク

肥満の原因|皮下脂肪と病気のリスク

皮下脂肪は内臓脂肪と違って、病気のリスクは低いです。

とはいうものの、やはり見た目にわかってしまう脂肪なので、気になる方もいますよね。
お肉がつかめるほどの過剰な皮下脂肪は、セルライトの原因にもなってしまいます。

見た目も悪くなるので、皮下脂肪でもダイエットは大事です。

~内臓脂肪と皮下脂肪の比較~

内臓脂肪=普通預金
皮下脂肪=定期預金
このような例えがあります。

「内臓脂肪」は、普通預金のようにためやすく、減らしやすい。
「皮下脂肪」は、定期預金のようにためにくく、減らしにくい。

しかも、ふつうは普通預金から崩して、その後に定期預金を使いますよね。
脂肪も内臓脂肪から落ちて、その後に皮下脂肪が落ちていきます。
そのため、特徴が預金に例えられるようになりました。

カロリーと基礎代謝

肥満の原因|カロリーと基礎代謝

カロリーはエネルギーの単位です。
例えば"1g"の水を"1℃"上げるのに使うエネルギーが"1カロリー"です。
脂肪には1gあたり、9kcalのエネルギーがあります。

しかし、そのうちの20%が水分なので、実質80%が脂肪です。
そのため脂肪1gを消費するためには、7.2kcal消費する必要があります。

脂肪を1kg(1,000g)消費しようと思ったら、単純計算で7,200kcalは必要です。
体重にもよりますが、ジョギングを1時間やってもせいぜい500kcalくらいです。
無理して短時間でやろうとせずに、時間をかけてダイエットをすることをオススメします。
ちなみに、脂肪1kg減るごとにウエストが1cm減っていきます。

最低限の摂取カロリー カロリー制限をすることで、ダイエットを行おうとする方もいると思います。
しかし、生命活動に必要な基礎代謝のエネルギーは、最低限摂取する必要があります。
基礎代謝のエネルギーが足りなくなると、筋肉が減って基礎代謝量が下がります。

1日に必要な摂取カロリーは、次のような方法で知ることができます。
ダイエット中の方は目標体重を当てはめてもいいでしょう。

標準体重を計算します。
標準体重[kg]=身長[m]×身長[m]×22

標準体重に25~30をかけた数字が1日に必要な摂取カロリーです。
必要な摂取カロリー[kcal]=標準体重[kg]×25~標準体重[kg]×30

例)身長158cmの場合
標準体重=1.58[m]×1.58[m]×22=約55[kg]
必要なカロリー[kcal]=55[kg]×25~55「kg」×30=1375~1650[kcal]

この計算で出た数字が、最低限必要な摂取カロリーです。
基礎代謝以下にカロリー制限をすると、からだが危機を感じます。
生命維持のために脂肪をためこみやすくなり、消費もされにくくなります。

さらに、必要な栄養を摂るために、筋肉が分解されて減少してしまいます。
基礎代謝のうち、半分以上を筋肉の代謝が占めているので、筋肉が落ちると基礎代謝も下がります。
そのため、さらに太りやすくなり痩せにくくもなります。

やみくもにカロリー制限をせず、最低限必要な摂取カロリーを守りましょう。

~実は太る?ゼロカロリー・低カロリー~

最近ではゼロカロリーや、低カロリーを謳う商品も多いです。
カロリーを控えるため積極的に、そういった商品を買う方もいるのではないでしょうか。
しかし、ゼロカロリーや低カロリーの商品は逆に太りやすくなってしまいます。

ゼロカロリーや低カロリーの商品には、砂糖の代わりに「人工甘味料」が含まれています。
人工甘味料は砂糖の約600倍(種類によって違います)の甘みを感じます。

血糖値を下げるために、インスリンが大量に分泌されます。
急激にインスリンが分泌されることによって、太りやすくなってしまいます。
また、血糖値が下がるのも急激なので、空腹感が生まれます。
人工甘味料にはエネルギーがないため、からだがエネルギーを欲しがり食欲増進にもなります。

また、カロリーが低いという安心感と甘みへの慣れから、ついつい食べる量が多くなってしまうのも原因の一つです。

肥満遺伝子

肥満遺伝子と太りやすさ

実は肥満遺伝子という遺伝子があると、太りやすくなることが証明されています。
人類がこの世界に現れた時には、いつでも食べ物が食べられる状態ではありませんでした。

食べ物が食べられなくなると、栄養やエネルギーがなくなってしまって餓死してしまいます。
常に飢餓と隣り合わせだった人類は、栄養を脂肪としてからだに蓄えるようになりました。

また、エネルギーの消費をできるだけ抑えて、脂肪がより長く持つようなしくみにもなりました。
そのしくみを受け継いでいるのが「肥満遺伝子」です。
そのため、肥満遺伝子があるとエネルギーの消費が少なくり、太りやすいとされています。

~肥満遺伝子の種類~

肥満遺伝子は現在までに、50種類以上発見されています。
その中でも日本人の97%が次の3つの遺伝子のうちの1つは、必ず持っているとされています。

各遺伝子の特徴は以下のとおりです。

β3AR(ベータスリーアドレナリン受容体)
「リンゴ型体型」・・・お腹に内臓脂肪がつきやすい。

UCP1(ユーシーピーワン)
「洋ナシ型体型」・・・お尻から太ももに皮下脂肪がつきやすい。

β2AR(ベータツーアドレナリン受容体)
「バナナ型体型」・・・太るときは全体的に太り、痩せにくい。

β2ARは逆肥満遺伝子といわれ、太りにくい遺伝子ではあります。
しかし、食事量が多かったり運動量が少ないと、太ることがあるので注意が必要です。

骨盤の歪み

骨盤の歪みと太りやすさ

太る原因には、骨盤の歪みもあります。
骨盤が歪むと内臓を支えられなくなり、内臓が正常な位置より下がってしまいます。
すると正常な位置にある内臓部分の空間が、すっぽり空いてしまいますよね。

実は、その空いた部分を脂肪が埋めていきます。
からだのバランスを保ったり骨盤を守るためです。

しかも、からだを守るための機能なので、脂肪がなかなか落ちないくてとても厄介です。
また、内臓が下がることで、太って見えてしまう場合もあります。

他にも骨盤の中にある血液や内臓が圧迫されるため、代謝が悪くなったり老廃物がたまったりと、痩せにくいからだになる原因にもなります。
また、神経が圧迫されることで、脳が命令を伝達するスピードも下がってしまいます。
そうすると、満腹を得るのに時間がかかるので、食べ過ぎの原因にもなります。

骨盤の歪みは、骨盤周りの筋肉などにも影響を与えます。
歪んだ骨盤を支えようと頑張る筋肉は緊張状態になります。
そうすると、からだの重心を保てなくなるので、脇腹あたりから脂肪がついていきます。
筋肉のバランスが崩れると力の入り方のバランスが乱れて、O脚X脚などになってしまいます。
関節の動きが悪くなって、運動量が減るため運動不足にもなってしまいます。

また、背骨も骨盤によって支えられています。
骨盤がゆがむと背骨も歪んでしまいます。
背骨の歪みは自律神経が乱れたり、からだの痛みやしびれ、不眠などにもつながります。
自律神経が乱れることで、「不安」「抑うつ」「吐き気」「頭痛」「倦怠感」などを招きます。

また、ホルモンバランスも崩れてしまって、代謝不良や食欲増進にもなります。
これらのことから骨盤の歪みによって、太りやすく痩せにくい体になることがわかります。
骨盤の歪みが起こる原因は、日常生活でやってしまいがちなことです。

  • 足を組んで座る
  • 長時間のデスクワーク
  • ずっと片方に荷物をかける
  • 立っているときに片方の足に体重をかける
  • おんなの子座り
  • いつも横向きに寝ている

このようなついついやってしまう「クセ」が、骨盤を歪ませる原因になります。
また、ハイヒールなどの窮屈な靴や、大きさの合っていないタイトな服、運動不足なども原因の1つです。
日常でやってしまう"クセ"を少し意識して、骨盤の歪みを起こさないようにしましょう。

骨盤の歪みタイプ

太りやすさと骨盤歪みのタイプ

そもそも骨盤の歪みとは何でしょうか。
歪みというと、「変形」を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし歪みとは変形ではなく「ズレ」や「開き」のことをいいます。

骨盤は、仙骨(せんこつ)・腸骨(腰骨)・恥骨・坐骨・尾骨(びこつ)からできています。
腸骨、恥骨、尾骨を総称して「寛骨(かんこつ)」といいます。

骨盤はからだの中心にあり、全身を支える土台のような役割を持っています。
他にも内蔵や生殖器などを支えたり、守ったりする働きがあります。
骨盤につながる関節は、股関節しかありません。
ほとんど筋肉や靭帯の力だけで支えられているので、とても不安定で歪みやすいです。

骨盤の形は、ふつう左右対称でまっすぐ立っていて、逆三角形のきれいなハート形をしています。
しかし、骨盤が歪んでいる人は四角く開いたり、ねじれていたりします。
骨盤が歪むとからだ全体が歪んでしまいます。
骨盤の歪みには主に、次の3つのタイプがあります。

反るタイプ
  • 仙骨が反ることで、骨盤全体が後ろ側に反る
  • お尻が突き出たり、ポッコリお腹の原因にもなる
  • 背骨が歪んで猫背になることもある
左右に開くタイプ
  • 骨盤が左右に開いてしまって四角くなる
  • お尻が四角くなる
  • 原因のほとんどは筋力の低下
前後上下にずれるタイプ
  • 骨盤が前後、上下にズレてねじれる
  • お尻が垂れたり、太ももが太くなったり、くびれの位置が左右非対称になる

骨盤の歪みチェック

骨盤の歪みチェックで太りやすさを知る

骨盤が歪んでいるかチェックする方法はいくつかあり、どれもとても簡単です。

からだを動かしてみてチェックする、あるいは日常生活の中でチェックする方法があります。

足踏みチェック 足踏みでチェックする方法です。

  1. しるしがある床(自分でつけてもok)で、その中心に立ちます
  2. 目を閉じた状態で腕を大きく振りながら、太ももを高く上げて足踏みを50回
  3. しるしから動いてしまっていたら、骨盤の歪みだと考えられます

さらに、動いてしまった方向で、骨盤の歪み方がわかります。

  • 右・・・骨盤が右に傾いている
  • 左・・・骨盤が左に傾いてる
  • 前・・・骨盤が前に倒れている
  • 後・・・骨盤が後に倒れている
  • ななめ・・・骨盤がねじれている

自分の骨盤の歪みを把握して、適切な対処をすることが大切です。

開き方チェック 足の開き方でチェックする方法です。

  1. 足を伸ばして床に座り、かかとを合わせてから力を抜いて足の開き具合を見ます。
  2. つまさきとかかとが綺麗なV字でほぼ同じ角度だと、骨盤の歪みがある可能性は低いです。
  3. しかし、どちらかが大きく開いたり、両方大きく開いてしまったら骨盤の歪みがあります。

日常生活で片方の靴だけ異常に擦り減ったり、なにもないところでつまずいたりはしませんか?
それは、骨盤の歪みが原因である可能性があります。
悩みのタネになりやすいO脚・X脚も骨盤の歪みが原因です。

骨盤は、座る・立つ・歩くなどの行動のときに上半身を支えてくれます。
座るときは、坐骨2点を台座としてつかうことを意識することで、からだの負担が少なくなりますよ。

~骨盤の開閉~

みなさん、骨盤は開いたり閉じたりしていることを知っていますか?
自分が意識していなくても自然と動いているのです。
ゆったり、安心しているときに骨盤は開きます。
寝ているときや趣味の最中、音楽鑑賞など、こころがリラックスしているときです。

逆に、緊張やストレスを感じると骨盤が閉じます。
スポーツや仕事などのこころが張りつめているときです。

骨盤が歪むと、これらの開閉の動きもバランスが崩れます。
開いたままだったり、閉じたままだったりになってしまいます。
骨盤の開閉が狂うと、生理不順月経前症候群を起こすこともあります。

産後太り

女性特有の太る原因のひとつに「産後太り」があります。
出産が終わっても体型が戻らなかったり、さらに太ってしまったりすることです。

「妊娠前より確実に太っているけど、忙しくてダイエットどころではない」という方も多くいらっしゃいます。
産後太りの原因を探っていきましょう。

妊娠中に必要な脂肪

肥満原因と産後太り|妊娠中必要な脂肪

妊娠のときは、通常の2倍も太りやすいといわれています。
つわりが終わって食欲が増えたりエネルギーを貯め様として、積極的に脂肪をたくわえるからだになるからです。

胎児へ栄養を届けるために、血液は30~50%(重さ2kgほど)増えるとされています。
また、羊水・胎盤・胎児などで5kgくらい体重が増え、全体的には8~15kgほど増えるとされています。

羊水などの重さは出産のときに減り、血液も時間をかけて戻っていきます。
しかし、皮下脂肪は・・・ダイエットを頑張らないと減りません。
羊水は妊娠中の赤ちゃんを守るためにありますが、出産した後は役に立ちません。
ですが、皮下脂肪は落ちにくい脂肪です。
出産の時の皮下脂肪が残って産後太りになります。
いうならば負の遺産ということです。

妊娠中に食欲が増進しても、食べ過ぎは禁物だったのです。
さらに、太ることで血行不良や冷えなどによってむくみが起こり、さらに産後太りを悪化させます。

産後の生活習慣と皮下脂肪

肥満原因と産後太り|生活習慣と皮下脂肪

産後は特に生活習慣が乱れます。
ママは育児によって、忙しい毎日を送っています。
寝不足にもなるし、家事もおろそかになりがちです。

「母乳を与えていると、食欲も増して常に何かをたべてしまう」なんてことにもなります。
しかも、栄養バランスが偏っている可能性もあります。

それに加えて育児に忙しいママは、主に家の中で過ごします。
そのため、必然的に運動不足に陥ってしまうのです。
つまり、消費カロリーよりも摂取カロリーが増えて皮下脂肪がたまっていきます。
また、基礎代謝も下がるので、痩せにくくなります。
痩せたい産後のママは、この負のループと戦っていかなければいけません。

骨盤の歪みと産後太り

肥満原因と産後太り|骨盤の歪み

産後太りにとって避けられない原因が骨盤の歪みです。
骨盤の中に子宮があるので、妊娠で骨盤が開くことは防げません。
また、骨盤が開いて筋肉や靭帯を緩めることで、赤ちゃんが産道を通ることができます。
ですから、妊娠中に骨盤が開くのは避けられない事実なのです。

骨盤が開くと、骨盤の歪みが起こります。
開いた骨盤は約3か月かけて、ゆっくりと元に戻ります。
しかし、残念なことに勝手に戻ってはくれません。

筋肉や靭帯がのびきってしまうので戻れないのです。
戻らないので開いたままになってしまうため、骨盤が歪んでしまうのです。
それによって、骨盤や骨盤周りに余計な脂肪がついてしまい太ってしまいます。

産後太りは骨盤の歪みによって起こるので、太りやすいのに痩せにくいです。
「ダイエットに掛ける時間がない!」と思って後回しにしていたら、あとあと大変なことになります。
産後太りを解消するためのダイエットをしましょう。

中性脂肪とコレステロール

肥満予防の知識|中性脂肪とコレステロール

人は食べ物から摂取した糖分や脂質などを、エネルギー源として生きています。
そのエネルギーは、主に3つのことで消費されています。

基礎代謝
呼吸や体温維持、臓器の働きなど、生命活動に必要なエネルギー

生活活動代謝
家事や仕事、運動など、生活で消費されるエネルギー

食事誘導性熱産生(DIT)
食事の消化で消費されるエネルギー

このうち基礎代謝が7割を占めていて、生活活動代謝は2割DITは1割程度です。
これらの消費エネルギーよりも摂取するエネルギーの量が多いと、余りが中性脂肪として蓄えられます。

中性脂肪とは

肥満予防の知識|中性脂肪とは

中性脂肪は、3つの脂肪酸グリセロールを原料として肝臓で作られる脂肪です。

別名「トリグリセリド」とも呼ばれています。
主に皮下脂肪の主成分で、肝臓や皮膚の中の脂肪細胞に蓄えられます。

エネルギーを中性脂肪に変換することで、蓄えやすく効率がいい燃料になります。
血液にも蓄えられますが、中性脂肪などの脂質は血液に溶けません。
そのため、血液の脂肪はリポタンパク質という状態になり、たんぱく質と結びついて溶けこみます。

中性脂肪が消費されるには、ホルモン感受性リパーゼという酵素の働きが必要です。
ホルモン感受性リパーゼによって、中性脂肪が分解されてエネルギーに変換されます。
しかし、血糖値が上がるとインスリンによって、ホルモン感受性リパーゼの働きが弱くなります。
そのため、先に糖がエネルギーとして使われ、その後に中性脂肪が消費されていきます。

また、インスリンはリポタンパクリパーゼの働きを促進します。
リポタンパクリパーゼは脂肪細胞の中に、中性脂肪を取り込ませやすくなる働きがあります。
つまり、この働きが促進されることで、脂肪がつきやすくなります。

余った糖のエネルギーや中性脂肪のエネルギーは、肝臓で再び中性脂肪に合成されます。
そのため、消費されるエネルギーよりも、摂取エネルギーが多いと脂肪がつきやすくなります。
また、中性脂肪は多すぎるのも少なすぎるのもからだに悪影響が出ます。
中性脂肪の量は、脂質検査(血液検査のうちのひとつ)で知ることができます。
中性脂肪の正常値30~149です。

低中性脂肪血症

肥満予防の知識|中性脂肪と低中性脂肪血症

中性脂肪が29以下だと、低中性脂肪血症になります。

低中性脂肪血症とは中性脂肪が少なすぎることによる、"脱力感""頭がボーっとする"などの症状のことです。
栄養不足によって動脈硬化が起こることもあります。

主に「ダイエット」「空腹」「栄養不足」などが原因で、女性に多くみられる症状です。
まれに、肝臓の機能の低下で中性脂肪が合成されないことや甲状腺機能亢進症(バセドウ病)などで、エネルギーの消費が高くなりすぎるなどの肝臓や甲状腺などの病気が原因のこともあります。

また、低中性脂肪血症だけでなく、低栄養性脂肪肝になる可能性もあります。
脂肪肝というと太っている人がなりやすいイメージですが、主にダイエットが原因の脂肪肝です。
肝臓には少なくとも10%の脂肪が必要です。
ダイエットなどで脂肪が作られないと、肝臓の機能は低下してしまいます。

肝臓の機能が低下すると、「これは危ない!」と肝臓はあわててからだ中から脂肪を集めてきます。
それが続くと、必要以上に脂肪がたまってしまうので脂肪肝になります。

高中性脂肪血症

肥満予防の知識|中性脂肪と高中性脂肪血症

中性脂肪が150を超えると、脂肪肝高中性脂肪血症になります

肝臓に中性脂肪がたまると脂肪肝になります。
脂肪肝は肝臓に30%以上の脂肪がたまった状態です。
つまり、鴨やガチョウが大量のえさをたべさせられて、肝臓に脂肪をたくわえられる、"フォアグラ"のような状態になります。

実は、成人の4人に1人が脂肪肝を持っているので、さほど珍しくない病気です。
しかし、肝脂肪は肝臓機能の低下につながり、肝硬変肝臓がんになることもあるので注意が必要です。
脂肪肝には3種類あります。
アルコールが原因の「アルコール性脂肪肝」肥満が原因の「単純性脂肪肝」「非アルコール性脂肪肝」です。
内臓脂肪やダイエットによる脂肪肝が、非アルコール性脂肪肝です。

また、中性脂肪が要因となるもう一つの症状は、高中性脂肪血症です。
高中性脂肪血症とは脂質異常症の1つで、中性脂肪が多すぎる場合に起きる症状です。
動脈硬化の原因にもつながります。
血液中の中性脂肪が増えすぎると、HDL(善玉)コレステロールが減り、LDL(悪玉)コレステロールが増えます。
内臓脂肪によって中性脂肪が増えても、同じようなことが起こります。

HDL(善玉)コレステロールとアディポネクチンが減ることで、中性脂肪が増加しやすくなります。
アディポネクチンとは、中性脂肪を減少させる物質です。
また、LDL(悪玉)コレステロールのほかに、粒子が小さいレムナントという超悪玉コレステロールも増えます。

LDL(悪玉)コレステロールとレムナントが血管の壁にたまっていき、動脈硬化を引き起こします。
それにより、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まってしまうので危険です。

コレステロールとは

肥満予防の知識|コレステロールとは

動脈硬化の原因となるコレステロールを、悪いものだと思う人も多いと思います。

しかし、コレステロールはからだにとって、とても重要な働きを持っている脂質でもあります。
からだにはなくてはならない存在なので、極端に避ける必要はありません。

むしろ、少なすぎても体調不良を起こすので注意が必要です。

コレステロールの種類

コレステロールには、「HDL(善玉)コレステロール」と「LDL(悪玉)コレステロール」があります。
これは、リポタンパク質に含まれているコレステロールの比重によって変わります。

HDL(善玉)コレステロール リポタンパク質の比重が高いコレステロールです。
余分なコレステロールを除去し、肝臓に戻す働きがあります。

LDL(悪玉)コレステロール リポタンパク質の比重が低いコレステロールです。
全身にコレステロールを供給していきます。
しかし、からだの中で酸化してしまうことで、動脈硬化につながります。

コレステロールの働き

コレステロールの働きは全部で3つです。

  1. 細胞膜を強くする・安定させる
  2. ホルモンの原料
  3. 胆汁酸の生成

1.細胞膜を強くする・安定させる 人のからだにある60兆個もの細胞には、細胞の内外とを分ける細胞膜という膜があります。
限られたイオンだけを透過させたり、ウイルスを阻害、老廃物を排出したりする働きがあります。
この細胞膜はたんぱく質とリン酸とともに、コレステロールも含まれています。
コレステロールは細胞膜を強くするとともに、柔軟性を保って安定させる働きもあります。
そのためコレステロールが少なくなると、細胞膜が弱まって脳出血を起こしやすくなります。

2.ホルモンの原料 副腎皮質ホルモン
ミネラルや水分の調整、炎症を抑える、糖質の代謝など
男性ホルモン
骨格や筋肉、性機能などの男らしさをつくる
女性ホルモン
肌や髪など女性らしさをつくったり、健康を保つ

コレステロールは、これらのホルモンの原料になる物質です。
そのため、コレステロールが少なくなると、ホルモンバランスが崩れて体調を崩しやすくなります。

3.胆汁酸の生成 胆汁酸もホルモンと同じくコレステロールが原料です。
胆汁酸は肝臓で作られて消化器官で脂肪を乳化させ、脂肪の消化・吸収を助けます。
そのほかにもリパーゼの活性化や、毒素や亜鉛などの無機物質をからだの外に出す働きがあります。
そのため、コレステロールが少なくなると、脂質の消化・吸収の低下につながります。
しかし、多すぎても胆石ができる原因になるので注意してください。

これらの働きから見るように、コレステロールはからだに必要な脂質です。
コレステロールは、摂り過ぎると高コレステロール血症を招きます。
少なすぎるのもよくありませんが、摂り過ぎないように注意してください。

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