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バラシクロビルとは

バラシクロビル(Valaciclovir)とは

バラシクロビルは、抗ウイルス薬「バルトレックス」に含有されている薬効成分です。ウイルスの中でも、特に口唇ヘルペス性器ヘルペス帯状疱疹などを引き起こすヘルペスウイルスに対して効果を発揮します。

ヘルペスウイルスは人から人へ感染し、体内で増殖してさまざまな症状をもたらします。
小さな水疱(水ぶくれ)が口唇の周辺、性器、また体の左右どちらか半分に現れて、かゆみや傷みをもたらすヘルペスは、自然治癒が難しい病気です。ただし、バラシクロビルを使うことで症状を抑えることは可能です。

ここでは、悩ましいヘルペスと戦う強い味方・バラシクロビルについて、またこの成分を含有する「バルトレックス」などの医薬品について、様々な情報をまとめています。

バラシクロビルの効果

バラシクロビルは、ヘルペスウイルスが原因で発生する症状を抑制する効果を持っています。
ヘルペスウイルスに感染した際には、痛みとかゆみを伴う水疱が発生しますが、バラシクロビルを服用することで水疱の発生を未然に防ぐ、また発生した水疱を消し去ることができます。

水疱はヘルペスウイルスが体内で増殖することによって作られるものであり、前兆症状として患部に発生するチクチクヒリヒリとした刺激感があります。刺激感が発生してから水疱ができるまでの期間は数日ほどですが、それまでに患部の赤み、発疹といった症状が現れます。
この期間中にバラシクロビルを服用することによって、水疱が発生する前に症状を沈静化させることが可能です。また、水疱が発生してからでも、バラシクロビルを服用することによって体内のヘルペスウイルスの数を減らし、痛みや不快感を解消することもできます。

バラシクロビルが効果をもたらすのは、口唇ヘルペスや性器ヘルペス、帯状疱疹、水ぼうそうなど、ヘルペスウイルスが原因で起こる病気全般です。
また、ヘルペスの症状はいったん治まったあとでも再発する可能性がありますが、その際もバラシクロビルを使用することですみやかに症状を抑えることが可能です。

Wikipedia - バラシクロビル

バラシクロビルの副作用

バラシクロビルは、数ある抗ウイルス薬の中でも副作用が少なく、用法用量を守りながら服用すれば安全に服用できます。
しかし、体質や体調などによっては副作用が発生する恐れがあります。バラシクロビルの副作用として発生しやすい症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 下痢や吐き気などの胃腸症状
  • 発疹などの皮膚症状
  • めまいや眠気、頭痛など

また、まれに以下のような重い副作用が現れることもあります。

  • 急性腎不全
  • 重度の精神神経症
  • アナフィラキシー様症状
  • 重度の血液成分の異常
  • 皮膚粘膜眼症候群
  • 間質性肺炎
  • 呼吸抑制
  • 間質性肺炎
  • 重度の肝障害
  • 膵炎

重い副作用はどれも処置の遅れによって心身に大きなダメージを与える症状です。したがって、バラシクロビルを摂取した後に前兆が現れた際には、すみやかに医師による診察を受けましょう。
また、軽度の副作用であっても、長期間継続する、症状が重症化していくといった場合があります。このような場合も、医師に相談することをおすすめします。

おくすり110番 - バラシクロビル

バラシクロビルを含む医薬品

バラシクロビルを有効成分とする医薬品にはさまざまなものがありますが、新薬(先発薬)とされているのは「バルトレックス」のみです。皮膚科をはじめ、ヘルペスを扱っている医科では診察を受けたうえで処方してもらうことができます。

ここでは、そんなバルトレックスに関するさまざまな情報をまとめています。開発したメーカーはどこか、どんな特徴を持っているのか、チェックしてみましょう。

バルトレックス

バラシクロビルを有効成分とする先発薬「バルトレックス」は、イギリスの首都ロンドンのハウンズロークに本社を置く製薬会社グラクソ・スミスクライン社が製造する医薬品です。

バルトレックスは錠剤タイプの製品顆粒タイプの製品が存在しています。錠剤タイプは長経約19mm、短経約7mm、厚さ約6mmの楕円形をした白い小さな医薬品です。含有量は1錠につきバラシクロビル500mgとなっています。顆粒タイプは白い粉末状で、こちらも1袋につきバラシクロビル500mgを含有しています。

使用目的は、ヘルペスウイルスが原因で発生する症状の抑制と治療です。具体的な症状としては単純疱疹や帯状疱疹、水疱(水ぼうそう)、口唇ヘルペスや性器ヘルペスといったものが挙げられます。また、いったん治癒したあと再発した場合も、バラシクロビルを使用することで症状を抑えることができます。

服用量は、症状の程度や服用者の年齢、体重などによっても異なりますが、基本的には1回の服用でバラシクロビル500~1,000mgとされています。
ただし、バルトレックスを服用した際には体内の水分が平常時よりも多く代謝されるため、平時よりも水を多く摂取するよう心がける必要がある点は要注意です。何らかの理由で水分摂取量を制限している場合は、服用の前に医師に相談しましょう。

バルトレックスの詳細はこちら

KEGG - バラシクロビル

バラシクロビルのジェネリック

バラシクロビルを有効成分とする先発薬は「バルトレックス」のみですが、ジェネリック(後発医薬品)は数種類あります。

主にインドの製薬会社が手がけているもので、それらの製薬会社は、バルトレックスの後に続いてバラシクロビルを有効成分とする抗ヘルペス薬を生み出し、世に送り出しました。
すでに存在するバラシクロビルを使って製造しているので開発コストがそれほど掛かっていないというのがポイントです。バルトレックスよりも安価に購入することができます。

ここでは、そんなバルトレックスジェネリックの中でも、特に「バルシビル」「バルクロビル」「バルクロブ」を取り上げ、どのような医薬品であるのか解説します。

バルシビル

バルシビルはインドの製薬会社シプラが開発したバルトレックス・ジェネリックです。青色の錠剤で、バラシクロビル含有量が1,000mgの製品と500mgの製品があります。
バラシクロビルを服用する際、症状によっては一度にバラシクロビル1,000mg分を服用する必要がありますが、この場合に便利なジェネリックといえるでしょう。
日本国内の病院で処方してもらうことはできませんが、通販サイト(個人輸入代行サイト)を利用することで6錠入りパッケージを1,000円程度で購入できます。

バルシビルの詳細はこちら

バルクロビル

バルクロビルはインドのセンチュリオンラボラトリーズが販売するバルトレックス・ジェネリックです。全体が濃いブラウンのPTPシートに錠剤がセットされています。PTPシートを見ただけでは薬の色などを確認できませんが、このようなPTPシートには、太陽光などで薬の成分が変質してしまうの防ぐことができます。
バラシクロビルの含有量は1錠あたり500mg。通販で購入することが可能で、20錠入りパッケージで約3,000円というのが価格相場です。

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バルクロブ

バルクロブはインドの製薬会社サバメディカが製造・販売するバルトレックス・ジェネリックです。1錠あたりのバラシクロビル含有量は500mgで、先発薬バルトレックスと変わりません。
また、錠剤は白く薄い楕円形で、服用時にも喉へ引っかかりにくく、安全に服用できるというのが特徴のひとつです。販売価格は30錠入りパッケージが5,200円前後。ほかの製品と比較すると、少々高めの値段設定となっているといえます。

バルクロブの詳細はこちら

バラシクロビルの作用機序

バラシクロビルは、「プロドラッグ」と呼ばれる種類の医薬品です。プロドラッグとは、摂取して体に吸収されると薬の成分が変化して効果を発揮するという性質を持つ医薬品です。バラシクロビルは、体内で「アシクロビル」という成分へ変化します。
アシクロビルという成分自体は、「ゾビラックス」という抗ウイルス薬の有効成分として存在していますが、アシクロビルは吸収率がイマイチというネックがありました。
そこで登場したのがバラシクロビルです。
アシクロビルに「バリン」と呼ばれるアミノ酸を結合することでより吸収率が上がり、その分だけヘルペスウイルスに対して優れた効果を発揮できるようになりました。

バラシクロビルから変化したアシクロビルの作用機序は以下の通りです。
アシクロビルは体内にひそむヘルペスウイルスの作用によって「一リン酸」という物質に変化し、その後人間の細胞がもつ「細胞性キナーゼ」という酵素の働きによって、一リン酸から「三リン酸体」へと変化します。
三リン酸体は、ウイルスが細胞分裂を行う際に活動する「ウイルスDNAポリメラーゼ」という器官の働きによってウイルスに吸収されます。
三リン酸体は、ウイルスの“DNA伸長”を阻害します。DNA伸長が阻害されたウイルスはDNA複製ができず、ひいては増殖することができないということになります。

ウイルスは増殖することで生存し、領域を広げて病気を深刻化させていく病原体です。ウイルス1個体自体のパワーはきわめて微弱で生命力は低く、寿命も長くありませんが、DNA複製をくり返し、増殖することで、ひとつひとつの個体はすぐに死んでしまうとしても生存していくことが可能です。
しかし、そこでバラシクロビルが登場することによって状況は変わります。バラシクロビルにはウイルスを最後の1個体にいたるまで攻撃して駆逐するような力はなく、ウイルスを全滅させることはできませんが、ヘルペスの症状を現わせなくなるほどに減少させることはできます。
こうして、バラシクロビルはヘルペスの症状を抑えるのです。

Wikipedia - バラシクロビル

バラシクロビルの併用禁忌薬

バラシクロビルには、併用禁忌薬は存在しません。ただし、バラシクロビルに過敏症(アレルギー)が起きた経験がある方、もしくはバラシクロビルが体内で変化するアシクロビルに過敏症(アレルギー)を持つ人は、使用が禁忌となっています。

また、体調によってはバラシクロビルを摂取することによって不快感や不調を覚えるようなこともあるようです。何かしらの異常が見られた場合には、医師に相談することをおすすめします。

KEGG - バルトレックス

バラシクロビルの併用注意薬

バラシクロビルの併用注意薬(併用の際は十分に注意すべき薬)には、以下のようなものが挙げられます。

・ベネシッド
有効成分はプロベネシド。痛風や高尿酸血症を治療する医薬品です。結晶化して痛風の原因になる尿酸を排出させる働きがあります。バラシクロビルとの併用によってバラシクロビルの副作用が出やすくなる可能性があります。

・タガメット
有効成分はシメチジン。胃酸の分泌を抑え、胃炎や胃潰瘍の治癒を早める効果があります。これもまた、バラシクロビルとの併用でバラシクロビルの副作用が出やすくなる可能性があります。

・セルセプト
有効成分はミコフェノール酸モフェチル。免疫抑制剤であり、たとえば臓器移植後に免疫が過剰に働いて拒否反応を起こすのを防ぐために使用されます。バラシクロビルの副作用が出やすくなる可能性があるため、併用注意薬に指定されています。

・テオドール
有効成分はテオフィリン。気管支を拡張する働きがあり、喘息や気管支炎の治療に用いられています。バラシクロビルにはテオフィリンの代謝を阻害する働きがあり、テオフィリン中毒を発症する可能性があるとされています。頭痛や嘔吐、痙攣などがテオフィリン中毒の代表的な症状です。

以上の医薬品が、併用注意薬です。どうしても併用しなければならない場合は医師の指示を仰ぎ、慎重に服用する必要があります。

KEGG - バルトレックス

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