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スピロノラクトンとは

スピロノラクトン(Spironolactone)とは

スピロノラクトン(Spironolactone)は、カリウム保持性利尿剤のひとつである「アルダクトンA」に含有されている有効成分です。
利尿作用によって排尿を促し、体内に溜まっている不要な水分を排出しやすくします。

このような効果があることから、主にむくみ高血圧を解消する目的で使用します。
ループ利尿剤や浸透圧利尿剤といったほかの利尿剤に比べてカリウムの保持性が高いことから、低カリウム血症を防ぐためにほかの利尿剤と併用することもあります。

ここでは、そんなスピロノラクトンやこれを含有する利尿剤について紹介しています。
副作用や併用禁忌薬、併用注意薬についてもまとめているので、正しく使用するためにぜひそちらもあわせてご覧ください。

スピロノラクトンの効果

スピロノラクトンは心不全や腎不全によるむくみ、高血圧を解消する目的で用います。
現在はむくみ解消のための医薬品として使用する機会が増えていますが、もともとは高血圧治療薬として用いることが多かった医薬品です。
1回の排尿量もしくは1日の排尿回数が増えることで、余分な水分が多く排出されます。
その結果、血圧が低下し、また不要な水分の蓄積によって生じるむくみを解消します。

ただし、排尿量や排尿回数が増えることにより、日常生活において不都合が生じる可能性もあります。
たとえば、就寝前に使用すると睡眠中に尿意を催し、何回も目を覚ますことにつながりかねません。
これによって睡眠の質が低下したり睡眠不足に陥ったりして、心身に不調が生じるおそれがあります。

また、外出前に使用すると、出先で頻繁にトイレを利用しなければいけなくなります。
集中力を要する危険な作業中、車での移動中など、トイレを利用できない状況で尿意を催す可能性も考えられるでしょう。
このように、スピロノラクトンは使用するタイミングを誤ると不便を感じることになりかねません。

とはいえ、優れた利尿効果を発揮することは確かなので、上記の点に注意しつつ正しく使用してむくみや高血圧を改善していきましょう。

Wikipedia - スピロノラクトン

カリウム保持性利尿薬

利尿剤は、いくつかの種類に分けることができます。
具体的にはループ利尿剤、サイアザイド系利尿剤、カリウム保持性利尿剤などの種類がありますが、スピロノラクトンはこの中の「カリウム保持性利尿剤」に当たります。

その名のとおり、尿と一緒にカリウムが排出されすぎることを防ぐのが最大の特徴です。
これにより、利尿剤の代表的な副作用として挙げられる低カリウム血症を招きにくいところが大きな特徴のひとつです。

女性ホルモン作用

スピロノラクトンは優れた利尿作用があることから、基本的には高血圧治療や心不全に伴うむくみの解消を目的に使用します。
前述のように、カリウムを保持する性質があることから、ほかの利尿剤に比べて副作用として低カリウム血症を招きにくいのが強みです。

これに加えて、女性ホルモンのはたらきを促す作用があるのも大きな特徴として挙げられます。
そのため、ホルモンバランスの乱れによって生じる女性のニキビ(尋常性ざ瘡)抜け毛、多毛症などを解消する目的で使用することも可能です。

その中でも特にニキビへの効果が高いとされており、再発防止にも役立ちます。
しかし、このような作用があることから生理不順のような副作用を招くおそれがあるほか、男性が使用した際に乳房にふくらみが生じるケースが確認されています。

スピロノラクトンの副作用

スピロノラクトンの副作用として発疹や吐き気、めまい、頭痛などが挙げられます。
いずれも軽度の症状であることがほとんどですが、万が一重症化した場合や長期にわたって症状が続いている場合はすみやかに受診することをおすすめします。
また、発症率は極めて低いものの、腎不全皮膚障害といった重篤な副作用を引き起こす危険性もあります。
腎不全であれば血尿や痙攣、皮膚障害であれば皮膚の痛みや発赤、水ぶくれなどが初期症状として現れます。
これらの症状が見られる場合はすみやかに医師による診察を受けましょう。

そのほか、上記以外にもスピロノラクトンならではの副作用がいくつかあります。
例えば、カリウムを保持するという性質によって体内のカリウム濃度が増加し、高カリウム血症を引き起こすおそれがあります。
症状の程度によっては精神症状や不整脈につながる危険性が高まります。

また、ホルモン作用を持つことから、体内のホルモンバランスの乱れによって生理不順、乳房痛などが現れることもあります。
ホルモン作用による副作用は一過性の症状が多く、自然治癒することがほとんどですが、私生活に支障が生じる場合や長期化した場合は早めに受診することをおすすめします。

Wikipedia - スピロノラクトン

スピロノラクトンを含む医薬品

医薬品は先発薬(先発医薬品)、それを元に開発されたジェネリック医薬品(後発医薬品)の2種類に分けることができます。
スピロノラクトンを有効成分として含有する医薬品においても、先発薬とジェネリック医薬品があります。
ここでは、先発薬「アルダクトンA」について紹介しています。

アルダクトンA

アルダクトンAは、世界的に有名なアメリカの製薬会社ファイザーが開発したカリウム保持性利尿薬です。
白色の円形をした錠剤であり、服用すると有効成分スピロノラクトンの利尿作用によって排尿を促し、体内の余分な水分を減らすことで高血圧やむくみを改善します。
また、カリウムが尿と一緒に排泄されることを防ぐ作用もあるため、利尿剤に多く見られる低カリウム血症のリスクが少ないのも特徴として挙げられます。

通常は成人であれば1日2~4錠(スピロノラクトンを50~100mg)を服用しますが、症状の度合いによって適宜増量することが可能です。
ただしその場合、必ず医師に相談したうえで正しく行うようにしましょう。

スピロノラクトンのジェネリック

スピロノラクトンを有効成分とする利尿剤には、ジェネリック医薬品もいくつか開発されています。
具体的には、スピロノラクトンやラシラクトンなどが挙げられます。
ここではこれらのジェネリック医薬品について、それぞれの基本情報をまとめています。

スピロノラクトン

スピロノラクトンは、ハウプトファーマ社が製造・販売する利尿剤です。
アルダクトンAのジェネリック医薬品として開発され、有効成分スピロノラクトンの名前をそのまま商品名に採用しています。

有効成分スピロノラクトンのはたらきによって1日の排尿回数や1回の排尿量を増やし、体内に蓄積した水分を排泄することでむくみや高血圧を解消します。

1日1錠100mgを服用しますが、症状の度合いにあわせて増減することが可能です。
また、100mg錠1錠あたりの平均価格が60円前後であり、アルダクトンAに比べてコストパフォーマンスに優れている点がポイントです。
治療にかかる出費を節約したい方におすすめの商品といえます。

スピロノラクトンの詳細はこちら

ラシラクトン

ラシラクトンは、サノフィ社が開発した利尿剤です。
白色の楕円形をした錠剤であり、1日1~2錠(20~40mg)を経口投与します。

最大の特徴は、スピロノラクトンだけでなくフロセミドも有効成分として含有している点です。
フロセミドはループ利尿剤を代表する医薬品、ラシックスに含まれる成分として知られています。
しかし、利尿作用に優れている反面、体内のカリウムまで尿と一緒に排泄してしまいやすく、結果として低カリウム血症を招きやすい点が懸念されます。

それに比べて本剤なら、スピロノラクトンのはたらきによってカリウムの排出を防ぎつつ、2種類の有効成分によって大きな利尿効果を得られます。
また、1錠あたりの平均価格が約25~30円と非常に安いため、治療における出費を大幅に減らせる点も魅力のひとつとして挙げられます。

スピロノラクトンの併用禁忌薬

先発薬であれ、ジェネリック医薬品であれ、スピロノラクトンを含有する医薬品を用いて高血圧やむくみを解消する場合は、併用禁忌薬との併用に十分注意する必要があります。
併用禁忌薬とは、併用することで相互作用によって重篤な副作用を引き起こすリスクが高い医薬品をいいます。

スピロノラクトンの併用禁忌薬として、具体的にはエプレレノン(高血圧治療薬)タクロリムス(免疫抑制剤)などが挙げられます。
併用すると、相互作用によってカリウム濃度が上昇し、高カリウム血症を引き起こすリスクが高まります。

また、ミトタン(副腎皮質がんの治療薬)も併用禁忌薬に指定されています。
併用することでミトタンの効果が薄れてしまうほか、人体に悪影響を及ぼすおそれがあります。
これらの医薬品を常用している方は、スピロノラクトンを使用しないように気をつけましょう。

Wikipedia - スピロノラクトン

スピロノラクトンの併用注意薬

スピロノラクトンは併用禁忌薬だけでなく、併用注意薬もいくつか指定されています。
併用注意薬は併用可能ですが、人体に悪影響が及ぶリスクがあることから、細心の注意を払ったうえで慎重に取り扱わなければいけないものをいいます。

たとえば、「降圧剤」「ACE阻害剤」「他の利尿剤」がスピロノラクトンの併用注意薬として挙げられます。
これらの医薬品と併用すると降圧作用が過剰に働き、急激な血圧低下を招く危険性があります。
また、「カリウム製剤」「ほかのカリウム保持性利尿薬」なども併用注意薬であり、併用することでカリウム濃度が著しく上昇するリスクが考えられます。

どうしても併用注意薬と併用しなければいけない場合は、必ず医師から適切な指示を仰いだうえでその通りに扱うようにしましょう。

Wikipedia - スピロノラクトン

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