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イミキモドとは

イミキモド(Imiquimod) とは

イミキモドは、ウイルス性の尖圭コンジローマや日光角化症を治療する目的で開発された薬効成分です。
国内では、「ベセルナクリーム」という商品で持田製薬株式会社から販売されています。
また、海外ではベセルナクリームのジェネリック医薬品として、「イミキモドクリーム」や「アルダラクリーム」といった商品も開発・販売されています。

いずれも有効成分イミキモドの効果によってウイルスの増殖を抑制し、健康な細胞を活性化させることで症状を治療します。特に、性感染症のひとつである尖圭コンジローマの治療薬として効果を発揮します。
ここでは、そんなイミキモドの効果や副作用について、またこの有効成分を含む医薬品について紹介しています。

参考:くすりのしおり - ベセルナクリーム5%

イミキモドの効果

イミキモドは、人の体内に入り込んで病気の原因になるウイルスの増殖を防ぐこと、また新しく生成された細胞を活性化させること、以上2つの効果を持つ薬効成分です。粘膜接触などで人から人へ感染するウイルスは、体内で増殖することで病気の症状を深刻化させていきます。

イミキモドは、ウイルスの増殖を抑えてその数を減らすことで、ウイルスが症状を発現できない状態にすることができます。また、免疫機能を高める効果も期待できることから、ウイルスが何らかの原因で再び増殖し始めた際、症状の再発予防を目的として使用することも可能です。

さらに、新しく生成された細胞を活性化させるはたらきもあります。細胞がダメージを与えられて病気になることを防ぐことができるのです。

この成分を含む医薬品は、基本的に患部に直接塗布する外用薬であり、継続的に使用することで効果を発揮します。錠剤をはじめとする内服薬の使用が苦手な方も、簡単に使用できるのが特徴といえます。

イミキモドの適応症状

イミキモドは、日本国内では主に性感染症のひとつである尖圭コンジローマを治療する目的で使用されています。患部に塗布することによって、有効成分イミキモドがナチュラルキラー細胞やキラーT細胞といった細胞性免疫のはたらきを活性化します。これによって細胞性免疫が尖圭コンジローマの原因であるヒトパピローマウイルスを攻撃し、死滅させることで症状が改善します。

従来は尖圭コンジローマによるイボを切除する一時的な治療が主流であり、これはすぐに再発してしまうという問題がありました。しかしイミキモドの登場により、原因であるヒトパピローマウイルスを消滅させ、根本からの治療が可能になりました。

一方、紫外線によって皮膚角化細胞のDNAが損傷し、また損傷した細胞に対する免疫機能が低下していることで起こる日光角化症についても効果を発揮します。イミキモドには細胞性免疫の機能を活性化させたり、古い状態の細胞を新しいものに作り変えるアポトーシスを促進したりする効果があります。

このような効果によって損傷した細胞を新しく作り変え、日光角化症やそれに伴う細胞がんの治療・予防をします。そのほか、上記の効果によって「基底細胞がん」の治療にも有効だとされています。
基底細胞がんは基底層(表皮の最下層)の細胞に発症するがんですが、まだ軽度な状態であれば、イミキモドの効果によって基底層の細胞の状態を改善し、治療することが可能です。

イミキモドの副作用

イミキモドに限らず、すべての医薬品は使用することで副作用を招く可能性があります。医薬品には有効成分が含まれており、これの働きによって特定の病気を治療します。このような医薬品本来の目的に合った作用のことを、「主作用」といいます。

一方、有効成分が人体に強く影響することにより、本来の目的とは異なる作用が生じることがあります。これが「副作用」です。何かしらの有効成分を含有する以上は、どのような医薬品を使用しても副作用を引き起こす可能性があります。使用後に副作用が生じても冷静かつスムーズに対処できるように、自分が使用する医薬品の副作用を知っておきましょう。

イミキモドの代表的な副作用として挙げられるのは、発赤や浮腫、痛み、かゆみといった皮膚症状です。とはいえ、これらの副作用は軽度な症状のまま自然に沈静することがほとんどなので、それほど心配する必要はないでしょう。むしろこれらの症状はイボ、角化した皮膚や細胞の治療が進んでいる証であるといえます。イミキモドがしっかり効果を発揮していることを意味します。

ただし、必ずしもこのような軽度の副作用ばかりが現れるとは限りません。排尿時に激痛を伴う、表皮剥離が起こるといった重度の副作用が現れる可能性もあります。万が一重度の副作用やその初期症状が現れた場合は、医薬品の使用を中止し、すぐさま医師に相談するようにしましょう。

また、軽度の副作用であっても重症化した場合、長期にわたって症状が継続している場合も同様に、すみやかに診察を受けることをおすすめします。

おくすり110番 - イミキモド

イミキモドを含む医薬品

尖圭コンジローマや日光角化症に効果を発揮するイミキモドですが、これを含有する医薬品はいくつか開発されています。日本では「ベセルナクリーム」の使用が一般的であり、多くの医療機関が尖圭コンジローマの治療に用いています。こちらの項では、ベセルナクリームについて紹介します。

ベセルナクリーム

ベセルナクリームは、患部に直接塗布するクリームタイプの外用薬です。東京都新宿区に本社を構える製薬メーカー、持田製薬株式会社が開発・販売しています。薬剤の外見的な特徴として、微黄色をしている点が挙げられます。

ベセルナクリームは、有効成分イミキモドの効果により、尖圭コンジローマの原因であるヒトパピローマウイルスの増殖を抑制して症状を治療します。また、細胞性免疫の機能を高める働きもあることから、損傷している細胞を新たに作り変えて日光角化症や基底細胞がんを改善する効果も期待できます。

使用方法は、隔日で患部に1日1回塗布するだけなので、誰でも扱いやすいのがポイント。塗布してから6~10時間ほどは洗い流さず、薬剤を浸透させる必要があるので、就寝前に使用するのがおすすめです。

イミキモドのジェネリック

日本国内ではベセルナクリームの使用が主流ですが、世界的に見れば「イミキモドクリーム」「アルダラクリーム」といったジェネリック医薬品が用いられることも少なくありません。ここでは、それらのジェネリック医薬品について紹介します。

イミキモドクリーム

イミキモドクリームは、グレンマーク社が製造・販売するジェネリック医薬品です。新薬であるベセルナクリームが白色のパッケージ、小袋に内包されているのに比べて、こちらは黄色を貴重としたパッケージ、小袋に内包されているのが外見的な違いとして挙げられます。

尖圭コンジローマを治療する場合は、イボの大きさが大豆1粒分程度なら250mg(1袋)を塗布します。有効成分イミキモドの働きにより、体内に潜んでいるヒトパピローマウイルスを殺菌し、症状を治療します。海外医薬品の通販サイトでは、3袋1セットが3,000円程度で販売されています。

イミキモドクリームの詳細はこちら

アルダラクリーム

アルダラクリームはメダ社が開発した尖圭コンジローマや日光角化症の治療薬であり、新薬のベセルナクリームと同じくイミキモドを有効成分として含有します。有効成分が同じであることから、有効性や副作用として現れる可能性がある症状などはすべてベセルナクリームと変わりません。

一方、大きな相違点として挙げられるのが販売価格です。ジェネリック医薬品は新薬よりも開発コストを大幅に削減して製薬されています。これにより、新薬と比べて安い価格で販売されています。通販では2,700程度で購入することができます。

アルダラクリームの詳細はこちら

イミキモドの作用機序

イミキモドは、皮膚内にある「単球」や「樹状細胞」といった器官に作用することで、さまざまなウイルス感染症を治療します。単球や樹状細胞には「トール様受容体」と呼ばれる器官があり、この器官に働きかけることでインターフェロン(IFN)と呼ばれるたんぱく質の一種の産生を促します。IFNによってウイルスの増殖を抑制し、感染症の症状を鎮静化させます。

また同時に、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)やキラーT細胞といった抗体を活性化させるインターロイキン(IL)の産生を促す働きもあります。NK細胞、キラーT細胞は体内に侵入した異物に対して拒絶反応を示す細胞性免疫であり、ウイルスが感染した細胞を攻撃し、死滅させます。こうして、尖圭コンジローマをはじめとするウイルス感染症を治療することが可能です。

NK細胞やキラーT細胞の活性化は、日光角化症を治療するのにも働きます。紫外線によってひどく損傷してしまった皮膚角化細胞は、いわば免疫機能が低下している状態です。しかし、NK細胞やキラーT細胞が活性化すれば、免疫機能が再び向上します。

また、古い細胞を死滅させて新たに健康な状態の細胞を生成するアポトーシスを促進させる効果も、日光角化症治療において重要な役割を担っています。損傷した古い細胞が蓄積することを防ぐことで、日光角化症やそれによる細胞がんの治療または予防をします。

イミキモドの基礎と臨床

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