痛み
頭痛、筋肉痛、肩こりなど、様々な痛みの対処法や原因について解説します。慢性化してしまうことがほとんどですので、早めに治療をするようにしましょう。
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様々な痛み
痛みには頭痛、筋肉痛、肩こりなど様々な種類があります。
この記事ではその痛みの原因や対処法について詳しく解説していきます。
頭痛
痛みの中で最も一般的ともいえる頭痛ですが、頭痛にも様々な種類があります。
この項目では様々な頭痛の原因や対処法について解説していきます。
頭痛の種類
頭痛の種類は一次性頭痛と二次性頭痛に分類することができます。
一次性頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛といった生活習慣や遺伝などによって起こる慢性頭痛が分類されます。
一方、二次性頭痛はくも膜下出血などの病気から引き起こされる症候性頭痛が入り、放置すると命に関わる危険な頭痛です。
頭痛の9割が一次性頭痛に分類され、実に日本人の3人に1人の割合の方が頭痛持ちと言われています。
頭痛の対処法
頭痛には様々な種類があることは先ほど触れましたが、頭痛を治療するにはそれぞれの頭痛に対して正しい対処法を行う必要があります。
この項目では様々な頭痛の対処法をご紹介します。
頭痛薬
日常で起こる頭痛はロキソニンやボルタレンといった市販の頭痛薬で治療することができますが、慢性頭痛である場合、それぞれの頭痛に対して適した治療薬を用いて対処しなければなりません。
慢性頭痛にはトリプタン製剤、エルゴタミン製剤、頭痛予防薬などの頭痛薬を使用するのが一般的です。
トリプタン製剤であるイミグランやマクサルトといった頭痛薬は片頭痛の痛みを和らげてくれます。
また、トリプタン製剤が効かなかった場合はクリアミンといったエルゴタミン製剤を用います。
その他、インデラルのような頭痛予防薬を頭痛の発生を抑えるために予防的に用いることもあります。
抗不安薬
頭痛の痛みを取るために抗不安薬を補助的に用いることもあります。
例えばデパスやテルネリンといった抗不安薬には筋弛緩作用があるため、筋肉の緊張をほぐすことで緊張型頭痛の痛みを緩和することができます。
その他、抗うつ剤や抗てんかん薬を片頭痛の予防に用いることもあります。
カフェイン
片頭痛に対してはカフェインが有効です。
カフェインには血管を収縮させるはたらきがあるため、頭痛の痛みを和らげてくれます。
また、首やこめかみなどを冷やす、強い光を浴びないようにする、ツボマッサージをするなどは片頭痛の改善が期待できます。
ストレッチ
緊張型頭痛に対しては、片頭痛とは逆に血行を良くするストレッチや体を温めるような対処法が効果的です。
また、シャワーを浴びる、軽い運動をすると筋肉の緊張がほぐれ、症状が軽くなります。
禁煙
群発性頭痛に関しては基本的に病院で治療する必要がありますが、対処法としては動き回ると痛みが紛れるという話もあります。
ですが、痛みのあまり動き回りすぎて血行がよくなると余計に痛みが悪化する場合もあるので、できれば安静にした方が良いでしょう。
群発性頭痛はアルコールが誘因となって発作が現れやすいといわれていますので、特に群発期にはアルコールを控えることが必要です。
また、タバコや生活習慣の乱れによって誘発されることもあるので、生活習慣には十分に注意する必要があります。
アルコールやタバコがお好きで群発性頭痛を患っている方は禁煙と飲酒を控える必要があります。
お薬110番(以下当サイト)では、チャンピックスといった禁煙治療薬や、レグテクトやノックビンのジェネリック薬といったアルコール依存症治療薬を取り扱っていますので、群発性頭痛の群発期にどうしても禁煙と禁酒をしなければならない方にオススメです。
頭痛の原因
慢性頭痛の一種である片頭痛は、脳の血管が拡張することで三叉神経を刺激して炎症を起こすことが原因で起こります。
寝すぎ、寝不足(不眠症)、ホルモンバランスの乱れ、空腹などが誘因となって脳の血管を拡張させます。
一方、緊張型頭痛の場合は、頭、首、肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなり、神経が刺激されることが原因で引き起こされます。
緊張型頭痛は長時間同じ姿勢でいる人がなりやすく、ストレスが原因でなることも多い頭痛の一種です。
最後に群発性頭痛ですが、発生原因のすべてはまだ解明されていませんが、アルコールが引き金となって頭痛が起きることはわかっています。
特に群発期にアルコールを摂取するとほぼ確実に頭痛が起きてしまい、壁に頭を打ち付けるほどの激しい痛みに襲われます。
原因として現在有力なのは、目の後ろの血管が何らかの原因で拡張してしまうことで痛みを発生させているという説です。
また、タバコや気圧の変化などが誘因となって群発性頭痛を引き起こしているとも考えられています。
筋肉痛
筋肉痛とは運動などによって筋肉が疲労したり、損傷することによって引き起こされる痛みのことです。
この項目では筋肉痛の対処法や原因について解説していきます。
筋肉痛の対処法
この項目では筋肉痛の痛みを緩和する対処法についてご紹介します。
痛み止め
筋肉痛には痛み止めが有効的です。
市販で販売しているロキソニンやボルタレン、インドメタシンといった解熱鎮痛剤の内服薬や塗り薬、テープ、スプレーなどでも筋肉痛の痛みを和らげることができます。
塗り薬や貼り薬は筋肉痛の部位を冷却するタイプと温めるタイプがありますが、自分の状況に応じて適したタイプを選んでください。
また、内服薬はどうしても筋肉痛の痛みが我慢できないときに使うのに適していますので、むやみやたらに使用せず、なるべく自然に治すようにしましょう。
蒸しタオルなどで温める
筋肉痛の部位を蒸しタオルなどで温めることで血行を良くし、筋肉痛を緩和することができます。
逆に激しい運動などをして筋肉が熱を持っている状態のときは、冷却スプレーなどで痛む部位を冷やすようにすると効果的です。
ビタミンB1を摂取する
筋肉痛のときは豚肉や肉、大豆などのビタミンB1を多く含む食品を摂取するのがオススメです。
ビタミンB1が不足すると乳酸が発生し、疲労感や運動後に筋肉痛が出やすくなります。
疲労回復効果のあるビタミンB1を摂取することで疲れにくい体をつくってくれます。
また、ネギやニンニク、ニラなどに含まれるアリシンとビタミンB1を同時に摂取すると相乗的に筋肉疲労を回復してくれます。
筋肉痛の予防
筋肉痛は運動によって生じるので、運動前のウォーミングアップや運動後のクールダウンはその後の筋肉痛に大きく影響してきます。
筋トレやスポーツをする前には必ずストレッチや軽いランニングなどをしましょう。
血行を良くすることで怪我を予防したり、筋肉痛を発生しにくくしてくれます。
また、運動後もクールダウンをするなどして筋肉のケアをしっかりしておくことで筋肉痛は予防できます。
筋肉痛の原因
筋肉痛が起こる原因は、「乳酸の蓄積によるものである」とかつては考えられていましたが、現在では「運動によって傷ついた筋線維を修復するときに起こる痛み」だと考えられています。
損傷した筋線維を修復する際に、痛みの原因物質であるPG(プロスタグランジン)などが生成され、炎症が起きることで筋肉痛は発生します。
普段使っていない筋肉を使ったり、同じ筋肉を使いすぎると筋肉痛になりやすく、特に階段を下りるなどのエキセントリック(伸縮性)運動をすると筋線維に負担がかかりやすく、筋肉痛になりやすいといわれています。
肩こり
肩こりとは主に僧帽筋が凝る、張ることによって不快感や重苦しさ、痛みを感じる症状のことです。
この項目では肩こりの対処法や原因について解説していきます。
肩こりの対処法
肩こりは国民が自覚している症状の中で女性で1位、男性で2位となっているほど一般的なものです。
この項目ではそんな国民病ともいえる肩こりの対処法について解説します。
痛み止め
肩こりの治療に薬剤を使う場合、非ステロイド性抗炎症薬(以下NSAIDs)の内服薬や外用薬が用いられ、ロキソニンやボルタレンの外用薬などは市販でも販売しています。
また、ひどい肩こりの場合には筋肉の緊張をほぐす作用のある筋弛緩剤を用い、筋弛緩剤だけでは効かない肩こりにはNSAIDsを併用することもあります。
当サイトでは以下の商品を取り扱っています。
■筋弛緩剤
- Pain-O-Soma(ソマジェネリック)
- チザン(テルネリンジェネリック)
- ミオナール
- ミオゾン(ミオナールジェネリック)
その他、デパスのような抗不安薬を服用したり、局所麻酔剤などを注射で筋肉に注入する治療法も存在します。
マッサージ(理学療法)や生活習慣の改善
肩こりを薬剤以外で対処する方法としてマッサージや鍼灸、電気療法などで肩の凝りをほぐし、血行を良くする理学療法があります。
上記のような施術をプロにしてもらいケアすることも大事ですが、それと同時に自分の生活習慣を見直すことも重要です。
姿勢の悪さや運動不足も肩こりの一因になるので、日頃からストレッチやマッサージ、正しい姿勢を意識するなど自分自身でもできるケアを欠かさないことが肩こり解消につながります。
肩こりの原因
肩こりの原因で代表的なものは以下のようになります。
- 同じ姿勢、姿勢が悪い
- 運動不足
- 眼精疲労(ドライアイ)
- ストレス
デスクワークの仕事は同じ姿勢のままでいることが多く、さらにパソコンの画面を見続けることで眼精疲労にもなりやすいため、現代は肩こりを引き起こしやすい時代であるといえます。
また、肩こりは首や肩の血流が悪くなることで引き起こされるので、運動不足も大きな肩こりの原因になります。
肩こりにはストレッチやウォーキングなどの軽い運動が効果的で、日頃から筋肉を動かすことで血流の改善が期待でき、肩こりが起こりにくい体をつくることにつながります。
その他、ストレスで筋肉が緊張することで肩こりになる方も多いので、ストレス解消効果もある運動は最もオススメできる肩こり解消方法といえます。