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医薬品に含まれている有効成分の一覧

医薬品の有効成分

お薬110番(以下当サイト)では様々な海外医薬品を取り扱っておりますが、医薬品の中で一番重要なのはもちろん有効成分です。有効成分は、医薬品や医薬部外品などに含まれているその薬の有効性が法的に認められている効果成分の事を指しています。

例えばED治療薬のバイアグラですが、「バイアグラ」は商品名で、「シルデナフィルクエン酸」が有効成分名です。このページでは当サイトで扱っている海外医薬品の中で代表的な有効成分についてご紹介します。

EDに有効

この項目ではED(勃起不全)に有効な成分である、シルデナフィルクエン酸、バルデナフィル塩酸塩、タダラフィル、アバナフィルの順にご説明します。

シルデナフィルクエン酸

シルデナフィルクエン酸塩ですが、冒頭でも説明した通りED治療薬「バイアグラ」の有効成分です。

ED(勃起不全)とは男性特有の症状で、勃起が原因で満足に性行為が行えないことを指します。
シルデナフィルクエン酸塩はPDE5阻害薬と呼ばれており、勃起を邪魔するPDE5を阻害することでペニスの勃起を促進させることができ性行為を通常通り行う事ができます。
しかし服用しただけでは効果を得ることができず、リビドー(性的欲求)や性的な刺激がないと勃起には至りません。

シルデナフィルクエン酸の詳細はこちら

バルデナフィル塩酸塩

バルデナフィル塩酸塩はED治療薬「レビトラ」の有効成分です。

バイアグラの有効成分であるシルデナフィルクエン酸同様、性行為前に服用することでペニスの勃起を促進させてくれます。
基本的にED治療薬全般、PDE5阻害薬と呼ばれ作用などは同じですが、バルデナフィル塩酸塩は他のED治療薬に比べて水に溶けやすい性質で即効性が高く早い人だと服用後15分ほどで作用します。
服用のタイミングとして食事の影響は受けがたいですが、空腹時の方がより効果的とされています。

タダラフィル

タダラフィルはED治療薬「シアリス」の有効成分です。

今日本で処方されているED治療薬の中では一番新しい有効成分になります。
バイアグラ同様PDE5阻害薬で作用などは基本的に同じですが、タダラフィルは水に溶けにくい性質で、服用後じわじわと効きだし最長36時間も効果が持続します。
長時間作用するため副作用などは他のED治療薬に比べて弱く、その分作用自体も自然でマイルドな勃起になります。
シルデナフィルクエン酸や、バルデナフィル塩酸塩に比べて食事の影響は受けがたいですが、やはり空腹時の方がより効果的です。

アバナフィル

アバナフィルはED治療薬「ステンドラ」の有効成分です。

ステンドラはバイアグラ、レビトラ、シアリスに続く第4のED治療薬と言われています。
アメリカで販売されその後韓国などでも販売されていますが、日本ではまだ承認されていないため、国内で購入することはできません。
購入する場合は個人輸入を利用する必要があります。

アバナフィルもPDE5阻害薬であるため、基本的な作用は他のED治療薬と同様です。
最大の特徴は即効性が高く、バルデナフィル塩酸塩よりも早く効くことです。
しかし個人差がかなりあり、人によってはバルデナフィル塩酸塩との違いがほとんどない場合もあるようです。

また、他のED治療薬と比較すると食事の影響を最も影響を受けにくいと言われています。そのため、お食事やお酒の後に利用したい方にはアバナフィルが最もオススメです。

アバナフィルの詳細はこちら

ウデナフィル

ウデナフィルはED治療薬「ザイデナ(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

ザイデナは韓国の東亞製薬が開発販売しており、今ではロシアやアジアなど30か国以上もの国で流通しています。アジア人向けに開発されていて、韓国ではバイアグラの次に人気のあるED治療薬です。残念ながら日本では現在承認はされていません。

ウデナフィルも他のED治療薬と同じくPDE5阻害薬で、基本的な効果は同じです。服用してから30分ほどで効果を感じることができ、最長で12時間も持続します。

ウデナフィルの詳細はこちら

早漏に有効

この項目では早漏に有効な成分である、ダポキセチン、リドカインの順にご説明します。

ダポキセチン

ダポキセチンは早漏防止薬プリリジー」の有効成分です。

ダポキセチンと検索すると早漏のwikipediaがでるほど早漏防止薬として有名な有効成分です。
元々はSSRIに分類されている抗うつ剤でしたが、精神的興奮を落ち着かせ射精を遅らせるということが分かり、ヨーロッパの多くの国で早漏防止薬として承認されています。
ダポキセチンはED治療薬の有効成分と複合したジェネリック医薬品が多く販売されています。
特に「スーパーカマグラ」は1錠にシルデナフィルクエン酸とタダラフィル2種類が配合されており、EDにも早漏にも効果がある人気の高い商品です。

ダポキセチンの詳細はこちら

リドカイン

リドカインとは局所麻酔薬として使用されている有効成分です。

リドカインは世界で最も幅広く使われている局所麻酔薬で、かゆみ止めや虫歯治療の際の麻酔などにも使われています。
当サイトでご案内しているリドカインの商品では早漏防止薬として人気が高く、「キシロカイン」「リドスプレー」などゼリー状や、スプレー状などを性行為前にペニスに直接塗り込むことで性的感覚を感じにくくさせるため射精を遅らせることができます。

リドカインの詳細はこちら

AGAに有効

この項目ではAGA(男性型脱毛症)に有効な成分である、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルについてご説明していきます。

フィナステリド

フィナステリドはAGA治療薬プロペシア」の有効成分です。

AGA(男性型脱毛症)は、思春期以降に症状が現れる男性特有の脱毛症のことです。
フィナステリドは元々前立腺肥大症の治療薬として「プロスカー」名で販売されていますが、その後副効果などの観点から研究され男性型脱毛症にも効果があるということが判明されAGA治療薬として販売されています。
フィナステリドは5a-還元酵素阻害薬に分類されておりAGAの原因とされているDHTに男性ホルモンが変換しないように阻害してくれる作用があります。
日本では病院で処方される初めての経口タイプのAGA治療薬として承認され、現在でも多くのクリニックや病院で処方されています。

フィナステリドの詳細はこちら

デュタステリド

デュタステリドはAGA治療薬「ザガーロ」の有効成分です。

元々前立腺肥大症の治療薬として用いられており、日本では2016年からAGA治療薬として販売が開始されています。
フィナステリド同様5a-還元酵素阻害薬でAGAの原因であるDHTを生成抑制する働きがあります。
デュタステリドは5a-還元酵素のⅠ型とⅡ型両方を抑制する事ができ発毛効果がフィナステリドの1.6倍もあると治験結果もでています。

デュタステリドの詳細はこちら

ミノキシジル

ミノキシジル はAGA治療薬「ロゲイン」や「ロニテン」などの有効成分です。

ミノキシジルは日本での有名な育毛剤「リアップ」などにも含まれている有効成分育毛、発毛効果が高く海外でもミノキシジルを含んだ商品がたくさん販売されています。
元々は高血圧症の血管拡張薬として開発されており、海外ではタブレットタイプなど内服薬も承認されていますが、日本ではローションなどの外用薬しか承認されていません。

ミノキシジルの詳細はこちら

避妊に有効

この項目では避妊に有効で、低用量ピルアフターピルに含まれている、有効成分レボノルゲストレル、エチニルエストラジオールについてご説明します。

レボノルゲストレル

レボノルゲストレルは黄体ホルモン剤の一種で、アフターピル「ノルレボ」の有効成分です。
性行為後72時間以内に服用することで高い確率で避妊することができます。その確率は性行為後時間がたつにつれ薄れていきますが、逆に早く服用できれば避妊率は上がります。

緊急避妊薬とも呼ばれていて、急激に女性の体内のホルモンバランスを変化させ、排卵を抑えることで妊娠しにくい状態にします。仮に排卵や受精したとしても、子宮内膜が増えるのを抑え、着床しにくくもしてくれるのです。

レボノルゲストレルはアフターピルの他にも、エチニルエストラジオールと複合した低用量ピルである「トリキュラー」などもあります。

レボノルゲストレルの詳細はこちら

エチニルエストラジオール

エチニルエストラジオールはエストロゲン(卵胞ホルモン)の一種で、混合製剤である低用量ピル「トリキュラー」「マーベロン」「ダイアン35」などの有効成分です。

体内で分泌される女性ホルモンと同じ働きがあり、すでに妊娠している状態であると思わせ、排卵を抑えて避妊することができます。毎日の服用でほぼ100%避妊でき、さらには生理周期の整え、月経困難症、肌荒れなどの改善する効果もあります。

エチニルエストラジオールの詳細はこちら

クラミジア・淋病に有効

この項目では性病クラミジア淋病に有効な成分である、アジスロマイシン水和物、レボフロキサシン水和物についてご説明します。

アジスロマイシン水和物

アジスロマイシン水和物はマクロライド系に分類される抗生物質「ジスロマック」の有効成分です。

長時間体内に留まり、細菌が増殖するために必要なたんぱく質を阻害する働きで細菌を死滅させ、殺菌的作用があります。
クラミジアやマイコプラズマなどの感染症に有効で、第一選択薬として扱われています。他にも咽頭炎、扁桃炎、副鼻腔炎、歯周組織炎など様々な診療科で活躍しています。

アジスロマイシンの詳細はこちら

レボフロキサシン水和物

レボフロキサシン水和物はニューキノロン系に分類される抗菌薬「クラビット」の有効成分です。

性病のクラミジアや淋病を始め幅広い病原菌に対して殺菌的作用を持ちます。細菌はDNAを複製させ増殖しますが、レボフロキサシンはこの複製を阻害し細菌を死滅させてくれます。
従来の抗菌薬よりも抗菌力が強く、国内でもっとも処方されている抗菌薬の1種類となっています。

レボフロキサシン水和物の詳細はこちら

梅毒に有効

この項目では性病の梅毒に有効な成分である、アモキシシリンについてご説明します。

アモキシシリン

アモキシシリンはペニシリン系に分類される抗生物質「サワシリン(※リンク先はジェネリックです)」の有効成分です。

性病の梅毒をはじめに、淋病、咽頭炎、扁桃炎、など様々な細菌による感染症に効果的です。風邪は通常ウィルス感染のため無効ですが、細菌による二次感染を防ぐために使用されたりします。
感染症の原因である、細菌の細胞壁が構成されるのを抑制し殺菌的に作用します。

アモキシシリンの詳細はこちら

ヘルペスに有効

この項目では性病のヘルペスに有効な成分である、バラシクロビルについてご説明します。

バラシクロビル

バラシクロビルは抗ウィルス薬「バルトレックス」の有効成分です。

同じウィルス薬である「ゾビラックス」のプロドラッグで、1型・2型の単純ヘルペス、水疱瘡や帯状疱疹に有効です。
ヘルペスウィルスが感染している細胞に働きか。ウィルスのDNA鎖が伸長するのを阻止し、DNA複製を阻害してくれます。
増殖を抑えるため、発症初期に治療を始める方が効果的です。

バラシクロビルの詳細はこちら

尖圭コンジローマに有効

この項目では性病の尖圭コンジローマに有効な成分である、イミキモドについてご説明します。

イミキモド

イミキモドは尖圭コンジローマの治療薬である「ベルセナクリーム」の有効成分です。

ベルセナクリームは日本名で海外では「アルダラクリーム」として販売されています。尖圭コンジローマに感染すると特徴的なイボが性器や肛門まわりにできます。
イミキモドのクリームを塗ることでウィルスに対して免疫力を上げ、増殖するのを抑制させ、最終的にはイボが無くなります。しかし完全にウィルスを消失させることは難しいです。

イミキモドの詳細はこちら

うつ病に有効

この項目ではうつ病に有効な成分である、塩酸セルトラリン、エスシタロプラムシュウ酸塩、パロキセチン塩酸塩水和物、デュロキセチン塩酸塩、ミルタザピン、アミトリプチンについてご説明します。

塩酸セルトラリン

塩酸セルトラリンはSSRIに分類される抗うつ剤ジェイゾロフト」の有効成分です。

SSRIは選択的セロトニン再取り込み阻害薬とも呼ばれ、神経伝達物質であるセロトニンが再取り込みされるのを防ぎます。これによりうつが改善されるのです。副作用が少なくが安全性高いことから世界的に支持されています。

塩酸セルトラリンの詳細はこちら

エスシタロプラムシュウ酸塩

エスシタロプラムシュウ酸塩はSSRIに分類される抗うつ剤「レクサプロ」の有効成分です。

SSRIは塩酸セルトラリンでも説明したように、セロトニンが再取り込みされるのを防ぎ、うつ症状を改善させます。
SSRIの中でも最も選択的に阻害作用が働くため、効果は強いが副作用は少ないという、理想の抗うつ剤となっています。

エスシタロプラムシュウ酸塩の詳細はこちら

パロキセチン塩酸塩水和物

パロキセチン塩酸塩水和物はSSRIに分類される抗うつ剤「パキシル」の有効成分です。

国内で2番目のSSRIで、他のSSRI同様脳内のセロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を高めることでうつ症状や不安症状を改善させます。
同じ系統の中でもセロトニン再取り込みの阻害作用が強く、抗うつ作用だけでなく抗不安作用も持ちあわせています

パロキセチン塩酸塩水和物の詳細はこちら

デュロキセチン塩酸塩

デュロキセチン塩酸塩はSNRIに分類される抗うつ剤「サインバルタ」の有効成分です。

SNRIはセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬と呼ばれ、セロトニンだけでなく、ノルアドレナリンが再取り込みされるのを阻害し、興奮神経も刺激させることで、落ち込んだ気分を改善、そして意欲を上げます。
日本ではその他にも糖尿病性神経障害に伴う疼痛、線維筋痛症に伴う疼痛にも適応されています。

デュロキセチン塩酸塩の詳細はこちら

ミルタザピン

ミルタザピンはSSRI、SNRIとも異なるNaSSAに分類される抗うつ剤「レメロン(※リンク先はジェネリック)」、または「リフレックス」の有効成分です。

NaSSAはノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬とよばれ、SSRIやSNRIのようにセロトニンやノルアドレナリン再取り込を阻害する働きでは無く、それら自体の分泌量を上げる働きがあります。
この効果は短期間で表れ、そして持続します。

ミルタザピンの詳細はこちら

アミトリプチン塩酸塩

アミトリプチン塩酸塩は抗うつ剤の中でも古くからある三環系抗うつ剤の一種で、「トリプタノール※(リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

脳内のセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを抑制し、量を増やすことで神経の働きをよくします。
ノルアドレナリンが増加することで意欲が上がり、セロトニンが増加することで不安感を抑えて気分を楽にさせてくれるのです。作用自体は強くよく効きますが、副作用もその分強めとなっています。

アミトリプチン塩酸塩の詳細はこちら

不安障害に有効

この項目では不安障害に有効な成分である、ブスピロン、タンドスピロンクエン酸、トフィソパムについてご説明します。

ブスピロン

ブスピロンはアザピロン系に分類される抗不安薬バスパー(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

脳内にあるセロトニンの濃度を安定させることで不安感を抑えることができます。抗不安作用の他にも、不安感による不眠症などにも有効で、睡眠薬としても活用されています。

ゆっくりとした効果なので依存性が少なく、安全性が高いため安心して使用することができます。残念ながら日本でブスピロンは未承認となっています。

タンドスピロンクエン酸

タンドスピロンクエン酸はアザピロン系に分類されている抗不安薬「セディール」の有効成分です。

セロトニン1A受容体部分に作動し、一時的にセロトニンが合成、放出されるのを抑制します。心身症からくる、神経症や、自律神経失調症、不安症、緊張などに適応されています。

非常にゆっくりとした効果で発現までに2週間以上が必要です。しかし安全性が高く依存症になりにくいことから不安薬の登竜門的な存在として扱われています。

タンドスピロンクエン酸の詳細はこちら

トフィソパム

トフィソパムはベンゾジアゼピン系に分類される抗不安薬「グランダキシン(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

自律神経症などの治療薬として使用されており、ベンゾジアピン受容体に働きかけることで神経が興奮しているのを抑制させてくれます。自律神経のバランスを整え正常に戻すことで不安感や意欲の低下などを改善することができます。
また、不安感による不眠症に対しても適応されており、就寝前の不安を取り除くことで眠りやすくさせます。

トフィソパムの詳細はこちら

不眠症に有効

この項目では不眠症に有効であるエスゾピクロン、ザレプロン、ラメルテオンについてご説明します。

エスゾピクロン

エスゾピクロンは非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬ルネスタ(リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

ベンゾジアゼピン系とは異なるが、よく似た有効性、副作用となっています。日本で処方されている同じ非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬に、ゾルピデム(マイスリー)、ゾピクロン(アモバン※リンク先はジェネリック)があります。
エスゾピクロンはゾピクロンの鏡像異性体で、ゾピクロンのS体だけ抜き出しゾピクロンの半量で同等の効果を得ることができます。睡眠薬の中でも超短時間型で、入眠障害などの不眠症に適しています。

エスゾピクロンの詳細はこちら

ザレプロン

ザレプロンは非ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬「ソナタ(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

脳を休眠状態へと導いてくれる、GABA(神経伝達物質)を働かせ睡眠状態へと脳を持っていかせることにより眠りへ導いてくれます。 ザレプロンは超短時間型の睡眠薬ですので、なかなか寝付くことができない入眠障害タイプの不眠症向けとなっています。

残念ながら日本では未だ未承認となっているので、国内で処方してもらうことはできません。

ザレプロンの詳細はこちら

ラメルテオン

ラメルテオンはメラトニン受容体作動薬に分類される睡眠薬「ロゼレム」の有効成分です。

メラトニン受容作動薬は新しいカテゴリーの睡眠薬で、従来の睡眠薬のどれとも作用機序が異なります。睡眠を促す作用や、不安感を取り除く作用ではなく、睡眠のリズムを整えることで、自然な眠りへと導いてくれます。

直接的に睡眠作用があるわけでは無いのですが、その反面記憶がなくなるなどの副作用が少なく、依存症になりにくいことから安全性に高い睡眠薬といえます。

ラメルテオンの詳細はこちら

統合失調症に有効

この項目では統合失調症に有効であるアリピプラゾール、リスペリドンについてご説明します。

アリピプラゾール

アリピプラゾールはDSSに分類される新しいタイプの非定型抗精神病薬エビリファイ(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

DSSはドパミン・システムスタビライザーの略で、ドパミン系神経を正常に安定させます。統合失調症の他にも、双極性障害やうつ病、自閉症スペクトラムに対しても効能を取得しています。
うつ病の場合はSSRIやSNRIなどの抗うつ剤での治療で、十分に効果を得ることができない場合にアリピプラゾールが追加されます。

アリピプラゾールの詳細はこちら

リスペリドン

リスペリドンはSDAに分類される新しいタイプの非定型抗精神病薬「リスパダール(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

SDAはセロトニン・ドーパミン拮抗薬と呼ばれているもので、抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用を持ち合わせています。 これにより、緊張や興奮、不安感を抑えることができ、心と体両方の活動を改善させてくれます。

同じ系統の中で、陽性症状に対し強い効果をしめし、副作用も少ないのが特徴的です。

リスペリドンの詳細はこちら

てんかんに有効

この項目ではてんかんに有効であるラモトリギン、カルバマゼピン、レベチラセタム、ガバペンチンについてご説明します。

ラモトリギン

ラモトリギンはてんかん発作の予防、双極性障害の維持療法に用いられている、抗てんかん薬ラミクタール」の有効成分です。

てんかん発作の原因として考えられている、神経伝達物質グルタミンの放出を防ぐことで脳に起きている異常な興奮を抑えることができます。
日本国内では主に抗てんかん薬として処方されますが、海外では双極性障害の第一選択として用いられています。

ラモトリギンの詳細はこちら

カルバマゼピン

カルバマゼピンはてんかん発作の予防、双極性障害、三社神経痛の治療に用いられる「テグレトール(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

とても歴史の長い精神・神経用剤で、脳神経・末梢神経細胞のナトリウムチャンネルを遮断することで神経の高ぶりを抑えます。効果が出るまでに数週間必要で即効性はありません。 てんかんに部分発作に対して第一選択薬として用いられています。

レベチラセタム

レベチラセタムはてんかん発作を予防する、抗てんかん薬「イーケプラ」の有効成分です。

てんかんの発作型には大きく分けると2種類あり、脳の一部分から興奮がはじまってしまう「部分発作」と、脳全体から始まる「全般発作」の2種類です。
レベチラセタムはこの2種類の発作に有効で、大変効果が高いことから日本を含めた多くの国で用いられています。

ガバペンチン

ガバぺンチンはGABA(γ-アミノ酪酸)誘導体の抗てんかん薬「ガバペン(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

その他に、むずむず脚症候群に治療薬「レグナイト」の有効成分でもあります。抗てんかん薬として新しいタイプで、従来のものとは効き方が異なります。他の抗てんかん薬と相互作用を起こしにくくなっているため、併用治療にとても適しています

むくみに有効

この項目ではむくみに有効であるフロセミド、トラセミド、スピロノラクトンについてご説明します。

フロセミド

フロセミドはループ利尿薬に分類される利尿剤ラシックス」の有効成分です。

むくみは体に余分な水分がたまることでおこります。フロセミドは腎臓のループ状にまがっている尿細管に対して作用し、塩分と水分が再吸収されるのを抑え、その結果尿の量を増やします
血液中の余分な水分が排出されることで、むくみがとれるだけでなく血圧も下がります。

フロセミドの詳細はこちら

トラセミド

トラセミドはループ利尿薬に分類される利尿剤「ルプラック(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

心不全や、腎不全によるむくみに対して適応しており、同じ系統の利尿剤の中でも強力な作用を持ち、長時間効果が持続します。
抗アルドステロン(ナトリウム再吸収を促進するホルモン)作用があるため、カリウム保持性があり低カリウム症が起こりにくいです。心不全に関してはフロセミドよりも良い結果がでています。

トラセミドの詳細はこちら

スピロノラクトン

スピロノラクトンは、カリウム保持性利尿薬に分類される利尿剤「アルダクトンA(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

体に余分な水分を排出させ、むくみを改善させます。血圧を下げることで高血圧症や、心不全などの治療に用いられます。
抗アルドステロン薬とも呼ばれ、アルドステロンというホルモンの働きを抑えます。これにより、水分や塩分が体から排出されむくみが改善、血圧も下がります。
他の利尿剤よりも低カリウム症になりにくいですが、利尿作用はそれほど強いものではありません。ループ利尿剤などと併用して使われることが多いです。

スピロノラクトンの詳細はこちら

排卵障害に基づく不妊症に有効

この項目では排卵障害に基づく不妊症に有効であるクロミフェンクエン酸塩についてご説明します。

クロミフェンクエン酸塩

クロミフェンクエン酸塩は、選択的エストロゲン受容体調節薬に分類される不妊症治療薬である排卵誘発剤クロミッド(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

不妊治療の中でもタイミング法は第一段階の治療方法で、排卵のタイミングに合わせて治療をします。その際クロミフェンクエン酸塩を用いることで、排卵を誘発させ妊娠しやすい状態へと導きます。
そのため排卵が原因でない不妊症の治療には適しておりません。

痛風に有効に

この項目では痛風に有効であるアロプリノールについてご説明します。

アロプリノール

アロプリノールはキサチンオキシダーゼ阻害薬に分類される、痛風治療薬ザイロリック」の有効成分です。

痛風や高尿酸血症の治療に使われており、キサンチンオキシダーゼの働きを阻害することで、尿酸をできにくくさせてくれます。それにより、血液中や尿の中の尿酸値を下げることができます。痛風は関節にたまった尿酸が結晶となることで起こるため、尿酸値を下げることで痛風を治療することができます。

肥満(ダイエット)に有効

この項目では肥満(ダイエット)に有効であるオルリスタットについてご説明します。

オルリスタット

オルリスタットは脂肪阻害薬に分類されるダイエット薬ゼニカル」の有効成分です。

食事で摂取した脂肪の約30%を吸収せずそのまま便と一緒に排出させてくれるため、いつもと同じ食事をしても体重を減少させることができます。
脂肪分のない食事と一緒に服用しても効果を得ることはできません。日本では現在未承認となっています。

オルリスタットの詳細はこちら

禁煙に有効

この項目では禁煙に有効であるバレニクリン酒石酸塩についてご説明します。

バレニクリン酒石酸塩

バレニクリン酒石酸塩はニコチンを含まない禁煙治療薬チャンピックス」の有効成分です。

タバコ吸うとニコチンが摂取され、脳にある受容体と結びつくことでドーパミンが放出されます。快楽物質とも呼ばれるドーパミンは依存症を起こす原因ともなり、禁煙できなくなるのです。
バレニクリン酒石酸塩は、ニコチンよりも早くニコチン受容体に結びつきます。そして少量のドーパミンを放出させることで次第にニコチンを必要としなくなり禁煙することができます。

頭痛に有効

この項目では頭痛に有効であるリザトリプタン安息香酸、スマトリプタンコハク酸塩についてご説明します。

リザトリプタン安息香酸

リザトリプタン安息香酸はトリプタン系に分類される頭痛薬マクサルト(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

セロトニン受容体に対して作用し、拡張した血管を収縮させ偏頭痛を緩和させます。そして三叉神経に作用し、炎症を引き起こす原因を抑えます。主に偏頭痛発現時に使用する急性期治療薬で頓服用となっています。

スマトリプタンコハク酸塩

スマトリプタンコハク酸塩はトリプタン系に分類される頭痛薬「イミグラン」の有効成分です。

剤形は錠剤、鼻からの吸入剤、注射用液などの形で製剤されています。
偏頭痛は頭の血管が拡張することにより、ズキズキとした痛みがおこります。その他にも吐き気やおう吐してしまう場合なども多いです。スマトリプタンコハク酸塩は脳内のセロトニン受容体に対して作用し、拡張した血管を収縮させることで痛みを緩和させます。
偏頭痛が現れた時に早めに使用するとより効果的となっています。

高血圧に有効

この項目では高血圧に有効であるプロプラノロール塩酸塩についてご説明します。

プロプラノロール塩酸塩

プロプラノロール塩酸塩はβ遮断薬に分類される高血圧治療薬インデラル(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

高血圧症の他にも、不整脈、狭心症などの治療、さらには偏頭痛の予防薬としても用いられています。高血圧症などにはβ受容体の働きが大きくかかわってきます、β遮断薬であるプロプラノロール塩酸塩はβ受容体の働きを阻害してくれるため、心臓の拍動数を抑え血圧を下げることができるのです。

皮膚真菌症に有効

この項目では皮膚真菌症に有効であるフルコナゾール、ケトコナゾールについてご説明します。

フルコナゾール

フルコナゾールはアゾール系に分類される皮膚真菌症治療薬ジフルカン(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

抗真菌薬と呼ばれ、主にカンジタ症、クリプトコッカス症などに適応されています。カンジタ菌など、真菌の細胞膜の生合成を阻害し細胞膜を破壊させます。細胞膜が破壊された菌は増殖したりすることができず死滅していきます。
細胞膜は人の細胞にはなく、真菌に選択的に働きかけるため安全性が高くなっています。

フルコナゾールの詳細はこちら

ケトコナゾール

ケトコナゾールはアゾール系でイミダゾール系抗真菌薬「ニゾラール」の有効成分です。

剤形は、ローション、クリーム、スプレーの3種類があり、主に水虫、カンジダ症、白癬、癜風、股部白癬(いんきんたむし)などに適応されています。
真菌は細胞膜の生合成を繰り返し増殖します。その際に必要なのがエルゴステロールという物質で、ケトコナゾールはこの物質に対して作用し、生合成を阻害、その結果真菌が死滅します。

ケトコナゾールの詳細はこちら

解熱・鎮痛に有効

この項目では解熱・鎮痛に有効であるセレコキシブ、ロキソプロフェンナトリウム、アセチルサリチル酸、ジクロフェナクナトリウムについてご説明します。

セレコキシブ

セレコキシブはCOX-2選択的阻害剤に分類されている、解熱鎮痛剤セレコックス」の有効成分です。

主に関節リウマチ、変形性関節症、腰痛などに適応されており、炎症に関与しているCOX-2を選択的に強く阻害します。炎症をしずめることで、腫れや痛み、赤みなどの症状を減少させますが、症状の原因自体を抑えることはできません。
COX-1に対して影響が少ないので、胃腸障害、腎障害などの副作用が少なくなっています。

ロキソプロフェンナトリウム

ロキソプロフェンナトリウムはプロピオン酸系の解熱鎮痛剤「ロキソニン」の有効成分です。

NSAIDs(非ステロイド抗炎症薬)の一種で、痛みの成分である体内物質プロスタグランジンに働きかけます。 そしてその物質の生合成を抑えることで炎症による痛みや発熱、腫れなどの症状を緩和させてくれます。
頭痛をはじめ、腰痛、関節痛、月経痛、など多くの痛みにを生じる症状に効果を発揮させます。

ロキソプロフェンナトリウムの詳細はこちら

アセチルサリチル酸

アセチルサリチル酸はサリチル酸系に分類される酸性非ステロイド性の解熱鎮痛剤「アスピリン(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

日本国内ではアスピリンの他にも制酸緩衝剤(アルミニウム・マグネシウム系)を配合した「バファリン」、和漢(ケイヒ)を配合した「ケロリン」などがあります。COX(シクロオキシゲナーゼ)に対して働きかけ、解熱・鎮痛作用が発揮されます。
主に炎症や痛みを伴う症状の緩和として使用されており、長い歴史のある昔からの痛みどめとして知られています。

ジクロフェナクナトリウム

ジクロフェナクナトリウムはフェニル酢酸系に分類される非ステロイド性解熱鎮痛剤「ボルタレン」の有効成分です。

主に痛風、偏頭痛、痛風、尿路結石などの痛みに対して鎮痛作用目的で使用されています。他にも月経痛、歯の痛み、腰痛、傷による痛み、筋肉痛などを緩和させるなどにも幅広い痛みに対して効果的です。
COX(シクロオキシゲナーゼ)を阻害プロスタグランジンの合成を抑えることで解熱、鎮痛作用があると考えられます。

アレルギーに有効

この項目ではアレルギーに有効であるフェキソフェナジン、レボセチリジン塩酸、オロパタジン塩酸塩についてご説明します。

フェキソフェナジン

フェキソフェナジンは第2世代の抗ヒスタミン薬に分類されるアレルギー治療薬アレグラ」の有効成分です。

ヒスタミンはアレルギーと大きな関係があり、ヒスタミンが作用することにより、鼻水や痰、涙などの分泌量が増加します。他にもアトピー性皮膚炎や蕁麻疹などもヒスタミンにより起こります。

フェキソフェナジンはヒスタミンがH1受容体に結びつくことを阻害し、アレルギーが起こらないようにしてくれます。即効性も高く、副作用も少ないことから日本国内でも花粉症やアレルギー性鼻炎の薬として多く用いられています。

レボセチリジン塩酸

レボセチリジン塩酸は第2世代の抗ヒスタミン薬に分類されるアレルギー治療薬「ザイザル」の有効成分です。

アレルギーが原因で起こる、花粉症やアレルギー性鼻炎、蕁麻疹などの症状を緩和することができます。
有効成分セチリジンを主成分とした「ジルテック」と同じ効果ですが、ジルテックの副作用である眠気の少ないR体を光学分割したものが、レボセチリジンです。これにより効果は同じだが、眠気はジルテックに比べ少なくなっています。

オロパタジン塩酸塩

オロパタジン塩酸塩は抗ヒスタミン薬に分類されるアレルギー治療薬「アレロック(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

アレルギーが発症するには体内物質であるヒスタミンが関係しています。オロパタジン塩酸塩は、ヒスタミンの受容体の働きを抑えることで、アレルギーによる鼻炎や、蕁麻疹、湿疹などの症状を緩和させます。
症状は治まりますが、アレルギーの原因となるものを治療することはできません。

アトピー性皮膚炎に有効

この項目ではアトピー性皮膚炎に有効であるベタメタゾン吉草酸エステル、タクロリムスについてご説明します。

ベタメタゾン吉草酸エステル

ベタメタゾン吉草酸エステルは、ステロイド外用薬「ベトノベート」の有効成分です。

主にアトピー性皮膚炎治療薬として用いられることが多く、剤形は軟膏、クリーム、ローション、錠剤、注射、点鼻・点眼・点耳液などになります。
ベタメタゾン自体はリン酸エステル、吉草酸エステルなどの化合物製剤があります。

タクロリムス

タクロリムスはアトピー性皮膚炎治療薬「プロトピック軟膏」の有効成分です。

タクロリムス自体は23員環マクロライド・マクロラクタム構造の免疫抑制剤で臓器移植や骨髄移植の時に拒絶反応を起こさないようにする成分です。
タクロリムス配合の軟膏であるプロトピック軟膏はステロイド外用薬と同等の抗炎症作用があり、世界中で使用されています。

喘息に有効

この項目では喘息に有効であるサルブタモール、サルメテロール・フルチカゾン、クレンブテロール塩酸塩についてご説明します。

サルブタモール

サルブタモールはβ2アドレナリン受容体刺激剤に分類される喘息治療薬サルタノール(※リンク先はジェネリック)」「ベネトリン」の有効成分です。

世界中でもっとも多く使用されている気管支拡張剤で、主に吸入して使用します。その他にも錠剤やシロップ液などの剤形もあります。
吸入の場合、直接気管支平滑筋に作用するため、即効性があり速やかに喘息の症状を緩和させることができます。
気管支以外に子宮平滑筋に対しても効果があり、早産防止などにも使用されています。

サルメテロール・フルチカゾン

サルメテロールとフルチカゾンは喘息治療薬である「アドエア(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

フルチカゾンはステロイド剤で強い抗炎症作用があり、サルメテロールには気管支拡張作用があります。
これら2種類の有効成分が配合されている吸入剤を吸入することで、気道が広がり、炎症が抑えられるため、喘息発作が起こりにくくなります。

クレンブテロール塩酸塩

クレンブテロール塩酸塩はLABA(長時間作用型β2受容体刺激薬)に分類される、喘息治療薬である「スピロペント」の有効成分です。

気管平滑筋のβ2受容体(交感神経)を刺激させ、気管支を拡張することができ、呼吸が楽になりゼロゼロしている咳などにも効果的です。
その他にも尿道の括約筋に対してしめる働きがあるので、くしゃみなどで尿がもれてしまう失禁に対しても予防することができます。

認知症に有効

この項目では認知症に有効であるドネペジル塩酸塩、ガランタミン臭化水素酸塩についてご説明します。

ドネペジル塩酸塩

ドネぺジル塩酸塩はアセチルコリンエステラーゼ阻害剤に分類される認知症治療薬アリセプト」の有効成分です。

軽症から中程度のアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症などに使用されています。認知症の場合、記憶や思考などに関係しているアセチルコリン系の働きが悪くなり、思考力や記憶力も悪くなります。そのため物忘れがひどくなったり、判断することができなくなるのです。
ドネペジル塩酸塩は、アセチルコリンエステラーゼを阻害させ、アセチルコリンを増加させることで認知症に関連する症状を改善させることができます。

ガランタミン臭化水素酸塩

ガランタミン臭化水素酸塩はアセチルコリンエステラーゼ阻害薬に分類される認知症治療薬「レミニール」の有効成分です。

軽症から中程度のアルツハイマー病や、その他の記憶障害の治療に使用されています。日本国内ではドネペジルに次ぐ2番目のアルツハイマー病治療薬で、アセチルコリンエステラーゼの阻害だけでなく、アロステリック増強作用もあります。
これにより神経の働きが高くなりアルツハイマー型認知症の症状を改善させることができます。

インフルエンザに有効

この項目ではインフルエンザに有効であるオセルタミビルリン酸塩についてご説明します。

オセルタミビルリン酸塩

オセルタミビルリン酸塩はノイラミニターゼ阻害剤に分類されるインフルエンザ治療薬タミフル」の有効成分です。

ウィルスが他の細胞へ感染を広げるには、ノイラミニダーゼという酵素が必要となります。この酵素を阻害することで、インフルエンザのウィルスが増殖するのを防ぎます。
インフルエンザ自体は自然治癒ができる病気ですが、オセルタミビルリン酸塩は症状の悪化を防いだり、ウィルスの増殖を抑えることができるため使用されます。
インフルエンザにはA型B型C型の3種類ありますが、そのうちC型には効果がありません。

美肌・美白に有効

この項目では美肌・美白に有効であるトラネキサム酸、ハイドロキノン、トレチノイン、イソトレチノインについてご説明します。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は抗プラスミン剤に分類される、止血剤・抗炎症剤「トランサミン」の有効成分です。

人工合成のアミノ酸で、出血(重度の外傷、出産後、手術、重度の月経、抜歯など)の治療や予防、皮膚のシミの治療などに用いられています。
その他にもアレルギー症状や炎症による腫れなどの緩和させることができ、蕁麻疹や湿疹、口内炎などにも使用されています。

ハイドロキノン

ハイドロキノンはチロジナーゼ阻害剤に分類される美白クリームなど基礎化粧品に配合されている有効成分です。

日本国内では含有量2%までであれば、市販の化粧品として販売されていますが、それ以上であれば病院で処方してもらわなければいけません。
ハイドロキノンはメラニン合成酵素のチロジナーゼを阻害することで、シミの原因のメラニンが作られるのを抑制させるため、肌の漂白剤として使用されています。

トレチノイン

トレチノインはビタミンA誘導体に分類される成分で、基礎化粧品「レチノAクリーム」「BIHAKUENトレチノインクリーム」等の有効成分です。

シミ・シワの改善や、ニキビ治療目的などで使用されていますが、共通して肌のターンオーバーを促進させ肌のトラブルを改善させます。
ニキビ治療薬としての場合初期段階のニキビ改善、予防に使用されています。

トレチノインの詳細はこちら

イソトレチノイン

イソトレチノインはビタミンA誘導体に分類されるニキビ治療薬アキュテイン(※リンク先はジェネリック)」の有効成分です。

主に重症のニキビ治療に使用され、ニキビの原因であるアクネ菌に対し、殺菌・抗炎症作用があります。その他に皮膚のターンオーバーを正常にしたり、コメド(ニキビの元)の発生予防効果などがあり中々治りにくいニキビでも改善させることができます。
アメリカやヨーロッパなどでは20年以上も前から使用されていますが、日本では残念ながら未だ未承認となっています。

まつ毛貧毛症に有効

この項目ではまつ毛貧毛症に有効であるビマトプロストについてご説明します。

ビマトプロスト

ビマトプロストは緑内障・高眼圧症治療薬「ルミガン」、まつ毛育毛剤(まつ毛貧毛症治療薬)「グラッシュビスタ」の有効成分です。

ビマトプロストは目薬として目に直接点眼することで、目の房水量を増加させることができ、その結果眼内圧をさげることができます。眼圧をコントロールするため緑内障の治療の場合継続が必要となります。
元々は緑内障などの適応でしたが、副効果からまつ毛が濃く増えるということが判明し、現在日本でもまつ毛貧毛症の治療薬として適応されています。

多汗症に有効

この項目では多汗症に有効であるプロパンテリンについてご説明します。

プロパンテリン

プロパンテリンは抗コリン薬に分類される多汗症治療薬プロバンサイン」の有効成分です。

歴史のある抗コリン薬で1953年に誕生してから現在まで多汗症治療薬の中で唯一日本国内で保険が適応されます。
多汗症の他にも胃腸や内臓などの痙攣性の痛みを取る薬としても適応されており、胃炎、下痢、胆石、膵炎、胆管炎によるお腹の痛みの症状を緩和させる際に用いられます。

筋力アップ・筋肥大に有効

この項目では筋力アップ・筋肥大に有効であるメタンジエノンについてご説明します。

メタンジエノン

メタンジエノンはアナボリックステロドの一種で筋肉増強剤「メダナボル」の有効成分です。

筋肉はタンパク質が体内で分解や再合成することでつきます。メタンエンジンを服用することでタンパク同化作用を促進させ、また男性ホルモンであるテストステロンと同等の働きがあり筋肉を増加することができるのです。
メタンジエノンは世界ドーピング機構で禁止薬物として指定されています。

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